2021年後期令昭位戦C2/C3リーグ最終節展望 | RMU公式ブログ

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皆さんこんにちは。A級ライセンスの宮田です。

B1リーグが早々に終わってから2ヶ月あまり、各組のリーグ戦が進行していく中、これから続々と最終節を迎えていきます。
その中では一足早く、12/25に最終節を迎えるC2リーグとC3リーグの展望をお届けいたします。

なお、卓内の組合せはリーグ開始前のものをそのまま記載しているため、途中休場や当欠などにより当日の組合せと変わる可能性があります。



(C2)





1節目に+130.8のロケットスタートを決めた飯塚が突っ走って独走、このスコアは昇級当確はもちろんのこと、優勝の可能性もかなり高いと言える。続く秋山、黒松、高橋あたりも普通なら優勝争いレベルで、ここまでは仮に優勝には届かないとしても大きく削られなければ昇級の可能性は高い。

 ここから下が激戦。
特に5位の鈴木、7位の茶木、9位の中野が同卓する6卓は、3人とも圏内だが1半荘で入れ替わる程度の差しかなく、さらに同卓の野上、金澤は現状降級圏である程度まとまったプラスが必要なため、叩きあいになる可能性が高い。
それ以外の上位勢だと、赤羽は同卓に近いポイントの人がいないが、大森、麻宮辺りは同卓にもポイントが近い人がいるし、これだけ僅差だと別卓から誰かしら上がってくる可能性が高い為、自力でポイントを積み上げる必要があるだろう。

一方の残留争いは、現状▲50p前後の攻防となっている。
その中でも8卓は、残留ボーダーを挟んで上下40pほどの差の中に全員いるため、ポイントを稼ぐことが第一としても、この中での順位争いが残留争いに直結するかもしれない。
それ以外の卓は、概ね各卓1,2人が残留争いとなっているため、それぞれがスコアを伸ばすことが必要になってきそう。



(C3)




こちらは石川が独走態勢。
C2とは異なり首位通過は2ランクアップというより大きなリターンがあるため、石川とやや差が離れているとはいえ三原や鈴木あたりは昇級ボーダーとも離れているので首位を狙えるものなら狙いたいところ。
ただ、現実問題として少なくとも石川が伸び悩まないと届かないレベルの差ではある。

C3は人数の都合で残留枠が少なく、昇級ボーダーから残留ボーダーまで20pほどの差しかない。
つまり、現状降級圏にいても大トップを取れば一気に昇級圏に入る可能性もあるし、逆も然り。
例えば5卓や8卓は3人が昇級圏内、逆に6卓は3人が降級圏内だがそれぞれ残留ボーダーとそれほど離れていないので、激戦区になりそう。

一方で、マイナスが3桁になってしまっていてボーダーまで遠い人が何人もいる。
とはいえ、大きくプラスすれば残留圏まで届くこともあるかもしれないし、それが叶わなくてもできる限りのプラスをすれば僅かながらでも選手ポイントには反映されるし、こういう時の麻雀も自身の今後の為にもなると思うので、各自何かしらのテーマを持って臨んで欲しいと思う。


(文中敬称略 文責・宮田信弥)