ワンポイント・接客術~集客編

【来店するまでのプロセスを重視する】

最近はネットで予約のところも多いのですが、
通常、再来も新規の方もまずは、
『電話で予約する』
このパターンが多いですよね。

では、ここで質問です。

「何のために電話をかけてから来店していただくのでしょう。」

機械的に予約を受け付けたのでは、
来店されてからのコミュニケーションを取らなければなりません。

それだと次に繋げるには、時間がかかります。


先日、ある居酒屋に10人ほどの宴会の予約をネットでしてみました。

すると、すぐに折り返して電話をかけてきて

どのような年代なのか?

男性女性の割合は?

食べられない食材はないのか?

何か特別にこれだけは出して欲しいものはないか?

太っている人はたくさんいるか?(これは、席のゆとり)

など、聞かれました。

私は来店するまでに、ここの居酒屋の店長さんとはすっかり打ち解けて
電話の向こうで笑顔で対応しているのが手に取るようにわかりました。

初めて伺うお店というのは、少し緊張するものです。

でも、こんな風に最初に対応してくれると
来店してから何も言わなくても、安心して楽しめます。

予約を単なる受付程度に考えず、
コミュニケーションをうまくいかせる
ツールの一つとして活用するのも大切なことなのです。

$お客様の心を動かす『メンタル接客術』
ワンポイント・接客術~集客編

【感覚を研ぎ澄ませた接客】

私たちがワクワクするのは、どんなときでしょう。

どんな職種でも、お客様がワクワクするのは
まだ、見えない何かに期待をしているからです。

試験の合格発表。
これから出てくるであろうサプライズ。
初めて行く先の出会い。
初めて向かう旅行。

どれもワクワクするものばかり。

これを、提供することができた時、
お客様はまた、来たいなと思うのです。

お客様の思う「納得」や「満足」は当たり前のことから始まりますが、
そこに「感動」を与えることができた時ワクワク感が生まれます。

どれか一つでも、欠けてしまうと
お客様は離れて行ってしまうのです。


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ワンポイント・接客術~集客編

【宣伝=固定客ではない】

最近は、SNSを利用した宣伝やクーポンなども増えていますね。
それ自体は、悪いことでは、ありませんが、
宣伝はあくまでも私たちを知ってもらうこと。

大切なのは、それを見て来店したお客様が
次回また来てくださるかどうかは、
私たち次第です。

お客様は、私たちが思っているよりも
私たちの同業者を知っています。

つまり、もっといいところを知っているということです。

常に、お客様の5本の指に入るような接客を
心がけたいですね。

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