画像：ロシア軍17万人によるウクライナ侵攻は年明けを待たず、今週中にもあるのではないかと欧米のメディアが報じている!
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画像：ウクライナ周辺の地図
国境周辺に集結・展開したロシア軍17万人によるウクライナ侵攻は「侵攻前夜」とも言える状況で緊迫感を増している。
欧米のメディアは年明けを待たず、今週もしくは来週にでもあるのではないかと報じた。
ウクライナ情勢をめぐるバイデン米大統領とプーチン大統領による米露首脳会談が行なわれるようだが、それでもロシア・プーチン政権の対ウクライナでの姿勢が揺らぐことはないだろう。
それで退くようなら最初から軍は差し向けていないし、それで退くようなプーチンではない。
ウクライナのEUならびにNATO入りはロシアにとっての死活問題であるのかも知れないが、逆に言うと「対露包囲網」の重要な拠点。
このウクライナをめぐって欧州での第三次世界大戦へと突入することも予想されるが、そうした欧州での動きは極東アジアでの朝鮮半島情勢、及び台湾情勢に影響を及ぼさずにはいられないだろう。
☆全ての腐敗と堕落は「平和の代償」!
…前エントリーに引き続き、さる12月5日に東京・中央区で開催された『日本国民党』（鈴木信行代表）による党大会より、基調講演をはじめとする詳細をお伝えしたい。
：拙ブログの前エントリー
2021年12月06日 外国人犯罪と戦う『日本国民党』!
画像：戦線報告での登山裕・一陽会群馬県代表
日本国民党の友誼団体として登壇した『一陽会』（金田圭介会長、原田陽子顧問＝那珂市議会議員＝）より登山 裕 群馬県代表による戦線報告では「群馬県多文化共生・共創推進条例」への取り組みが紹介された。
同条例では日本人と外国人を区別なく扱うことを自治体として宣言したもので、特にコロナのオミクロン株が大量発生している群馬県ではブラジリアン・タウンが存在するほどに南米系外国人が多いことで知られる。
その群馬県では今年、ベトナム人による豚などの組織的な家畜泥棒や農作物窃盗が相次いだことで全国的な注目を集めた。
県内の農場では「野菜泥棒は犯罪」の立て看板が立てられるなど、これまでの県内では見られなかったことが起きているとして報告されたものだ。不法就労による入管難民法違反も増加。
群馬県内にあって業者間では前出の県条例とは裏腹に、「もう外国人は雇わない」としてそれまで契約していた外国人技能実習生の雇用を打ち切る動きが出てきているという。
「外国人従業員は出来上がった製品の品質を問わず、『出来れば良い』『出来ていれば良い』といった感覚でいい加減な仕事しかしない。このままではメイドイン・ジャパンの価値が低下する」といった懸念が強まっているようだ。
こうした事態を受け、一陽会としては県・自治体への陳情を主とした活動を通じ、「外国人への制約・制限を」とする主張を展開。群馬県での街頭行動では、飽くまでも警察庁発表の統計に基づいた演説を行なっていたところ、かの『連帯ユニオン』にも通ずる極左労組をはじめとする「妨害集団」が出現しては激しい妨害演説にも遭遇した。
「差別のないところに差別をつくる差別製造機の妨害集団」（登山氏）
一陽会の団体名は「冬（の時代）が終わって必ず春が来る」に由来。
移民・多文化共生への反対は勿論のこと、日本人の安全・日本人の権利を守り、次世代の日本人に日本を遺すことを会の方針として議員の輩出・育成に力を注いでいる。
選挙への立候補に際しては、日本国籍の保持は元より、「帰化の事実がないこと」を絶対条件としている。
…最前線からの報告に続く、メインの基調講演ではアルファブロガーで作家の鈴木傾城（けいせい）先生より「日本のどん底と今後」と題した講演が行なわれた。
画像：基調講演での鈴木傾城先生
自身が乗り合わせた電車までが止まった実体験として述べられたことだが、鈴木傾城先生の講演は今年発生した小田急線での36歳の無職・大学中退者による無差別殺傷事件から始まった。
電車内に火を放とうとサラダ油を撒いたことでネット上では失笑を買っていたあの事件だが、進学にも就職にも失敗し、非正規雇用で仕事もなく学歴もなく、お金もない容疑者の男が憎んでいたのは幸せそうな若い女性。事件で犠牲になったのも幸せそうな若い女性。
続いて京王線の車内でも同様の事件が発生し、「ジョーカー事件」などと形容された事件では実際に放火殺傷が起きている。
テレビでは「コロナ感染拡大による社会不安によって引き起こされた」などと一括りにされているが、鈴木傾城先生はこれを「大きな間違い」として一刀両断。
…若者が堕ちる傾向というのは20年以上前から起きていた。
非正規雇用の首切りから大量流出した所謂ネットカフェ難民の発生も20年以上も前から。
2019年頃まで「アンダークラス」とされた人々の数は930万人だったが、それが今年の段階で1,200万人以上に膨れ上がっている。
アンダークラスとは平均年収が180万円未満で月収に換算すると約15万5千円。
都心ではギリギリの生活を強いられるところだが、2000年代の小泉内閣の時代に竹中平蔵の主導によって導入された非正規雇用は安倍政権時代のアベノミクスによってさらに増加。
労働者の約4割がいつでもクビに出来る非正規雇用の社員となったわけだが、こうした非正規雇用に拍車がかかる限り、小田急線及び京王線で起きたような事件は来年・再来年にかけて「さらに増加する」と鈴木傾城先生は喝破する。
そして日本が抱える問題はそれにとどまらない。
非正規雇用の導入に伴なって始まったのが外国人労働者の受け入れ拡大だが、日本での外国人問題とはその84％がアジア人であり、外国人問題とは即ちチャイナ、ベトナム、フィリピン、中東系、アフリカ系、南米系などの「途上国出身者」の問題。
企業は「グローバル化」という表現を好んで使って外国人との「多文化共生」を推進。
要は企業が安い労働力を求めて海外で探してきては日本に連れてくることなのだが、安ければ安いほど良いとして人材をコスト化しては労働者の賃金を下げては、その身分まで下げさせている。
そうした中で日本人と同様に使い捨てられた外国人がギャング化しては犯罪に走り、今や外国人犯罪グループが偽造するカードは在留カードや運転免許証に限らず、卒業証書やマイナンバーカード、ギフトカード、自衛隊の身分証にまで及ぶ。
そうした組織犯罪、凶悪事件が起きる中でも末端の日本人労働者は耐えているわけだが、低所得と晩婚化・未婚化による少子高齢化…治安は悪化の一途をたどり、国への帰属心も育まれず、投票率はさらに低下。
非正規雇用に加えて1980年代後半のバブル期におけるマネーゲームも「従業員は家族」という発想から労働者を「マーケット」として捉える向きへとシフトしたのも日本社会を悪化させた大きな要因だ。
こうした状況にあって、鈴木傾城先生は講演の最後、「日本と日本民族を思い起こせ! 日本人が幸せにならないと日本はボロボロになる。日本は日本民族のものだと言える政治家が必要だ」と結んだ。
☆戦争という「外圧」以外に手段はない!
…僭越ながら筆者（有門大輔）から、では、どうすれば日本人が「日本と日本民族を思い起こす」に至れるのか？ そこに付け加えさせて頂きたい。
未だ「戦後日本」とされる現在にあって政治不信も投票率の低下も…非正規雇用に基づく労働市場の混乱も利権構造による腐敗も…治安の悪化と教育の荒廃も…失業者と精神疾患者の増加も…男らしさの喪失も女らしさの喪失も…晩婚化・未婚化による少子化も…その元凶は三四半世紀以上にわたって「平和」だったということに尽きるもので、全ては「平和の代償」。
戦後の何がダメかと言って昭和20年代30年代の日本人はまだ良かった。敗戦直後の混乱期、ろくに食べ物もなかった時代だったというのに三国人アウトロー集団が暴れたとなれば当時の日本人には団結してこれを制圧するだけの力があった。
当時の日本人は食べる物も違えば育ってきた環境も今とは違っていたため、体の芯から強かったのだろう。
カルト宗教が蔓延るような隙間もなかった。国土防衛に対する認識もネット情報化の現代日本人より遥か高かった。
…日本人が日本と日本民族を思い起こすには戦争という「外圧」しかない!
幸い…とは言えないが、戦争という外圧は「向こう」から迫って来ている！
過去、国政選も含めた日本国民党の選挙運動を通じ、チラシに謳った安全保障の強化・向上の公約を見た有権者から言われたことは「戦争がしたいのか？」ということだった。
戦争がしたいも、したくないも、好むと好まざるとに関わらず戦争の危機は向こうから迫っている。
欧米各国は原潜をはじめ、艦隊を東南アジア・極東アジアにまで展開させるなど、既にどこの国も戦時下の臨戦体制。
こういう状況で憲法改正や防衛費の増額に基づく敵基地攻撃能力の保持・整備をやっていても間に合わない。
訓練以外では実弾もなく、戦えない軍隊（自衛隊）で戦えない装備をいくら揃えたところで意味がない。
まずは自衛隊の在日米軍への投入・編入による下部組織化。これが日本なりの戦時体制への移行。
戦後日本は「朝鮮戦争」と「ベトナム戦争」という米国が戦った二度にわたる「反共戦争」に巻き込まれずにきた。
しかし、今度のチャイナ及び北朝鮮との新たな反共戦争にあっては日本は到底、無事ではいられない。
それはウクライナ情勢にも関連する対露を含めた第三次世界大戦となるかも知れないからだ。
画像：かつてGHQ統治下の日本で発足した警察予備隊（自衛隊）は約三四半世紀ぶりに元の姿に戻ることになるのかも知れない!
画像：かつてGHQ統治下の日本で発足した警察予備隊（自衛隊）は約三四半世紀ぶりに元の姿に戻ることになるのかも知れない!
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