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総裁選・「岸田新総裁」 3A体制(安倍・麻生・甘利)

2021-10-01 | 報道・ニュース
 
今の日本に猶予はない 自民党総裁に岸田氏  政治部長 吉野直也 日経新聞 021/09/30
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菅首相に花束を渡す岸田氏(29日、東京都港区)

自民党が望んだのは党内の「安定」だった。菅義偉首相の総裁選不出馬で、各社世論調査の自民党の政党支持率が上がった。多くの国会議員が抱いていた次期衆院選への不安は和らいだ。

首相の交代以上の党内の「変化」を求めず「結束」を重視したようにも映る。

日本の有権者のわずか1%程度であるとはいえ、党員・党友の多数は河野太郎氏を支持した。

そこからうかがえるのは河野氏の異端ぶりに期待する現状への危機意識と改革願望だ。決選投票を制して新総裁になった岸田文雄氏はその点を認識しなければならない。

世界同時進行の新型コロナウイルスへの対応を巡り岸田氏ら総裁選の候補が感染「第6波」への具体的な対処法を示すことができたとは言い難い。

そこに自民党内に「顔」を代えれば衆院選は何とかなるのではないかという緩みが感じられる。世界の中で日本の競争力を高めるために政策をどう磨くかよりも、自分の選挙に有利か否かを最優先に考える自分ファーストの発想だ。

 新型コロナで露呈したのは日本の統治力の脆弱さにほかならない。

首相が非効率な医療体制の改善を指示しても迅速に動けない霞が関の縦割り体質と官僚の劣化、国と地方の責任の押しつけ合い。それらに遅れていたデジタル化が加わり、医療現場の混乱は今なお続く。

岸田氏に課されるのは党内の「安定」ではない。危機を直視し、覚悟を持って不断の改革をやり遂げることだ。政治部長(政治・外交グループ長) 吉野直也

 

中日スポ

麻生太郎氏の副総裁起用にダメだこりゃ「自民は換気の悪い密の部屋」と落胆の声が続々 

 自民党の岸田文雄新総裁が副総裁に麻生太郎副総理兼財務大臣の起用を固めたニュースを受け、ツイッターでは「麻生太郎氏」がトレンド入り。硬直した印象のある党人事に落胆の声が多く寄せられた。

 副総裁人事のニュースが流れると、ツイッターでは「麻生太郎氏」がトレンド入り。「旧弊をがっつり温存か。ダメダメだな」「ダメだこりゃ」と落胆の声が寄せられたほか、「自民は換気の悪い密の部屋」「ここまで来ると変わらなすぎて悔しい」と、新しい風が吹かない党人事を憂慮する声が相次いだ。

 岸田新総裁は29日の総裁選で、河野太郎行政改革担当大臣を破って新総裁に選出。「総裁選は終わりました。ノーサイドです。全員野球で自民党が一丸となって衆院選、そして参院選に臨んでいこう」とあいさつした。

河野太郎氏、広報本部長に“冷遇”で想起される「第二の小池百合子」の道21/10/01
自民党総裁選に敗れた河野太郎氏(雑誌協会代表取材)© NEWSポストセブン 提供 自民党総裁選に敗れた河野太郎氏(雑誌協会代表取材)

 自民党総裁選に勝利した岸田文雄・新総裁のもと、新たな党人事が固まった。岸田氏の選対顧問を務めた甘利明氏が幹事長、総裁選で3位と健闘した高市早苗氏が政調会長に抜擢される中、岸田氏に決選投票で敗れた河野太郎氏は広報本部長への起用が決まった。

実際には行政改革担当相・ワクチン担当相から外す“冷遇人事”との見方がもっぱらだ。自民党関係者が語る。

「党の要職とみなされるのは幹事長、政調会長、総務会長に選対委員長を加えた四役まで。広報本部長と言えば党のスポークスマンのように聞こえるが、党の発表や会見はこれまで二階俊博・幹事長や野田聖子・幹事長代行らが行なっており、広報本部長が表に立つ機会は少ない。河野さんの前任者が有村治子さんであることを知っている方がどれだけいるでしょうか」

 この広報本部長という肩書きから、「第二次安倍晋三政権における小池百合子氏に重なって見える」と、全国紙政治部記者は話す。

「安倍さんがかつて小池さんを冷遇するために行なった人事が、広報本部長への起用でした。安倍さんは、第一次安倍政権時代に小池さんを女性初の防衛大臣に抜擢したにもかかわらず、2012年の党総裁選で小池さんが石破茂さん支持に回ったことに激怒した。総裁選後、安倍さんは党役員人事で小池さんを広報本部長に据えました。

 

 今回の件は、その時を思い起こさせる。岸田さんというより、人事に強い影響力を持つ安倍さんの意向が働いているのではないでしょうか」

 今後、河野氏が小池氏と同じ道を辿る能性はあるのだろうか。

「初の女性総理を目指していた小池さんは自民党内にいる限界を感じ、党を飛び出して東京都知事選に出馬した。では、河野さんも今後党を飛び出すかと言われれば、現段階では可能性は低い。

 河野さんには、“父・河野洋平さんが最終的に総理になれなかったのは、一度自民党を出てしまったことが影響した”という思いがある。当分は冷や飯を食わされても、我慢して捲土重来を期すしかないという考えではないでしょうか。安倍さんや、同じ麻生派でありながら河野さんと犬猿の関係にある甘利さんからすると、それが分かっているから露骨な冷遇人事ができたとも言える。“出られるもんなら出て行ってみろ”ということです」(同前)

 ほんの数日前まで総裁候補の本命と目されていたのだが……総裁選は天国と地獄である。

 


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1 コメント

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総裁選・「岸田新総裁」 3A体制(安倍・麻生・甘利) (Unknown)
2021-10-02 15:26:04
#総裁選
「結局3A支配」岸田氏に失望の声ツイート
岸田新総裁は「結局3A支配」生まれ変わった自民党に失望の声 (女性自身) 2021/10/02
政権人事「論功行賞」色濃く=安倍・麻生氏に配慮―岸田氏 (時事通信) 09月30日
自民党人事「3A」影響色濃く…二階氏の影響力排除を期待する声も 河野氏は主要ポスト外の広報本部長に (スポーツ報知) 

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