カラオケバーの化粧室で家内が彼女に”彼と踊るのを嫌がったという事は、彼との結婚は考えられないと解釈してもいいのね!”と言ったところ、彼女は”いいえ。交際を止めたいとは思っていません。”と言って来たのだった。家に帰ってからその事も彼に伝えた上で、私は正直にまず彼女とは結婚まで行かないでしょう。一緒に踊るのを嫌がったと言うのはそういう事ですよ。と再度彼の傷を抉る話をしたのだった。

しかし彼の方は彼女が交際を断って来ていない以上、自分はこのまま彼女のと付き合いを継続したいと言うのであった。彼女自身明日は早朝から来ると言っていたので、来たらもう一度きちんと話をしましょう。それから最終決断をしても遅くはないから。と言ってこの日は床に就いた。

 そして次の日何事も無かったように彼女が従姉妹であるうちの秘書と一緒に事務所にやって来たので、まずは家内と私が秘書を交えて彼女と話をすることにした。

 昨日の件があっても君との交際を続けたいと言う彼の意思を告げた後、我々はどう考えても君が彼と結婚するとは思えないという話をした。

 そして釜を掛ける様に、”彼のどこが一体嫌いなの?”と尋ねたのだが、彼女は”嫌いだなんて思ってません。”と言い張ったのであった。こんな押し問答が2時間以上続いただろうか。

 彼女がやっと実は自分はほっそりとした体型の男性が好みであると白状したのであった。それなら納得である。以前偶々会った、うちの会員さんを好みだと言っていたのだが、がりがりと言って良いほど痩せていたのを思い出したからである。

 では一体どうして彼女は直ぐに断らなかったのか?ただ単にデートをしながら自分の好きな事をしたかっただけなだろうか?それともお金目当て?、しかしそれは無いだろうと言うのが私の見解であった。

 秘書からうちの方針は耳が痛くなるほど聞いているだろうし、以前会員男性と会った際に彼が付き合っていた女性が、如何に性悪女だったのかという話を私の口から直接聞いており、我々を騙して男性からお金を巻き上げる事は不可能だと感じている筈だからである。

 ではどうしてだったのだろうか?その後も秘書に真相を探らせては見たのだが、事実は闇の中である。そんな状況の中で今回年末にお見合いしに来られたO氏から彼女に交際の申し込みが入ったのであった。

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