~フレイルを知ろう、高齢者のための住まい~ | 繋ぐ!繋げる!!れおくん

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走り続ける暑苦しい~保険営業マンの日々の日記
生保・損保やってます。
喜びを見出して営業として30年やっております。
海外の資産運用・保険などもご紹介しています。

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[1]知っ得ミニ情報!

    介護保障ガイドより(1)

   ~フレイルを知ろう、高齢者のための住まい~

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●フレイルを知ろう

みなさんは「フレイル」という言葉をご存じですか?
フレイルとは、要介護状態に至る前段階の、年を取って身体や心の働き、社会
的なつながりが弱くなった状態を指します。

フレイルをそのまま放置すると、要介護状態になる可能性があるため、“早め
に気づいて適切な取り組みを行うこと”が大切です。「おいしいものが食べら
れなくなった」「疲れやすく何をするのも面倒」「体重が以前より減ってきた」
という傾向は要注意です。とくに高齢期のやせは肥満よりも死亡率が高まるた
め、65歳を過ぎて病気でもないのにやせてきたら、メタボ予防からフレイル予
防への切り替えどきだと考えましょう。

フレイル予防のポイントは、「栄養」「身体活動」「社会参加」の3つ。バラ
ンスの取れた食事と口腔ケア、ウォーキングやストレッチなどの身体活動、趣
味やボランティア、就労などの社会参加を毎日の生活に取り入れ、活力に満ち
た日々を送りましょう。

また、フレイル予防には、「たくさん食べて、たくさん笑って、たくさん出か
ける」ことが望ましいとされていますが、新型コロナウイルス感染症が拡大す
る中では、人が多く集まる場所を避けることなどが必要とされるため、以前の
日常と同じように「通いの場」などに積極的に出かけることが難しい状況もあ
ります。
家に閉じこもりがちになると、高齢者は「動かないこと(生活不活発)」によ
る心身や脳の機能低下など、健康への影響が危惧されます。先の見えない自粛
生活のなかでフレイルの進行を予防するためにも、動かない時間を減らして、
ラジオ体操などの自宅でもできるちょっとした運動で筋肉の衰えを予防し、身
体を守りましょう。

●高齢者のための住まい

介護サービスを受ける高齢者のための住まいには、その目的や提供するサービ
スの違いなどによってさまざまなものがあります。

(1)サービス付き高齢者住宅
 高齢者が生活しやすい基本的な設備の条件を満たし、生活支援サービス(安
 否確認・緊急時対応・生活相談)等を受けられる高齢者向けの賃貸住宅です。
(2)介護保険施設
 公的介護保険の施設サービスに指定されている施設です。「介護老人福祉施
 設(特別養護老人ホーム)」「介護老人保健施設」など4種類あり、要介護と
 認定された人のみ利用できます。
(3)有料老人ホーム
 「介護付き有料老人ホーム」では、食事等のサービスと共に介護サービスの
 提供もあります。「住宅型有料老人ホーム」では、食事等のサービスが付き
 ますが、介護が必要になった場合は外部の在宅サービス事業者と契約して介
 護サービスを利用します。「健康型有料老人ホーム」は、自立した生活を送
 れる人が対象で、介護が必要になると原則退去しなければなりません。

その他に「軽費老人ホーム(ケアハウス)」や「認知症高齢者グループホーム」
などもあります。

当センター発行の小冊子「介護保障ガイド」(2021年7月改訂版)から一部を
紹介しました。公的介護保険制度と生命保険会社の介護保険の仕組みなどにつ
いて、図表やQ&Aなどを豊富に交えてわかりやすく解説しています。
ぜひご一読ください!

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◆発行:公益財団法人 生命保険文化センター
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