みなさん、こんにちは!
Managed Paymentsの登録が告知通りの期限であるのなら、残りは10日間程度となってきました。
セラー側としてはPayoneerを何とかしろよと思う部分はかなりあります。
しかし、その一方でMP専用窓口を見ると説明を全く読んでいない方も多そ、そういったところの対応でも混乱はしているのだろうとは感じています。
ebayも手数料の計算機ぐらいは作っておけば、Managed Paymentsの手数料をPayoneerに確認するようなセラーさんの行動は抑えられると思うんですけどね。(Payoneerに確認する内容ではありません)
さて、そんなManaged Paymentsへの移行期間中ではありますが、その陰に隠れてebayがいろいろと動いているようです。
その影響でエラーが発生したり、アクセスが安定しないなど様々な問題が発生しています。
今回はざっくりとではありますが、最近のebayがやっていることについて紹介してみたいと思います。
1.翻訳機能、いきなりの実装
ある日、商品を見たら勝手に日本語に翻訳されていました。
アカウントによってタイムラグはあったようですが、現在はほとんどのアカウントで実装されていると思われます。
右上部分の表示(赤枠)でEnglishを選択すると元に戻ります。
2.Descriptionの翻訳機能
私のストアでは8月8日にこの機能が実装されたようです。(その日に気が付きました)
こちらは複数の言語が選択できるようになっています。
確認した限りではDescriptionでのみ有効なようです。
3.Descriptionのフィルター強化
以前は商品の説明に@マークを入れると、後で修正が必要とメッセージが届くような仕様でした。
現在は「在庫切れの場合」のような商品を送れない場合があるようなニュアンスの言葉を入れるとエラーが出ます。
例えば「すでにメーカー在庫がないので貴重な商品です」といった文言でもエラーが出てしまいました。
4.メッセージのフィルター強化
これは以前からあったものですが、最近はスルーされるケースが多くありました。
ここのところの傾向としてはバイヤーさんが送信するメールアドレスは、そのまま送信できるケースが多いです。
しかし、セラー側からの場合はエラーとなるケースが増えてきました。
バイヤーさんから来たメールアドレスを含むメッセージに返信をすると、セラー側としてはメールアドレスを入れていないのに、バイヤーさんのものに反応してしまう場合もありました。
また、ここのところではebayにメッセージを送るときに、一部の記号などが含まれるとエラーが出る場合があります。
********** こんな感じのものを送ろうとしたときにエラーが発生、削除をすると送信が出来ました。
5.メッセージのエラー時の表示
こんな感じの画面が表示されます。
これが標準になるのかはわかりません。
6.インプレッションの集計時間のエラー
こちらは変更されるのか、エラーなのかはわかりません。
通常はUSAの時間に合わせて集計が表示されていたと思うのですが、ここ最近は全く違う時間で集計がしめられたりしていました。
わかる範囲では8月6日に元に戻ったので、おそらくはエラーだったのだと思います。
7.Advanced SearchでのSoldで表示される時間
以前はUSAの時間になっていますが、私が見ているものでは日本時間になっています。
今後はどうなるのかはわかりませんが、アクセスするユーザーによって調整されるようになるのかもしれません。
8.ストアトップに商品が表示されない
これはアカウントごとで違うのですが、すでに修復されているアカウントもあります。
まったく表示されない。
非常に少ない。
数が安定しない。
症状は様々ですが、売上への影響はそこそこあります。
なにしろ、バイヤーさんが商品を探しにストアに行っても商品がないわけです。
影響がないわけがありません。
9.See other itemsをクリックしても商品が表示されない(少ない)
こちらは6月ぐらいに多かったエラーです。
現在は修復されているようですが、ストアと同様に影響が大きいです。
10.画像のリンク切れ
外部のサーバーを利用している場合に発生しています。
厳密にはリンク切れというよりも、編集時などに画像部分にエラーが表示されます。
画像のURLがhttpsになっていないのが主な原因と考えています。
画像の修正が必要な場合はSeller HubのTasksに表示されます。
以上、他にもいろいろとあるのですが、ざっくりとはこんな感じですね。
傾向としてはエラーや修正があるときは売上が不安定になります。
こういった場合の対策はほとんどないのですが、複数のアカウントで販売を分けるとリスクを分散することは出来ますね。
経験上、すべてのアカウントが不安定になるケースは少なく、一つのアカウントでエラーが出ても、残りのアカウントでカバーできている場合が多いからです。
1アカウントのみで販売を続けるのであれば、TasksのSuggested actionsにしっかりと対応することです。
特に時間があるときには売れ筋だけでもいいので、Add recommended item specificsへの対応を重視するべきでしょう。
また、商品説明の充実、画像の追加、サイズの大きな画像への変更、商品タイトルへの動的な要素の追加などが効果的です。