先月の終わり、金魚の先輩の奥様に誘われ
あるところにランチを食べに行った。
初めて行った所なのになぜか心地よさを感じてしまった私は
吸い込まれるようにそのお店に今月もまた訪れてしまった。
料理は無添加ヴィーガン…といったらよいのか…
味も食材も私の体にフィットした。
そう感じるのは、私は家族で外食をほとんどしないほうだがすればお店の料理によって
食後30分以内にトイレを探さなければならないアクシデントに見舞われる。
油が合わなかったりが理由だ。
もうひとつ、
心地よさの理由がそのお店に集まる面々が強烈に個性的。
強烈なのにホッとする不思議。
(そういや金魚仲間もセンセを始め、皆強烈な個性持っとるわ…)
私は自分の居場所のひとつを見つけた気がした。
奥様、出会えた方々に感謝である。
先輩には…一応?感謝かな? 笑
昨日、金魚のお世話の後、野鳥を探しに近くの山に出かけた。
すると私の憧れのおば様にバッタリ。
そのおば様はアマチュアカメラマンで野鳥を主に撮っている。
いつかその方と野鳥の話がしたいと思っていたが
まさかそれがこの日、実現するとは!
「一緒に山を歩くかい?」
誘って頂いてもうもうただただ嬉しいばかりで
暫く足が地についていなかった。
すぐにおば様は鳥を見つけた。
「ほら、キセキレイ。尾羽をピコピコさせて…かわいいねぇ。」
私が気づくとキセキレイは沢の近くをチチンチチンと鳴きながら波の形を描くように飛んでいった。
また少し歩を進めるとヒッ、ヒッ…と聞こえてきた。
「むーみんさん、ルリビタキが近くにいるよ、探してみて。」
やっぱり先に見つけたのはおば様。
沢のわりと水の流れがゆるい所にいた。
平たい石の上でなにやら迷っているような仕草を見せていた。
あっ、水浴びを始めた!
「歩きながら鳥の水浴びに遭遇するのは珍しいことなのよ。だいたいこのあたりで水浴びをするだろうと予測して待って見る事がほとんどだからね。」
そっか…そうなんだ…
二時間ほど山を歩いた。
抱卵しているのではなかろうかと思われるエナガの巣を遠くから見守ったり…
(※エナガはオスとメスが交互に卵を抱くらしい。メスが卵を抱いている時、オスが巣に帰って来るのは遅く、逆にオスが卵を抱くとメスはすぐ巣に戻ってくるという。)
シジュウカラやヤマガラが巣作りの為の物件探しをしているところを目の前で見たり…
もしかして私は今夢の中を歩いているのではないかと錯覚さえしてしまうほど
そこには今まで肉眼で見たことがない鳥の世界が広がっていた。
さて、
このブログはらんちゅうのブログ…ですよ?
けれど
暫くは私の現実逃避に付き合って下さいませ。
こんな変ならんちゅう飼いもいるんだな…と。