１２月１５日

実家の妹から叔母が急逝したとの連絡がありました。

今月初めから入院しているとのことで

次の３連休にお見舞いに行こうと思っていた矢先の訃報でした。

小さい頃から可愛がってくれた叔母でした。

料理がとても上手で

それもとっても手早くて

秘かにゴッドハンドと称していました。

20数年前、くも膜下で倒れ

そのゴッドハンドが不自由になってしまい

言葉もいくつかしか喋れなくなりました。

それでもいつでも前向きに生きていた叔母でした。

棺の中の叔母は

とっても綺麗な顔をしていました。

今にも目を開き

口癖だった「すみませんね」と言い出しそうでした。

何度も何度も

「おばちゃん」と呼んでみましたが

やはり叔母は帰ってきてはくれませんでした。

大きな手術を控えていたのに

その日を待たずにとっとと逝ってしまいました。

まったくこんな時までせっかちなんだから。

きっともう誰にも迷惑をかけたくなかったのでしょう。

そういえば、葬儀の日も

とっても穏やかなお天気でしたし

日曜日だったので会社も休まずにすみました。

なんだか叔母らしいなと思いました。

息を引き取る寸前に

とてもはっきり「おかあさん」と言ったそうです。

きっと天国の祖母が迎えにきてくれたのでしょう。

今頃は天国で祖父や祖母と

昔のように

美味しいそうに

タバコの煙をフーッと燻らしていることでしょう。

　　トッコおばちゃん、

　　いろいろ心配かけてごめんね。

　　私は大丈夫だからね。

　　うちのお父さんを連れていくのは、もう少し待っててね。

しめっぽくなってしまいすみません。

明日からまた元気に更新していきます。