今もまだ夢心地
久しぶりにそんな時間を過ごしてきました
「今井さんのブイドイを聴いてこの世界に入ったんです！」
と言う坂元さんの言葉に、
「え？本当？」って驚くキーヨ。
「何度も言ってます！」とつっこむ坂元さん
完璧な司会進行の幹二さんに、
まったくしゃべる気なさそうににこにこのキーヨ。
その姿を微笑ましく見守りつつフォローを入れる禅さんに、
幹二さんのトークに合いの手を入れすかさず絡もうとする坂元さん。
4人それぞれかわいすぎる
可愛すぎるのに、
歌いだすとそれぞれものすごいバズーカボイスで圧がすごい
そんな夜を過ごしてきました
知り合った人に、ミュージカルが好き。というと、
「どんなミュージカルを観るの？」と聞かれて地味に困る
私は姉の罠にはまって宝塚沼に足を突っ込んだ後に、
そこで出逢った友達から誘われて
TSミュージカルの「タンビエットの唄」を観て衝撃を受け、
そこからTSミュージカル作品にとりつかれて坂元健児さんにおちる。
という経過をたどったので、
王道ミュージカルは後から観るようになった珍しいタイプ
坂元さんが元劇団四季の初代シンバってことも後から知った
坂元さんのおかげで、レミゼもサイゴンも、
色々な作品を観ることができたし、
度々コンサートを開催してくれたおかげで、
知っている曲も増えました
だから、そんな自分が石丸幹二さんの30周年記念コンサートに行って、
ほとんど知っている曲で楽しめたという事実が、
私のミュージカル好き人生の成長を感じた夜にもなりました
友達から拝借させていただきました。
「ふるさと」を聴くと、
今でも「ガランチード」の大楽で、
涙で歌えなくなってしまった畠中さんがフラッシュバックする
浅利慶太先生への献歌として歌ったという
「愛した日々に悔いはない」は、
サンチョル兄さんへの想いと重なって悲しみを昇華できた気がしました
友達は「時が来た」が聴きたいと言っていたから、
聴けてよかったね
その曲その曲に、想いが詰まっていたりするんだよね。
パレードの「ふるさとの赤い丘」を、
まさかのこの4人での歌唱は圧巻
私にもあの大木と赤い空と、大量の紙吹雪が見えました。
あのもどかしい想いがすぐによみがえる
今井バルジャン・禅ジャベール・坂元アンジョ時代に通った身としては、
この3人の「民衆の歌」も感涙ものでした
おじさん3人だけど、多分革命成功しちゃう。
なんかコーラスが聴こえてきた気がした。幻聴！？笑
そのくらい力のある民衆の歌でした
しかも、東京フィルハーモニー交響楽団の
フルオーケストラ演奏です。
なんて贅沢なんだ
こんな素晴らしい夜は、
一杯ひっかけて帰りたくなった
(もちろん直帰しましたが)
コロナ禍で延期や中止や配信や、
色々な経験を経て、
久しぶりのこの高揚感
私こういう世界が大好きだった
落ちかけていた観劇意欲がもりもりと湧き戻った時間でした
なかなか止まらない拍手に、
観客みんな同じ気持ちだったことも感じました。
幹二さんもキーヨも禅さんも坂元さんも、
それぞれすごくいい顔をしていて、
御贔屓の幸せそうな顔を見れて、
その時間を共有できたことも嬉しくて
とにかく、
音楽の力ってすごいなあ
最後のアンコールはソロ歌唱だったので、
もうゲストは出てこないのかなーと思っていたところに、
再び呼んでくれて、最後の最後は4人での
「今、この時」
ありがとう、幹二さん。
本当に本当にありがとう。
セットリストも最高でした
4人でなにか結成したい！と言ってくれてありがとう。
私ももっともっとこの4人での歌唱が聴きたいです。
最高でした
このまとまらない文章、
いまだ興奮状態のようです
同じ空間にいたけれど会えなかった友達がいたことが後から発覚。
でも、ＳＮＳ上でこの感動を分かち合えて、
それがまた嬉しい夜でした
また観劇後にみんなでワイワイ感想を語り合える日がきますように。
それまでみんな、
元気にこのコロナ禍を乗り切りましょう
あー幸せだー
