投稿して結果をシェアしよう♪
確かに癒しが最近足りていなかった気がする…
途中からしんどくてしんどくて。
幕が下りるとき、涙がポロポロと零れ落ちて
たまーにくる、この幕が下りるときの涙。
これを感動というのだろうなと思っています
ミス・サイゴン 東京前楽公演を観させていただきました。
前の週には、中止公演もあり、
観ることができなくなった友達もいます。
キャストの変更もありました。
それでもなんとか幕を開けてくれたこと。
どんなにか苦労があったことかと思います。
様々な人たちの苦労と努力と想いのもと、
再び上がった幕。
客席も、熱い熱い拍手でございました
もう。泣く
おけぴ貸切で、伊礼エンジニア・屋比久キム・海宝クリスを観て、
このキャスト陣も本当に本当に素晴らしかったのだけど、
やはり、中止後の前楽公演は、
自分の中の想いもより強かったのだと思います
そして、気になってやっぱりどうしても観たいと、
後からチケットを追加した東山エンジニア・充希キム。
幕間に知った、充希キム、本日マチソワだと
キムのマチソワ！なんてハードな…
そんな想いも持ちつつの観劇。
東山エンジニア。
泥臭く、時に民衆に埋もれ存在感を隠すのもうまく、
そしてキレッキレに輝くアメリカンドリーム
さすがのダンサーさんで、手の所作まで美しく、
ピタッと本当に格好よく決まったところに、
照明がここぞとハマり、
なんて美しいアメリカンドリームなんだろうと感動しました
それ故に、それ以外とのギャップが大きく、
物語がわかりやすくなっていた気がします
エンジニアの夢、果てた瞬間。
幕が下りるのと同時に空を仰ぐエンジニア…
切ない。。。
語りだしたら止まらなそうなので控えますが、
「観れてよかった！！」この一言に尽きます
チケット手配してくれた友達に感謝です
屋比久キムは、本当に「初めてなの」がピタッとハマり、
わけもわからないまま恋に落ちて翻弄されていく弱さを感じましたが、
(それがキムに合っていてとてもよかった)
充希キムは、強い意志を持ったキムに感じました
目力がすごい。
マチソワとは思えない熱演で、すっかり心を持っていかれてしまいました
タムを守りたい。
タムをアメリカに連れて行って。
この強い気持ちがまっすぐにとんできて、
なんでどうしてどうにかならないのかーーーーーってなりました
悲しくて悲しくて。
演じる人によって、人物像がそれぞれ違い感想も変わる。
複数キャストの面白さを改めて感じました
まあ、だからこそこのコロナ禍で、
観たかった組み合わせが観られない人が多々いたことの悲しみは、
忘れてはいけないけれど。
それにしても、ジョンですよ
クリスのダメ男っぷりをたたく人多いし、
私も最初はそう思っていたけれど。
元凶、ジョンじゃない
クリスにキムをあてがうのもジョンだし。
休み取りたいって懇願するクリスに1日だけだぞって中途半端したのもジョンだし。
おかげで行き違いのまま帰国することになって。
ブイドイ救うのはいいけれど、キムにクリスが既婚のこと言えないし。
クリスとキム探している間にキムとエレン鉢合わせるし。
エレンとクリスの「援助しよう」に呆れてるけど、
ジョンはどうしてほしかったんだ
っていつも思う
でもこの疑問、不思議と御贔屓坂元ジョンの時は感じなかったのよね。
贔屓目ってこういうことなのかしら。
演出が変わって感じ方も変わったとか？
こんなにジョンにダメ出ししていますが、
理生ジョン、好きですよ
自信たっぷりで、つぶれそうなクリスを
心配しているんだなっていうやさしさはすごく伝わってくる。
サンウンクリスもまっすぐで純粋な青年なのねって。
だからキムを救うことで自分も救われたかったのだろうに、
それもできずにアメリカに帰国して。
うん、やっぱりクリスもクリスなんだけれど。
でもそれが戦争ってことですよね
仕方なかった。
西川トゥイも、キムへの愛が感じられて、
キムはクリスと出逢っていなければトゥイとそれなりに平和に暮らせたんじゃ…
とすごく思ったり。
洗脳って怖いなあと思ったり。
まあだからそうやって翻弄されてしまうのが戦争なわけで。
こんなに不幸が連鎖するから戦争はダメだよって。
そういうことですよ。
戦争が起こって辛い思いをするのは一般庶民で。
偉い人たちは命令しているだけで自分たちは高みの見物ですからね。
ミュージカルを観ていると、歴史に学ぶことが多いです。
ミスサイゴンを観終わってから、
ずっとラストの♪とーきーがーきーたーが頭の中から離れず、
まだまだ引きずってしまっている感じです。
そうそう。
今回時間休で早めに劇場に入れたので、
初めて帝劇内のCAFE IMPERIALさんに開演前にお邪魔しました。
緊張しいでトイレの心配から行きたくても行けない場所だったけれど、
開演1時間前から開場していてその時間に劇場に行けたので初入店
ステンレスコースターが欲しかったので、アイスティーで。
今回はチョコスコーンとドリンクでした。
ベトナムコーヒーも選べたのだけれど、
観劇前なので無難なドリンクにしました
皇居のお堀を眺めながら、静かに開演を待つ時間。
なんて優雅で幸せなひとときなのだろうとしみじみ噛みしめました
終演後は、感動を友達たちと語り合い、
久しぶりにMY東京千穐楽に乾杯(ジュースですが)
(ジュースですが)
コロナの脅威と闘いながら、
無事に東京公演の幕が開き、下りたこと。
本当に本当によかった
そして、観ることができて嬉しかった！
その一言です
カンパニーはこれから地方公演ですね。
大千穐楽まで、どうか全公演無事にみんな元気に終えられますように
