カテゴリ:北海道岬めぐり
日本最北端の地、宗谷の岬を始めて訪れた。岬めぐり7番目の岬となる。薄曇りのなか、北方43kmに横たわるサハリンが僅かに見えた。岬から北西1.2kmに無人島の弁天島が見える。日本の施政がおよぶ地域では、最北端の地だ。宗谷岬の緯度は、45度31分。ウクライナのヘルソン市の緯度は46度30分。電力施設は、悪露軍に破壊尽くされたようだ。宗谷の春は遅い、ウクライナの春は更に遅い。
岬から南に丘が伸びている。標高30mほどの高台に四角い灯台が建っている。ロシアと国境を接する国際海峡を照らす「宗谷岬灯台」。北海道で3番目に灯火した灯台(明治18年八角形)。昭和29年に改築されて現在の姿になる。 岬広場の東側に「宗谷岬音楽碑」が設置されている。大理石に刻んだ歌詞等を大きな赤い石が守っている。赤色チャートの岩石だろうか。「流氷とけて春風吹いて・・ ・・ハマナス揺れる宗谷の岬」。作詞吉田弘、作曲船村徹。ダカーポによって昭和51年にヒットした曲。昭和47年には黒木真理さんが唄ったという。
写真-1 宗谷岬「日本最北端の地碑」。北斗七星がモチーフ。 写真-2 間宮海峡を見つめる間宮林蔵像。 写真-3 最北の先端部と1.2km沖合に浮かぶ弁天島。 写真-4 赤い石に抱かれる「宗谷岬音楽碑」。 写真-5 サハリンを望む。林蔵樺太出港の地碑 写真-6 日本最北の灯台とトイレ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年11月25日 06時00分06秒
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