本日ご紹介する絵本は こちら
マリー・ホール・エッツ 文・絵
まさき るりこ 訳
紙の帽子をかぶった 「ぼく」 は、
ラッパを持って 散歩に 出かけました。
すると、昼寝をしている 大きなライオンに 出会いました。
ライオンは 髪をとかし、散歩に ついてきました。
そして、水浴びをしている 象の子どもたち、
２ひきの 大きな茶色のくま、
カンガルーの親子 と、
いろいろな動物が 次々と ぼくの散歩に ついてきます。
森の中で、みんなと遊びます。
「はんかちおとし」 や 「ろんどんばし おちた」
それから 「かくれんぼう」 をします。
ぼくが おにに なります。
「もういいかい？」
すると、 動物たちは １匹もいません。
そのかわりに、ぼくの お父さんがいます。
ぼくを探していたのです。
動物たちと かくれんぼうをしていたことを話すと、
お父さんは
「きっと、また今度まで
待っててくれるよ」
と言います。
「さようなら。みんな 待っててね。
また今度、散歩に来た時、
探すからね！」
「ぼく」の散歩に 次々と動物たちが加わり、
楽しそうに行進している様子を、
リズミカルで 詩的な文で 語られています。
シリーズで 「またもりへ」 があります。
このかくれんぼの続きが 書かれてるのかな
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