オミクロン株との「戦い」なのか? | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

テレビをつければ「オミクロン株」、
新聞を開いても「オミクロン株」、

「ミクロ」に「オ」と「ン」が付いてるからって
えらそーにするんじゃねーよ!

って言いたくなります。(;'∀')




確か第5波が終わったあたりに、
「これからは感染者数に一喜一憂しない」
って、いろんな方が言うてはったみたいなのに、

またまた「感染者数」に振り回されてるように
感じるのは私だけでしょうか?


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!







昨年末、朝日新聞の編集委員さんが、
人類と感染症の歴史に詳しい
長崎大・熱帯医学研究所の山本太郎教授に
こんな質問をされてました。

「ウイルスと共存する姿勢が大事だと
 (山本教授は)言います」


(長崎市にある長崎大学 Wikipediaより)



対する山本先生の答えを引用させて頂きますね。


右矢印 右矢印 右矢印 右矢印引用ここから右矢印 右矢印 右矢印 右矢印

ウイルスの特徴がわからなかった
2020年春ごろには、
緊張感はあって当然でした。

しかし、戦う相手とみなし、
根絶させようとするのは違います。

攻撃すれば、相手も強くなろうとする。

人を含めて生物は、
競争と協調を繰り返し、
均衡点を見いだしてきました。

そうすることで自然は成り立っています。

互いにテリトリーを尊重しながら、
それぞれの場所で生き続けるのが共存なのです。

ウイルスと共存するという心持ちに
もっと早くなっていれば、

感染するのが悪いとか、
若者が流行を広げているといった
発想にはならなかったでしょう。

左矢印 左矢印 左矢印 左矢印引用ここまで左矢印 左矢印 左矢印 左矢印


相手を徹底的にやっつけようとすれば、
まさかのしっぺ返しをくう。


 

ネズミだって追い詰められれば猫を噛む。

(ことわざ「窮鼠猫を嚙む」)


人もネズミもそうなら、

ウイルスだってそうかも。

 

そもそもウイルスには善も悪もないですし。

人間の(勝手な)理屈で、
「困ったウイルス」というだけですから。

 

 

 

諸外国では、

「徹底的に排除」という考え方や状況からは

程遠い国が早々にピークアウトし始めた、

という報道もあります。

 

 


素人考えながら、今するべきは、

 

医療の必要な人に医療の手が届くこと。

その体制を作り守ること。
そしてそこから外れる人が出ないようにすること。

とにかくそこに人員も資源も集中すること、

かも。

 

この2年間のイタイ経験、

今活かさなくて、いつ活かす?

 

・・・まさに「今でしょ!」って

感じだと思うのですが。。。







デルタ株より重症化率が低いと言われる
オミクロン株を侮るわけではありませんし、

他国の施策がそのまま適用できるわけでもない。


それでも、またぞろ始まりそうな、
特定の業種だけをギュウギュウ締め付けて
頬かむりするやり方は、止めにしないと
いけないんじゃないかなぁ。


(いわゆる責任転嫁ってやつね。(+o+))




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