久しぶりに会ったバレエ仲間。

「久しぶりやね～、忙しかったん？」

「仕事というより、個人的にね。(^^;
　住んでるマンションのことで・・・」

冗談半分で
「まさか（管理組合の）
　理事長が回ってきたん？」
と聞いてみたら、なんと図星




しかも、
「来年1月から大規模修繕工事やねん」と。


 

 

思わず、
「えぇ～、そら大変やん。
　（管理組合で）やらなアカンこと多いし、
　住民の皆さんへの説明や同意も大事やし、
　とにかく細々したこといっぱいあるからね」

と同情すると、

彼女のグチとも文句とも
つかない諸々が転がり出てきました。


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ！







「（理事長の大変さを）

　分かってくれる人が現れたぁぁ！」

とばかりに、怒涛のように喋る友達。

「住んでるのはお年寄りが多いし、
　自分で住んでへん人※も多いから
　なんか私にお鉢が回ってきてん。
　そやけど、全然分からんことだらけ」

※分譲マンションを賃貸に出している人


「そやねぇ、
　ひと口に大規模修繕っていうたって、
　知らんかったら、
　どこが対象になるかも分からへんもんね。
　例えばどこが『共用部』か？とか。

　『専用庭』って名前がついてても
　そこは『共用部』やしねぇ」


（ベランダやサッシは「共用部」です。）

などと過去の宅建試験を思い出しながら
喋ってると、

「そういうのに詳しいん」と。


「いやいや、詳しいわけやないけど、
　宅建取る時に一応
　『区分所有法』って勉強したし、
　古巣はマンション作ってるし、
　管理会社もあるから、
　なんとなく知ってるだけ。」


（犬で表現するとこういう「なんとなさ」）


「そうやったんや！
　もし、分からんことあったら
　聞いていい？」


独身のアラフィフ女性が
「理事長」を一人で背負って
ホンマ大変やったんでしょう。

渡りに船って感じで
目に星を入れて頼まれました。


 

 

「ホンマに基本的な知識しか持ってへんし
　無責任なことも言われへんから、
　分かる範囲で良かったら」

ということで、
管理会社との会話に出てくる

基本の用語の解説なんぞ
ちょくちょくするようになりました。




仕事上必要で（仕方なく）
取らされた宅建資格に、

古巣ではごくフツーに
身の回りにあった不動産のあれこれ。

そういうのが全然関係ない
バレエ仲間のお役に立つとは
お釈迦様でもご存知あるめぇって感じです。

　



一事が万事。


これに限らず、
私に限らず、

誰もがこれまで学んできたこと
吸収してきたことに、
何一つ無駄はないのかもしれません。




直接自分では使わなくても、
それが欲しい誰かがいる。

どなたにも、あなたにも、

あるはず。

「こんなもん」と

思ってたことが、
実は社会の役に立つ

ということが。。。
 

 

実は私が起業しようと思ったのも、

 

「この頭の中身と流してきた汗、

　どなたかの役に立つかも」

 

と思ったからなんです。

 

 

 

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