お風呂屋さん以外も応援したい! | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

昨日のブログで、
お風呂屋さんの集客(企画)ネタ、
こんなんどないでっしゃろ~を
少々ご披露しました。

で、よく考えると、
お風呂屋さんに元気になってもらうには、
周りの商店(街)さんにも
元気になってもらわなければなりません。
 


 

 

そこで・・・・・・

たとえば、ってことですが、
こんなんどうでしょう?おねがい

今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!





例えば、パン屋さん。




今や雑誌にもテレビにも
美味しいパン屋さんの情報がわんさか。

東京は青山あたりの高級店から、
山の上にポツンとある意外な繁盛店まで
百花繚乱です。


一方、毎日の食卓を支えてきた
地元のパン屋さんはなんだか元気がない。

 


 

 


ある地方に、
屋外にデッキを併設し、
買ったパンを食べられるようにしている
パン屋さんがあります。

そこに一匹のネコが居ついていました。


(イメージ)

 


屋内外を隔てる扉には、

「猫が入ってこないように
 扉を閉めてください」
と書いてあって、

パン屋さんはどちらかといえば
その猫を敬遠していました。



食品衛生上は確かにそうです。

動物を入れるのはリスクがありますし、
猫嫌いなお客さんもいらっしゃる。


でもせっかく(?)居ついた猫。

 

猫ブームでもありますし、
活用できないかな?と思った。



そこで
「猫が入ってこないように
 扉を閉めてください」
という人間(目線)の言葉を

“ネコ目線、ネコ言葉”に変換。





「僕の居場所はここ、デッキさ。
 こっちの方が中より
 お日様サンサンだからね。

 それにさ、
 『猫に小判』とは言われるけど、



 『猫にパン』とは言わないだろ?

 だからお願い。
 扉、ちゃんと閉めて入ってよね」

というふうに変えてもらって
ネコ写真付きでSNSにアップしてもらうと、

そのネコ目当てのお客さんが増え、
しかも皆さんキッチリ扉を閉めて
くださるようになりました。(喜)

 

まさに招き猫気づき

 


 

 


商品そのものでも勝負できますよ。

例えばあるお店の看板商品が
カレーパンだとします。




外部の展示会(例/カレーパン博覧会
に出品したり、

カレーパンをズラリと並べて
Instagramに投稿してみたり、

「日本一〇〇(と思う)カレーパン」
に挑戦してみたり。



例えば、お花屋さん。

冬というとどうしても
=お花とは結び付きにくい。


(どうしてもこんな感じに思ってしまいます。)


でもよく考えると、
Xmasにバレンタイン、ホワイトデー等
催事には事欠かない季節。


そんな催事に乗り、
贈る花(の本数)が持つ意味や、

冬を逆手にとった
「冬だからこそお花が長持ち。
 楽しむには絶好の時期」

等々と“理由づけ”ることにより、
売り込むのではなく欲しくなってもらえます。


 




毎日のルーティンだけでも大変ですが、
それでは広がっていきません。


ちょっとだけ目を外に向ける。
違うことを考えてみる。


そこから始まること、
たくさんあるアルです~。音譜



(追記)
パン屋さんと猫のことを書きましたが、
今はペットと一緒に食事できるお店も
増えてますね。(^^ゞ

9月末の日経MJに、

「ペットと一緒に食事ができる飲食店が
 増えている。店内同伴を可能にしたり、
 専用メニューを用意したりと、
 ペットが一緒に楽しめる工夫が進む」と。


さいたま市にはこんな新手(?)も。w

(より詳しい「まいどなニュース」はこちら。)



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