視点を変えて独自の発想を鍛える。~昔話にツッコんでみよう。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

仕事に使う資料を求めて
書店を徘徊していた時のこと、

ある放送作家兼
番組プロデューサーの本が
目に留まりました。

パラパラとめくってみると、
今日のタイトルのような章が出てきて、

そこにあったのは
「『浦島太郎』の悪いところを
 3つあげてください」
というお題。


(久米島には浦島太郎像がある。)


天邪鬼な私は、
「オモロそうやな」と思い、
本を手にレジに向かいました。w


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子の
ブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!





まさか『浦島太郎』を
ご存知ない方、
いらっしゃいませんよね。

漁師の浦島太郎が
海辺を歩いていると、

村の子どもたちが
浜に上がったウミガメを
大勢でいじめていた・・・

というアレです。




私たちは子どもの頃から
これを「良いお話」
「教訓をくれる昔話」
として“何の疑いもなく”
受け取ってきました。

※一般的には、
 いいことをすればいいこともある。
 しかし、そこで図に乗ってはいけない、
 という体でしょうか。



しかしその先入観を取っ払って、
フツーに起こったことという目でみると、
「?」が続出することに気づきます。






本の受け売り+私的天邪鬼を
披露するとこんな感じ。

①そもそも、
 子供が亀をいじめていたのか?


 ひょっとしたら亀の方が
 何らかの悪事を働いて、
 子どもたちに懲らしめられていた
 可能性もあるのでは?




②亀って、言葉喋ったっけ?

 もしあなたの目の前に亀が現れて
 いきなり人語を喋り出したら、
 腰を抜かすか、動画を取って
 テレビ局に送るかしますよね。(^^;)

 怪し過ぎる生物をそのまんま
 信用するのはどうかと思います。汗うさぎ


(いきなり亀が喋ったら??)


③〇〇詐欺の可能性も疑うべき

 亀が喋りしかもその亀が
 「竜宮城に招待」などというのは
 〇〇詐欺の典型です。





④人間は海の中で呼吸できない

 亀にまたがり海中旅行、、、は、
 耐圧服・酸素ボンベなしで
 深海に潜るのと同じ。

 確か『空想科学読本』シリーズで、
 亀にまたがって海に潜るのは
 不可能と結論づけていました。


(亀は水中でも大丈夫だが
 人間は無~理~!)


⑤太郎は図々し過ぎる

 3年もの無銭飲食、
 滞在費も払っていない。
 いくら亀を助けたといっても
 よほど図太い人間でない限り、
 半日の接待が限度と考える。




⑥太郎は人でなし

 さんざん世話になっておきながら、
 地上が恋しいという理由で、
 引き留める乙姫を袖にして帰るとは、
 人でなしと罵られても仕方ない。





⑦太郎は注意不足且つ人の話を
 聞かない人間である


 開けてはいけないと言われた玉手箱、
 なぜ開けた?
 これは作品の

 「趣旨の伝わりずらさ」でもある。
 善行のススメなのか、
 約束破ったらひどい目に遭うで、
 のどちらを言いたいのか。





昔から読み継がれてきた作品を
けなすわけでは全然ないけれど、あせる

(大阪人風に言うなら)
「ツッコミどころ

 満載やんけ!」
です。(゚д゚)!

 



こんなふうに
「そうであるもの」
「これが一般的」
という何かをツッコんでみると、

意外な発見や、
意外な頭の使い方に気づけます。





一見、アホみたいですけど、
やってみると盛り上がるし、
なにより殻を壊せます。


「昔話にツッコむ」

おススメです。



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