コーチング1グループ発達障害ブログ

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LD、ADHD、自閉症スペクトラムなどの発達障害に関するブログです。

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発達障害のお子さんの中には、漢字や記号などを覚えることに

苦手を持っているお子さんもいますあせる

こういったお子さんの多くは、何度も書いたり見たりするだけでは覚えられないので、

それぞれの意味や、使い方、絵などの他の情報を結び付けるなどして、

イメージをつけてあげると覚え易くなりますびっくりマーク

 

今回はそんなイメージ付けで不等号の使い方を覚えることに成功し

Bくんの指導の様子をご紹介しますウインク

 

チューリップポイントチューリップ

 

不等号とは、算数や数学でも用いる記号の一つで、

右と左の量に違いがある時に、どちらの方が大きいかを示す時に使う記号です。

Bくんは、はじめは不等号という記号が何を表しているのかが理解できておらず、

不等号の問題が出てきた時には、向きを気にせずに適当に答えてしまっていましたショック

まずは不等号という記号が大きさの違いを表していることや、使い方について説明を行いました。

説明を聞いて、不等号の表している意味については理解してもらえた様子でしたが

今度は不等号をどの向きで書くべきかが分からなくなってしまい、手が止まってしまいました。

 

そこで、今度は不等号の意味と使い方が一緒に覚えられるよう、

印象に残りやすいような絵を描いて説明をしましたカラーパレット鉛筆

絵から視覚的に不等号の意味やイメージを得たことで、

記憶に残り易くなり、不等号を使いこなせるようになりましたスター

 

 

コーチング1では、お子様一人一人の特性に合わせた指導を行なっています。

あなたのお子様にあった指導が気になった方はこちらから!

 

 

2020年より小学3年生から英語学習が必修となり、

小学生のうちから多くの英単語、表現に触れることが多くなりました。

授業は会話中心で行われるものの、ペーパーテストを実施

する学校もあり、戸惑っている生徒さんも少なくないはずですガーン

 

特に発達障害のお子さんの中には、文字と音を結びつけることに苦手があることがあり、

日本語とは違い文字の名前と発音が異なる英語は更に難しく感じてしまいます。

今回は英語に苦手意識のあるCくん小学6生のお子さんへの英語の指導をご紹介します。

 

<ポイント>

Cくんは、アルファベット26文字の名前と、発音との結び付けができておらず、

綴りを見ても、発音のイメージをすることができていませんでしたプンプン

そこで、授業の最初にアルファベット26文字の名前と音を確認し、

一緒に発音練習を行いました。

また、それだけではなかなか覚え辛いので、それぞれのアルファベットを、

既に知っている英単語に結び付けた表を作成しました。

万が一発音を忘れた場合でも、自分のよく知っている単語を思い出すことで、

アルファベットの発音を思い出すことができ、アルファベットだけで

練習していた時よりも格段に覚えるスピードが速くなり、

アルファベットの発音は全て覚えることができていました爆  笑キラキラ

 

また、アルファベットの発音を覚えたことで、

英単語の発音を聞いて、どのアルファベットから始まる単語なのかを

予想することができるようになりました100点キラキラ

この力は今後の英語学習に必ず生きてくると思うので、

今後も練習を続けていきたいと思いますびっくりマーク

 

コーチング1ではお子様の特性にあった指導を行なっております。

あなたのお子様に指導はこちらから!!

 

 

 

発達障害のお子さんの中には抽象的な概念の
理解が苦手なお子さんがいますショボーン
 
特に、算数に出てくる「=」の意味を理解できていないお子さんが多く、
このことが中学校に入ってからの数学の理解に影響してしまいますあせる
 
今回は抽象的な概念の理解が苦手なBくん(中1)への数学の授業の様子をご紹介します。
 
花ポイント花
 
Bくんは、小学校の頃から算数に苦手意識がありましたが、
計算問題だけは問題なくこなすことができていました。
しかし、中学校に入り方程式の理解ができず、
そこから授業についていくことができなくなってしまいましたぐすん
実際に一緒に方程式の問題に取り組んでみると、
Bくんの中に=の左辺と右辺を同じ値にしなければならないという意識がなく、
そのせいで方程式の仕組み自体が理解しきれていないということが分かりましたびっくりマーク
 
Bくんには=の意味を説明しましたが、「右辺と左辺の値が同じになるようにする」
ということのイメージがし辛いようで、なかなか理解してもらえませんでした赤ちゃん泣き
そこで、こんどは「=」を天秤に例えて、常に水平を保ったまま
xの値を求めるためにはどうすればよいのかを考えてもらいましたびっくりマーク
天秤に例えることで、左右の値が同じである必要性が理解しやすくなり、
また、難しい方程式からパズルのような問題に変わったことで、
それまでよりも楽しく取り組むことが出来ましたお願い
 
また、天秤で答えを求めることが出来るようになってからは、
普通の方程式でも問題なく取り組むことが出来、
今まで納得できなかった移項の意味も理解することが出来ました!!
 
コーチング1ではお子様一人一人の特性に合わせた指導を行っています
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