<苦手を見つける!掘り下げる解説!> | コーチング1グループ発達障害ブログ

コーチング1グループ発達障害ブログ

LD、ADHD、自閉症スペクトラムなどの発達障害に関するブログです。

発達障害のお子様が、学習で躓いてしまう場合

そこには様々な特性が複雑に関わっており、

原因は一つとは限りません。

ですから、お子様が問題を間違えたり、

躓いてしまった場合にはその原因がどこにあるのか、

どこまでは理解できていてどこからは理解できていないのかを

 

講師側が探して、理解度に合わせた解説を行ってあげる必要がります。

 

今回は弊社での数学の指導の内容をご紹介します。

 

ポイント

今回は以前にテストで間違えてしまった連立方程式の問題に

取り組みました。初めは計算ミスによって違う答えが出てしまたのかと

考えていましたが、一緒に問題を解いていくうちに、

何をXやYと表すべきなのかや、連立方程式を解く際に

係数を揃えることの意味が理解できておらず、

そのために必要な手順が抜け落ちていたり、無駄な手順を踏んでしまっていた

ことがわかりました。

 

そこで、改めてXやYをどのような時に使うのかを確認し、

問題を解く前に問題文の内容から、何をXやYで表すのかを判断し、

問題の内容をよく考えてから取り組むように工夫しました。

こうした練習を繰り返しているうちに、XやYを使った式を作ることが

できるようになり、文章題でも自分で式を作って解くことができるようになりました。

 

 

お子様の学習相談はこちらから