発達障害のお子様が、学習で躓いてしまう場合
そこには様々な特性が複雑に関わっており、
原因は一つとは限りません。
ですから、お子様が問題を間違えたり、
躓いてしまった場合にはその原因がどこにあるのか、
どこまでは理解できていてどこからは理解できていないのかを
講師側が探して、
今回は弊社での数学の指導の内容をご紹介します。
ポイント
今回は以前にテストで間違えてしまった連立方程式の問題に
取り組みました。
考えていましたが、一緒に問題を解いていくうちに、
何をXやYと表すべきなのかや、連立方程式を解く際に
係数を揃えることの意味が理解できておらず、
そのために必要な手順が抜け落ちていたり、
ことがわかりました。
そこで、改めてXやYをどのような時に使うのかを確認し、
問題を解く前に問題文の内容から、何をXやYで表すのかを判断し、
問題の内容をよく考えてから取り組むように工夫しました。
こうした練習を繰り返しているうちに、XやYを使った式を作ることが
できるようになり、文章題でも自分で式を作って解くことができるようになりました。