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SACDサラウンド・レビュー(960) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Mendelssohn Sinfonia VII Dble Conc For Violin, Piano & Orch.jpg
Mendelssohn
Project Volume 3
Sinfonia VII Dble Conc For Violin, Piano & Orch
MDG9122256
Stephen Waarts (violin)
Annika Treutler (piano)
Dogma Chamber Orchestra
録音 2021年8月
MDG

メンデルスゾーン:
・弦楽のための交響曲(シンフォニア)第7番ニ短調
・ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲ニ短調

ステファン・ワーツ(Stephen Waarts, 1996年7月~)。オランダのヴァイオリニスト。カーティス音楽院でヴァイオリンの研鑽を積む。2013年のモントリオール国際コンクールで第2位受賞。2014年のメニューイン国際コンクールで優勝。2015年のエリザベート王妃国際コンクールでファイナリストまで進出。幅広いレパートリーを誇り、バッハ、バルトーク、シマノフスキ、フォーレ、イザイ、パガニーニの作品を弾きこなす才能あふれるヴァイオリニストです。アムステルダムのコンセルトヘボウ、ニューヨークのカーネギーホールなど世界トップクラスのコンサートホールでリサイタルを行っている。
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アニカ・トロイトラー(Annika Treutler, 1990年~)。ドイツの女性ピアニスト。4歳のときよりピアノを始める。2006年からロストック音楽院(Hochschule für Musik und Theater Rostock)でマティアス・キルシュネライトに師事し、ディプロマ試験に合格。2010年にベルリン・ドイツ交響楽団と協演しピアニストとしてデビュー。2014年モントリオール国際音楽コンクールで3位入賞。
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ミハイル・グレヴィチ(Mikhail Gurewitsch ,1975年~)はロシア生まれのドイツのヴァイオリニスト。子供の頃サンクトペテルブルクのリムスキーコルサコフ音楽院(Rimsky-Korsakov Conservatory)でヴァイオリンのレッスンを受け、その後同大学に入学。卒業後、ドイツのデトモルト音楽大学(Hochschule für Musik in Detmold)で、トーマス・クリスチャン(Thomas Christian)に師事した。ドグマ室内オーケストラのコンサートマスター兼音楽監督、創設者。
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ドグマ室内オーケストラ(Dogma Chamber Orchestra)はヴァイオリニストのミハイル・グレヴィチが2004年に創設した室内楽団。1995年にラースフォントリアー周辺の映画監督のグループが発表したドグマ95マニフェストにちなんで名付けられた。
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メンデルスゾーン・プロジェクトVOL.1VOL.2に続く同シリーズ第3弾。
ブックレットに掲載された録音風景の写真では、おおよそ4~5mの高い位置に数本のマイクを設置しており、距離感のある録音になっている。トラック5~7のダブル・コンチェルトではソロのヴァイオリンはセンター左寄り、ピアノはセンター右寄りで、それぞれアンサンブルより前に出た位置に定位している。録音場所はドイツ、Konzerthaus Der Abtei Marienmünster(マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス)

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          6ch(2+2+2方式)

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