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SACDサラウンド・レビュー(961) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Schubert Symphony Nos 5 & 6.jpg
Schubert
Symphony Nos 5 & 6
CC72803
Jan Willem de Vriend/Residentie Orkest the Hague
録音 2022年1月
Challenge Classics

シューベルト:交響曲全集第4集

・交響曲第5番 変ロ長調 D.485
・交響曲第6番 ハ長調 D.589

ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(Jan Willem de Vriend,1963年~ )はオランダの指揮者。ヴァイオリニストとしても超一流の実力を誇っている。近年では指揮者としての名声が欧米諸国を中心にますます高まっている。2006年からネザーランド交響楽団の首席指揮者兼、芸術監督を務めている。2015年からはハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席指揮者に就いている。
Jan Willem de Vriend_12.jpg


ハーグ・レジデンティ管弦楽団(Residentie Orkest the Hague)はハーグ・フィルハーモニック・オーケストラ(Hague Philharmonic Orchestra)とも呼ばれており、オランダの事実上の首都ハーグにあるオーケストラである。オランダの名指揮者ヘンリ・ヴィオッタによって1904年に創立される。1911年のリヒャルト・シュトラウス・フェスティバルにおいてシュトラウス自身が彼の作品を指揮し、その後もストラヴィンスキー、レーガー、ラヴェル、ヒンデミット等の作曲家を招聘している。1949年から1973年までの長きにわたり、ウィレム・ヴァン・オッテルローが首席指揮者、音楽監督をつとめ、このオーケストラの水準を大きく向上させた。オッテルローの指揮により、フィリップスやコンサート・ホール・ソサエティ等に多くの音源が残されている。その後、後述のようにライトナー、スヴェトラーノフ等が後を継ぎ、2005年より2012年までネーメ・ヤルヴィ、2015年からはヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(Jan Willem de Vriend)が首席指揮者をつとめている。
Residentie Orkest the Hague_5.jpg


ステレオマイクの他にスポットマイクを多用したと思われる録音で、各楽器間の音のバランスは良い。音像は左右、奥行方向にも広がっている。低域弦の豊かな響き、高域弦の伸びの良さが感じられる。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はオランダ、ハーグ、コンサートホール・アマーレ

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5.1ch

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