今年の最終日「大晦日」ですね。
諸説あって・・・
☆鎌倉時代博多の承天寺で年末年を越せない町人に"世直し蕎麦"と称してそば餅を振舞った。するとその翌年から町人達に運が向いてきたので毎年の慣わしとなった。
☆そば切りは細く長く伸びる事から、家運を伸ばし寿命を延ばし、身代を永続させたいとの思いから縁起を担いだ。
☆切れやすい事から、一年の苦労や息災を綺麗さっぱりと切って捨てようとして食べられた。
☆蕎麦によって体内を清浄にして新年を迎える。
など様々です。
11月から12月は新そばの季節であり都合がよいというシンプルな理由もあるようですね。
記録としては、宝暦6年(1756年)の眉斧日録(びふにちろく)8編に『闇をこねるか大年そば』と大年蕎麦の語源があるので江戸時代中期頃には歳末の慣わしとなっていたと考えられます。
また明治時代から大正時代、大阪うどんの老舗では商家でも「年越し蕎麦は注文が殺到した」と書かれているそうです。
では、この年越し蕎麦はいつ食べるのがBESTなのでしょう?
実のところ何時に食べるものという決まった時刻はないそうですが年が明けて新年を迎える夜の12時までに食べるのが古くからの慣習だそうです。
年を越す前に食べきらなければならず、蕎麦を残してしまうと翌年金運に恵まれないなどと言う説も根強いですね。
地方によっては年が明けてからたべるところもあるようですのであまり気にする必要もないとはおもいますが、先に書いた「金運説」を気にするなら是非年内に残さず食べてみては?
皆様、良いお年をお迎えください(^^)/