超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波プローブの相互作用を利用したメガヘルツの超音波伝搬特性テスト

2022-05-19 11:53:07 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブの相互作用を利用したメガヘルツの超音波伝搬特性テスト


超音波システム研究所は、
超音波システム(音圧測定、発振制御)を利用した
超音波プローブの伝搬特性に基づいた、
超音波システムの開発技術に関する
基礎実験を公開しています。

超音波システム研究所は、
超音波制御により表面弾性波を利用した、
応用システム技術を開発しています。

超音波(発振制御)と表面弾性波の組み合わせにより
 ダイナミックな超音波伝搬制御を実現します。

ポイントは
 表面弾性波による非線形現象を
 効率の高い状態で制御可能にする
 発振条件の設定(波形・出力・周波数・変化・・・)です。

上記の具体的な技術として
 水槽・治工具・・・と超音波の相互作用による
 非線形現象(バイスペクトル)を
 目的(洗浄、攪拌、加工、溶接、表面処理、応力緩和処理、検査・・)
 に合わせて制御する、システム技術を開発しました。

超音波の伝搬状態の測定・解析技術を利用した結果、
 1)50次以上の高調波の制御を実現していること
 2)20kHz以下の共振現象と非線形現象を最適化できること
 3)複数の超音波発振に応用すること・・・を確認しています。

システムの音響特性を
 (測定・解析・評価)確認して
  発振制御条件を調整設定することがノウハウです



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