銘柄選びは配当狙いよりも将来性で決めよう。

楽天の経済研究所のチーフ
窪田真之さんが
今、日経平均の上値を抑えている2つの不安があると言う。

1、コロナによる緊急事態延長
2、米国の景気対策やり過ぎによる過熱感

私はそれ以外にも懸念材料はあると思う。
たとえば中国。
今やアメリカに物言う立場にのし上がった大国。
今後中国の世界支配のためにどう出てくるか。
台湾が一番危ない?

将来に悲観的なムードがあるということは
株価はお祭り天井ではない。
よってまだ上昇の見込みが高い。

窪田さんはバリュー株推奨で
配当率を重視しているようです。

彼がピックアップしている銘柄は以下の通り。

景気敏感株の
攻めの高配当銘柄

ENEOS(5020)
日本特殊陶業(5334)
住友商事(8053)
三菱商事(8058)
三菱UFJ(8306)

景気減速でも影響が少ない
守りの高配当銘柄
(ディフェンシブ銘柄)

日本たばこ(2914)
武田薬品(4502)
東京海上(8766)
スカパーJSAT(9412)
ソフトバンク(9434)

私は10銘柄のうち選べと言われたら
日本たばこ(JT)がいいと思います。
なぜならタバコは無くならないし、
中毒性があるし、
潤沢なキャッシュを持っているし、
時価総額4.4兆円
株式の33%を財務大臣が保有しているから
下げても知れているから。

配当狙いの人は長期投資派でしょう。
私は配当よりも値ざやで取りたい短期トレーダーですので
配当なんかどうでもいいですが、
誰であろうとその会社の「成長性・将来性」だけは
しっかり留意して購入して保有して下さい。

上記の銘柄の中に
私が成長性があると思える銘柄は無いです。
よって窪田さんの意見は参考にならないです。
彼の意見で株式をする人に私は不安を持ちますね。

最近の窪田さんの著作です。
バリュー株投資派の人は一読を。
面白かったです。

error: Content is protected !!