クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 3日前の8日の事である。

 オヤジの住んでいる北海道でも、急に初夏並みの暑さとなった。

 

 気温は20℃以上で長そでを着ていても汗ばむ熱さであった。

 そこでオヤジはほぼ半年ぶりに、愛機アトレーを洗車した。(いままで洗車したくても、行ったら最期、ドァーが凍り付き、開かなくなるんだよね。)

 

 半年ぶりの洗車で気持ちが良くなったオヤジは、ウキウキとしていたら、なんと錆を2ヶ所発見した。

「ヤター!!!サビ!!ハーケーン!!」と異常にうれしがるオヤジ。(通常は車にサビが出ると残念がるのだが、サビが出るとうれしがるオヤジは、もう完全なる変態旧車マニアである。)

 そこでその日は、アトレーの塗装の番号を調べようとした。

 

 通常は車の塗装の番号はボンネットの中の塗装番号を調べればよい。

しかし、アトレーのボンネットの中には塗装番号は書かれていなかった。

 

 そこで、運転席の下のエンジンルームの調べようとしたら、シートの開け方が分からなかった。

 ネットで調べても、もう画像がエンジンルームが開いているとこしか無くて、どうやってシートを開くかがわからない状態であった。

 

 いろいろと中を調べていたら、シートにかけられている絨毯をめくったら、そこがヒンジとなって、レバーを上げれば良いだけだとわかるのに、30分以上もかかってしまった。

(うーーん。ネットは便利なのだが、最低限分かっていることは書かれていないので、ド素人のオヤジは、通常の車いじりの人が常識だと思う事も、知らないのが多いのだ。)

 

 で、ようやくエンジンルームも開けたのだが、そこにもカラーナンバーは書かれていなかった。

 

「うーむ??困ったぞ!!」さらにネットでは助手席のドァーピラーに書かれていることがあるとも書かれていたのだが、そこにも書かれてはいなかった。

 

 ネットにも書かれていないので、万作尽きたとあきらめて、車を移動させようとして乗り こもうとしたときに、運転席側のドァーピラーにカラーナンバーが書かれていたのに気が付いた。

 

 「うん♪もう!!」アトレーの塗装のカラースプレーを購入して家に帰ってくると、ここまででもう昼近くとなっていた。

 

 その段階でアトレーの塗装を行う気が無くなり、遊びに出かけるオヤジ。

 

 

 次の日、朝から雪が降りだして、一晩経って昨日はすっかり冬景色にもどった。

 

 で、今日の休日。朝から暖かい!!この数日間で気温が20℃から-6℃と繰り替えした。

 オヤジは早速、朝一番に昨日の残雪を使って、しばらく掃除をしていなかった玄関の汚れを履きだした。

 

  玄関を綺麗にして、今日はやる気が出ているオヤジ!!

「よし!!今日はアトレーの塗装と半年ぶりのガレージの掃除だ!!」

 

 まずはアトレーのサビ落とし。そしてサビトメを塗った後に、1種類で固まるパテを使用して、アトレーのキズを隠した。

 ちなみに使ったパテはいつ買ったかわからない、超古い奴。

 

そのまま車を移動させて、固まるまでこんどはガレージの掃除を行う。

 まずは電気式ブロアーでガレージ内にあった落ち葉やほこりを吹き飛ばす。

 外気温は18℃。もう完全に春と言っていい気温である。

 

 パテが固まるには1時間ほどかかるらしい。

 その間、半年間置きっぱなしになっていた、ガレージの工具などをかたずけていく。

 

 

 ここで昼となったのでパテが固まるまで、念には念を入れて昼食とする。

 

 昼食後、いよいよパテを磨いて綺麗にした後、塗装に入る。

 

 で、ここで大失敗!!

 パテが古いせいか、2時間以上置いていても、固まらなかったのだ。

(まあ、今回の目的はサビトメだから、パテがなくても塗装だけしておこう♪)

と、臨機応変に対応(またはいい加減ともいう。)するオヤジ。

 

 パテ全部削り落としてから、塗装の下地材のプライマリーを塗り、本塗装に入る。

 

パテを削ったので1メートルぐらい近づいたら、ゴツゴツはバレるが、少し離れたら、錆は全然見えなくなっていた。

 

(まあ、これでしばらくサビは出ないであろう。また錆びてきたときに、こんどはきちんとしたパテを使おう。)

という事で、今回のアトレーの塗装は終わり♪

 

 ここでまたしても失敗が発生!!

 

 マスキングを外したら広範囲にプライマリーが塗られていて、アトレーの一部が黒でなくてグレーとなっていた。

 

 シンナーでいくら拭いても全然取れなかった。

(うーーん♪これは実に困った!!)

 

 そこでまたもや臨機応変に対応!!(だれっ!!いい加減という人は!!)

マスキングを外した部分に、直接、黒い色を塗ったのだ!!

 まあ、これで当初のサビ落としの目的は達成したので、今日はこれで終り♪

 

クルマの塗装はこのぐらい、適当に考えなければ、気軽にできません♪

 

 PS:塗装の休憩中、GTR乗りの友人IにLINEで前回中古で販売されていたS2000の社外品のフロントバンパーの購入を迷っていると相談してみた。

 

 

 こんな感じのエアロバンパーね。多分JS,レーシングのバンパーの可能性が高い。

すると、速攻で「ノーマルのほうが良くない??」と返って来た。

 

 おかげで、さっきまで購入するかどうか??というかほとんど、今度購入するのに、旭川にいつ行くか考えていたのだが、その一声で急に目が覚めた!!

 

 うーーん。冷静な考えの友人がいるから、オヤジの車人生は、泥沼に入らないのだろうなぁーー。

 

 PSS:春になり急に雪解けが進み、前にデジカメをおとして除雪機でどっかに飛ばした残骸が出てきました。

 

  いゃーー。あの時、あの大雪原の中でSDカードが見つかったのは、本当に奇跡だったんだなぁーー!!

 

 

 

 

  もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた主(あるじ)さんのブログにも遊びに行ってみて下さい