星のふる里へ行こう♪ | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 北の国からや、北海道のへそで有名な富良野市に隣接する芦別市。

かっては観音様や「赤毛のアン」の世界観を表したカナデアン・ワールドがあった場所で有名だったのだが、今では観音様も老朽化が進んだり、カナデアンワールドも閉鎖されて少し寂しくなったのだ。

 

 ところがどっこい!!まだまだ元気を出している場所があった。そこは・・・

芦別温泉スターライトホテルである。

 

 ちなみに芦別は星が綺麗に見えるという事で、「星のふる里」という名前を掲げている市である。

 

 オヤジがその場所を知ったのは、YUTUBEを見ていた時に、各温泉の紹介をしている夫婦の動画を見ていた時であった。

 

 この芦別温泉は、まるでマンガ喫茶+温泉+宿泊と、オヤジが夢を見るようなコンセプトのホテルであった。

 いつか行きたいと思っていたのだが、しかし結構オヤジ的の中では予算オーバー(よーするに、非常に高いということだよ。)のホテルであった。

 そこでいままで諦めていたのであるが、ある事に気が付いた。

 

 それは、夕食+朝食のセットにすれば非常に高い金額なのだが、夕食を抜かしたら、お手ごろな価格のホテルなのだ。

 また、そろそろシャブシャブの食べ放題も行きたいという事で、今回は朝一番の旭川に向かって走り、昼は旭川でシャブシャブの食べ放題。そして昼から芦別に向かって走り、早めにホテルにチェックイン。

 

 そしてホテル内でのんびり過ごして、夕食はホテル内のレストランで食事。

温泉+宿泊後、朝はバイキングを楽しみ、のんびりと帰ってくる。という日程を取ったのだ。

 

 芦別温泉スターライトホテルには、いたるところに、本やマンガの本が置かれているので、今回の旅は、芦別温泉スターライトホテルで遊ぶ旅となった。

 

4月3日水曜日、朝6時ごろから旭川に向けて、娘1号と出発!!

 途中のコンビニで軽い朝食を取りながらひたすら旭川に向けて走る。

道中、道路に雪は全然無いので、夏場並みのハイペースで走れる。(よーするに、高速道路並みのペースという事だよ。)

 

 今回の車は娘のセルボターボであるが、ハイスピードで走ると軽い車体のせいか、少しの段差でもポンポン車体がはねまくるので、ハンドルを押さえつけながら走るのに少しだけ苦労した。

 結果、夏場とはぼ変わらないタイムの約3時間ほどの9時ごろに旭川に到着。

で、ここで大失敗にオヤジは気が付く。

 それは・・・・普通、お店は10時からしかやっていないのだ。

 

 9時に到着して1時間も暇をつぶすとこがなかなかないのが難点である。

そこで早めにお店が開いているコーチャンフォーで墓のお店が開く10時ごろまで時間を潰す。

そうして、今回の旭川のメインは昼食の為、まずは近間のリサイクルショップ、ブックオフを巡っていると、お昼近くになったので、お目当てのしゃぶしゃぶ専門店の「しゃぶ葉」に向かった。

 平日とお昼前という事で安心してお店に入ったのであるが、店内は満室という事で、しばらく待たされることとなったオヤジ達である。

 

 30分ぐらい待ったのであろう、ようやく食べれることとなったのだが、なんと食事を終える人たちが一気に出てきて、オヤジ以下待ち組の3組の人たちは同時に、食事に入れる事となった。

うーーん。30分ぐらい待ったオヤジと、来てすぐに入れる人。

 

 やはり普段の行いのせいであろうか??(苦笑♪)

 年を取ると肉を食べたくても、焼肉は油濃くてなかなか敬遠してしまうが、しゃぶしゃぶなら、あっさりしているので、いくらでも食べられる。

 しかも野菜やキノコも食べ放題の為、体にもいい。

と言いながら約2時間あまり。

 真面目に胃がパンパンになるまで食べまくったオヤジ達である。

2時近くになり、お腹も満たされたオヤジ達は、残り1件のブックオフを見てから、早速、芦別市に向かった。

 

 途中、バイクが走っていた、

通常は5月のGWまで雪が降るので、バイクを乗るのは5月の半ばからなのだが、気の早いライダーさんもいたのだろう。

 

 旭川を抜けて深川に行く途中から芦別に向かうのだが、さっきまで散々食べたしゃぶしゃぶの影響か??

 喉が猛烈に乾いてきた。

 

 芦別市まで残り30km。時間にして約く30分。途中、自動販売機はあるが、コンビニなど1件も無いので、非常に喉が渇き地獄を見たオヤジである。

(オヤジは糖尿だから、ジュースは厳禁なのだ。だからといって、お茶やコーヒーを飲むよりも、やはり炭酸が飲みたかったのだ。)

 だからコンビニで売られているゼロカロリーの炭酸水が飲みたくてしょうがなかったのだ。

 

 のどがカラカラ、ヒーヒーと言いながらようやく芦別市について、近くのコンビニに立ち寄って早速、ゼロカロリーの炭酸水を購入。

 一気にグビグビと飲み干すと、ようやく一息ついて、目指すは芦別温泉スターライトホテルへ向かう。

 10分ほど走ったら目的地に着いた。

 中を見渡すと非常に落ちっいた雰囲気で、回りにはお風呂から上がった人たちが、マンガの本や週刊誌を読みながらくつろいでいた。

 

 日帰り入浴の人たちは、コーヒーやデトックスウォーター水に野菜やフルーツ、ハーブなどを水に浸して作るフレーバーウォーター)の飲み放題があった。

「ぐ・ぐやじぃ~~・」

 コンビニに入らないで、直ぐにホテルに入れば、タダで美味しいコーヒーや水が飲めたのだ。

 あまりにも悔しかったので4種類のデトックスウォーターをかわりばんこに飲みまくった。

 

 続いてチェックインをしたら、宿泊客は別な部屋があって、そこにはコーヒー・ジュース飲み放題。

 

 時間制だが饅頭、お菓子、更には8時以降はパフェの食べ放題が出来た。

更に更に、自分でカクテルを作って飲めたのだが、オヤジは下戸なのでそこはパス。

 まずは饅頭とお菓子を食べながら、オレンジシュースなどを飲んでいた。(ここで多分、飲み物関係は10杯以上飲んでいたと思う。)

 

 早速、部屋に入る。

 すこしばかり部屋が肌寒かったので、荷物を置いてすぐにお風呂に入る。

 

 お風呂の場所にもくつろげる場所があって、そこにも雑誌ゃマンガの本が至るとこにあった。

 明るいうちからのお風呂は気持ちが良い!!

 

 お風呂に入る横に屈強な男の人2人と若い女性が2人ほどいた。

「???」と思いながらお風呂の入ると、この人たちは、サウナのロウリュを行う熱波師であった。

 

 このホテルには90度サウナ、バレルサウナ(大きな樽の中でサウナを行う)、70度の塩サウナ。の3種類があった。

 

 残念ながらバレルサウナは故障中であったが、あまり暑いサウナは苦手なオヤジは低温の塩サウナを心行くまで楽しんだ。

 

 お風呂から出たオヤジと娘1号は、休憩場のマンガの本を読んだり、色々な場所を見て楽しんだ。

 

 時刻は8時近くになったので食事とする。

ホテル内のレストランで食事をすることにした。

 

 注文品は芦別で有名な含多湯(ガタタン)ラーメンである。

 

 このガタタンラーメンは実はオヤジにとっては、幻のラーメンなのだ。

 

20年ぐらい前であるが、GTR乗りの友人Iと岩見沢の旧車のイベントを見た帰りに、Iが昼食は「芦別の含多湯(ガタタン)ラーメンが食べたい!!。」と、言いだした。

 そこで空腹にも負けずに芦別にたどり着き、ラーメン屋の住所を調べたら・・・・

 

 なんとそこは空き地であった。色々調べても他に含多湯(ガタタン)ラーメンをやっているのも分からずに夢破れて、旭川のラーメン村にたどり着いたときは、午後5時。

 

「いゃーーー。昼食べる予定が、夕食になったね。」と、二人して笑いあったものであった。

 

 それいらいオヤジの中では「含多湯(ガタタン)ラーメン」は幻のラーメンとして君臨していた。

 

 そして今、始めてそのラーメンを目にすることとなった。

 

 含多湯(ガタタン)ラーメンは多くの野菜や具材をスープに薄めのとろみを入れた中華スープであった。

 

 麺を食べるとスープまで絡み、レンゲの必要が無く、ハシだけでスープまで食べほすことが出来た。

 

 食事を終えた後、パフェが食べれる時間になったので、再び宿泊者専用のブースに行って、パフェを食べる。

 

 その後、お腹も満足したので休憩場でマンガの本を読んでいた。

 

 周りを見渡すと、1畳ぐらいの広さで少し高いとこがあったり、低いとこがあり、他のお客さんは自分の思い思いの場所でくつろいでいた。

 そんな光景を見たときに、オヤジはハッと気が付いた!!

「あっ!!ここは幼いころに思い描いていた秘密基地だ!!」

 

 特に少し低い場所はよほど居心地が良いのだろう。

 何人ものお客さんが、思い思いの恰好で、マンガの本を読んでいた。

 

 ここのホテルの大きな特徴で、スリッパが無いという事である。

はだしでどこにも行けるので、凄く気持ちが良い。

 

 そいえば、旭川の東神楽のホテルも同じようなコンセプトだなぁーー。と思っていたら、他のホテルの紹介で、東神楽のホテルは同じ系列店だと判った。

 

 時刻は午後11時。朝が早かったので、そろそろ眠たくなってきたので就寝とする。

 

 午前2時30分。トイレで目を覚ました。

 

 オヤジはホテルは苦手なほうである。長い間寝ることが出来ないのだ。

 

 俗に言う「まくらが変われば寝れない」という方なのだ。

 ひどい時は一睡もできないことがある。

 

 そこで2時半に起きたオヤジは再び寝る事を諦めて、本でも読もうか??と、思いながら、部屋はうすら寒いので布団をかぶったままでいたら、再びまた深い眠りに落ちた。

 

  バキッ!!と目が覚めたときは、朝の5時30分であった。

 

 ホテルに泊まって、こんなに長い間寝れたのは生まれて初めての事であった。

 

 頭がすっきりしたので、早速、朝風呂に向かう。

 

 まだ誰もいないお風呂は、オヤジの貸し切り状態であった。

 

そこで露天風呂に入ったら、まだ4月なのだが、冬の厳しい寒さはもう無く、暖かい日差しがオヤジを包んだ。

「もう春なんだなぁーーー。」

 真夜中に露天風呂に入って、電気を消すと、15秒ほど電気が消えて、そらには満天の星が見えるそうだ。

 

 そこで星のふる里と言われるらしいのだが・・・

 

 うむ。悔しい!!真夜中にお風呂入らなかったので、肝心な綺麗な星を見ることが出来なかった!!

 

 お風呂から上がって、娘とまた休憩室で本を読みながら、朝食の時間を待った。

 

 7時30分ぐらいが一番混むらしいので、オヤジ達は朝食は一番早い7時とした。

 

朝食はトーゼンバイキング!!

 

 朝から海鮮丼、おかゆ、フレンチトーストやうどん。含多湯(ガタタン)スープを食べまくった。

 いゃーー。後で体重計ったら、一気に3kgも太っていた。(苦笑♪)

 

 大満足♪大意満足♪

 

 ここは日帰り入浴も出来るから、今度は車中泊で来て、くつろぐのも良いなぁーー。

 

午前9時30分。

 

  チェックアウトの時に、部屋の暖房を調べたら、部屋がやたらうすら寒いと思っていたら、なんと暖房のスイッチを止めていただけであった。

 

 すまぬ。すまぬ。オヤジの勘違いで、暖房を小さくしているのは、ホテルの方針かと思ってしまった。

 

後はゆっくり帰るだけだ!!

 こうしてオヤジと娘1号は、大満足のうちに芦別温泉スターライトホテルから出た。

 

 PS旭川から帰るときに、車のパーツ屋さんを何気なく覗いたら・・・

 

 な・なんとS2000の社外品のフロント・バンパーが売っていた。

 

 値段を見たらなんと破格の約4万円(税込み)。

 S2000自体は非常に生産が少ない車だったので、社外品の中古のパーツが出るのもあんまり無いのである。

 

 このバンパーに取り換えたら、S2000が非常にレーシングマシーンに見えるほどのカッコ良さであった。

 うーーん!!実に欲しい!!

 こういう時はいったん落ち着いて、帰る事にする。

 

 後日、どうしても欲しくなったら、電話をして在庫を確認してから購入する事にしょう。

(売れたら売れたで、自分には縁が無かったものだと割り切ろう。)

 

 PSS:最近手に入れたDVD。

昔、話題になったGOHST RIDER4(ニコラスケイジの骸骨の映画では無いのだよ。)である。

 

 このDVDは一般の公道をGSX-R1000で時速300km/hで走る動画のDVDである。

 

 とーぜん、警察に追われるのであるが、やはり捕まりたくないから振り切ってしまう、真に社会的にはいけないDVDなのである。

 

 今回は偽物の白バイに扮して、スピード違反したバイクを追いかけまわすのだが、最後は逃げていたライダーが諦めて、バイクを停めたら、その偽物の白バイは 彼にハグをして立ち去るのだ。

 

 捕まったライダーはとーぜん免許取り消しになると思っていたのが「???」となって、笑いを誘うDVDである。 

 

 ただ、やはりバイクを乗った経験がるオヤジとして、行けない行為である反面、憧れる存在であった。

 

 

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