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2017年10月28日
先日、管理人に読者の方から質問メールが届きまして、色々管理人の考えを述べましたが、
読者の方にも、理解していだいた方が良いかなぁ、、、と考えて、この記事を書きます^^;
管理人は、「蜘蛛の預言⑧~『野馬台詩』の文章を読み解く!(後半4)~」にて、、、
今上天皇が、百王思想の最後の天皇となるのではないか?と書きました。
今上天皇は第125代目ですが、第26代継体天皇から数えれば、ちょうど百代目となります。
しかし、多くの人は思うはずです。
今上天皇はあくまで第125代目で、百王思想の100代目には該当しないのではないか?
、、、と。
百王流畢竭(百王の流れ畢(おわ)り竭(尽)き)
猿犬稱英雄(猿犬英雄を称す)
星流飛野外(星流れて野外に飛び)
鐘鼓喧國中(鐘鼓国中に喧し)
靑丘與赤土(青丘と赤土と)
茫茫遂爲空(茫茫として遂に空と為らん)
百王の流れはついに尽きて、
猿や犬が英雄を称した。
流星が野外に飛び、
(戦いを告げる)鐘や鼓が国中に響いた。
大地は荒れ果て、
果てしない世界は無に帰した。
ですが、管理人は、、、
あくまで継体天皇から数えて100代目とするのが正しい読み解き方であると考えます。
その理由は、「蜘蛛の預言⑦」でも書いた通り、
『野馬台詩』を読み解くきっかけとなった蜘蛛は、
大和国の長谷観音(長谷寺)から送られた蜘蛛であることが一つの理由です。
▼長谷寺
そして、長谷寺の創立は、本尊の十一面観音像を安置するために作られたものですが、
長谷寺の本尊の十一面観音は、継体天皇の出身地の霊木が使われているからです。
これが、継体天皇から百王を数える理由です。
ですが・・・これでも、まだ納得されない人がいることでしょう。
そこで、、、『野馬台詩』を読み解くもう一つのキーワード。。。
「白」の思想を持ちだす必要があるのです。
実は、この『野馬台詩』に隠されている白の思想については、過去に、
こちらの記事で、さらっと述べた事があるのですが、ここでもう一度おさらいします。
『野馬台詩』の読み解きには、文意以外に、その構造にも着目しなければいけません。
ご覧のように、『野馬台詩』には、その中間点に「白」の文字が施されているのです。
▼野馬台詩の読み方
「白」には"くくる"の意味が込められていますが、一体、何をくくっているのでしょうか?
よく見ると、この「白」の隣に「昌」の文字があります。
「昌」は、二つの「日」です。
つまり、これは、二つの日本を意味しているのではないでしょうか。
そう考えると、二つの日本とは、、、、
東日本(陽=イザナギ)、西日本(陰=イザナミ)という二つの日本だと考えられます。
さしずめ、白は、この男女神をくくり合わせていると考えて良いでしょう。
(この二つの日本の中間点にあるのが、男女神をくくり合わせている白山の菊理姫です)
つまり、『野馬台詩』の中間の白と昌の意味とは、
この白(=百-一=九十九)が、二つの日本を括って(九九って)いると考えて良いでしょう。
このように、『野馬台詩』には、単純な読み方だけでなく、
パズル的な要素が、組み込まれて施されていると考えた方が良いのです。
この白でくくるという思想は、何も『野馬台詩』だけに限ったものではありません。
実は、中世の在原業平の書いた、『伊勢物語』にも、その思想がみられます。
伊勢物語は第125段までで構成され、白はちょうど中間点の第63段に白(九十九髪)が隠されています。
下記のように、第63段の九十九(つくも)髪の段は、伊勢物語のど真ん中にある訳です。
このように、『野馬台詩』と『伊勢物語』とでは、
中間点に、「白」がある、ほぼ同じ構造になっているのが分かります。
ただし、この『野馬台詩』と『伊勢物語』とで、決定的に異なる部分が一つあります。
それは、『野馬台詩』が百王で終わると書かれているのに対し、、、
『伊勢物語』では第125段で男が亡くなっているのです。
むかし、男、わづらひて、心地死ぬべくおぼえければ、
つひにゆく 道とはかねて 聞きしかど きのふけふとは 思はざりしを<現代語訳>
最後に行く道とは、かねがね聞いてはいたけれど
まさか昨日今日のこととは、思ってもいなかったよ
恐らく、これは、『野馬台詩』と『伊勢物語』とで、
歴代天皇の数え方に差異があるためでしょう。
と言う事で、伊勢物語の方は、現在の歴代天皇と同じか数え方になっていると思われます。
『野馬台詩』は、継体天皇から百王を数えていましたが、
『伊勢物語』は、初代の神武天皇から数えて良いと思われます。
そう考えて、、、、歴代天皇の初代、中間の63代、125代を考えてみて下さい。
まぁ、ここでは中間の63代天皇は、冷泉天皇(在位967年 - 969年)になります。
在原業平は、この時代より前の人物なのですが、、、
第63代に冷泉天皇という「白」を暗示させる天皇が配置されている事に、管理人は驚きます。
『伊勢物語に隠された謎の暗号「ちはやふる」』で述べたように、
在原業平は、伊勢物語に、自身の和歌を巧妙に隠しています。
▼百人一首17番 在原業平
「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」
(現代語訳)
様々な不思議なことが起こっていた神代の昔でさえも、こんなことは聞いたことがない。
龍田川が(一面に紅葉が浮いて)真っ赤な紅色に、水をしぼり染めにしているとは。
白の思想は、在原業平の和歌では、"水くくる(水くぐる)"の部分に隠されています。
水をくくる(水くぐる)=水を九九る=水+白=白水=泉なのです。
ここでいう白水とは、、、
白水郎(水にもぐる(くぐる)ことのじょうずな者=漁師、海人(あま)の意味も有ります。
だから、歴代天皇を数えてみて、ちょうど63代の冷泉天皇の名前に、水くぐるの意味がある、
「白水=泉」の文字がある事に管理人は、驚きを覚えてしまうのです。。。
「白水」というのは、非常に意味がある言葉です。
現代では、忘れら去られていますが、、、白水には救世主思想が込められています。
ご存知でない方のための、、、古代中国の白水真人伝説
世の中が混乱した時、人々が待ち望むのが救世主ですが、、、
古代中国においては、その救世主が仙人であり、その別称が"真人"でした。古代中国で漢王室が、王莽に簒奪され、世の中が乱れに乱れ切った時代を、
俗に王莽時(おうもうがとき)、、、逢魔時(おうまがとき)と言います。
この世の中が乱れた逢魔時に、
救世主として預言的に貨幣に示されていたのが、白水真人です。
新(しん)を建国した王莽おうもうは、銭の表面の文字に金刀とあったのを
二字合わせると、漢の姓である劉りゅうの字になり、
劉氏が再び勢力を巻き返す兆しであるとして「貨泉」と改めました。しかし、この貨泉の文字も分解すると泉は白水、貨は眞(真)人となり、
後漢の初代皇帝、光武帝が白水郷(湖北省)から興る兆しとなりました。
このように、伊勢物語と歴代天皇にも、色々と対応しております。
伊勢物語の場合は、ちょうど、第125代で、男が唐突に亡くなってしまいました。
だからこそ、管理人は、第125代の今上天皇が、最後の天皇になるのではないか、と考えます。
ちなみに、この『野馬台詩』の百王思想ですが、、、
仏教の預言(弥勒菩薩の出現)にも、それがこっそり暗示されています。
ですが、これを述べるのは、もう少し先、、、です^^;
とにかく、今上天皇の退位が近付いてきております。
終末の時代が近い事を悟るべき時代になって来ているのかもしれません。
PS.天皇が東遷された時、多くの公家はそれに付いていきましたが、
その中でも、京都に留まったのが、御子左家(冷泉家)です。
彼らは、京都で、「今も天皇の帰京を待っている」、、、とか。
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※結局は、日本人がいつも神棚に祀る「お米・水・塩」の3つを確保することが、人間が生きる上で重要な訳です^^