あなたの学習回路を起動、加速させる学習コンサルタントの宇都出です。
昨日はこちらの本を紹介しましたが、
ただ、こちらの今年初めに出版された、「読解力」に真正面から取り組んだ本のご紹介を忘れていました!
著者の犬塚美輪さんは東京学芸大学教育学部准教授で、5年前にはこちらの本も出版されており、「読解力」について発信されている研究者のおひとりです。(7年ほど前に参加した「SRL(自己調整学習)研究会」に参加した際、お目にかかったことがあります。)
『読めば分かるは当たり前?-読解力の認知心理学』は、
「読解力を高めるための地図」にしたいという著者の意図通り、読解力について「わかる」とは何かから、読解力を高めるための「読解方略」まで、読解力について網羅的に語ってくれている良書です。
「わかる」とは何かが解き明かされるところでは「表象構築」など取っ付きにくい言葉があり、読みにくいかもしれません。
ただ、そこは勇気をもって読み飛ばしつつ、「読解力を高めるための地図」をざっくりでも手に入れてください!
後半の「読解方略」のところなど、読むうえでさまざまな「方略」(英語ではStrategyです)が挙げられていて、自分の読み方を広げるきっかけになると思います。
KTK(高速大量回転)法もこの「読解方略」の一つと位置付けてもらえれば、より取り組みやすくなるかもしれません。
ぜひチェックしてみてください!
今日はこのへんで。
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宇都出
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