2022年1月19日水曜日

遂に院内従業者のコロナ感染確認

本日、私の勤める病院でもコロナの再発生が確認されました。

数ヶ月前に患者さんにコロナ感染が確認されて、2つの病棟が大変な目に遭った後、患者様が数名お亡くなりになりました。更にその後も数ヶ月経って職員が気づかないうちに感染した後に仕事に就いたことで予防的に病棟閉鎖と隔離措置をとることになりました。

幸いにしてこの時は病棟で患者さんや看護師に感染者は発生せず大事には至りませんで良い意味で徒労に終わりました。良くないことに備えてそれが発生しなければ素晴らしいことで、自衛隊と同じく抜かぬ刀を磨き続けると言う状況です。

しかし、今回私の行っているバイト先の病院で実は入院病棟で発生したことがその日の後半になって判明しましたし、悪いことに私の勤めている病院でもある部署の看護師ではない人物と更にその部署とも関係のない人物達の陽性が判明しました。しかし、それも子供さんの幼稚園で濃厚接触者が発生してそこに通っていた息子を調べたところ陽性であったため自分も調べたら陽性であったとか、何となくノドが痛いのが3か続いているから心配になって仕事を始める前にチェックしてみたら・・・と言うパターン。幸いにして、この方々は就業前に申告して下さったため、院内持ち込みの形にはなりませんでしたが・・・。

要するに熱発も無しではあるものの、咳を含む上気道炎様の症状や咽頭痛の存在で心配になって、調べてみたら陽性というのが増えてきているのが特徴で、アルファから始まってデルタ株までの一連の変異が大発生していた頃に見られたような激しい熱発と呼吸器症状が無い状態での検知となっているのです。

これをどうみるかですが、結局その人達は全員二回接種をしている事は私の方で確認済みで、恐らくは低下した液性免疫の力の為に感染は成立しているものの、ウイルスを叩く本丸である細胞性免疫は十分に残存している事が強く推定されました。

しばらく前から私は看護師さん達に質問される度に「おそらく今回のオミクロン株は感染力の増強があると言われている上に病原性が低下している可能性も指摘されているから、以前の変異株と違って、若い職員を中心に知らない間に院内に持ち込んで静かに浸透、患者さんで免疫力の低下している人を中心に被害が広まるというシナリオが成立する可能性は否定できないと思うよ。」というような事を話しています。

だからこそ、最大限に我々医療従事者はマスクの着用やその他の三密に繋がるような行動に気をつけて「我々は若いから万一かかっても重症化しないだろうから、それほど感染は気にしなくても良いんじゃないの。」とは考えずに、医療従事者が勤務する環境ではまさに免疫不全・compromised host等がたくさん居るからこそ、普段の生活では必要以上に気をつけるようにして欲しいものだということを改めて話した次第でした。

コロナがインフルエンザと同様の扱いになったとしても、そのインフルエンザも高齢者たちには恐ろしい殺人者である事は毎年のデータが示している通りです。


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