二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第96回選抜高校野球大会 星稜高校野球部トレーナー同行にともない鍼灸治療院はお休み中です!

2024年03月27日 | 予告

 お久しぶり投稿です

 投稿したい気持ちはありましたが、1月1日の元日に発生した能登半島地震において、私が所属する(公社)石川県鍼灸マッサージ師会(公社)石川県鍼灸師会での災害支援鍼灸マッサージ活動の段取りや会議などでドタバタ動いており、ゆっくりブログを更新することができませんでした

 

 そして只今、大阪でこのブログを書いています。

 3月16日(土)から本日で12日目となりますが、第96回選抜高校野球大会へ私がトレーナー活動を行なっている星稜高校野球部のサポートのため大阪入りし選手やスタッフの皆様とともに寝食をともにし行動しています。

 その活動は改めて試合、練習、トレーナー活動として本ブログに残しておく予定にしております

 

 本当に当院へご来院の皆様にはご迷惑をおかけしております 

 私の活動のご理解いただき心より感謝いたしております 

 

星稜高校野球部の現在

1回戦 3月18日(月)   田辺高校(和歌山県 21世紀枠出場) 4-2 で勝利

2回戦 3月25日(火)   八戸学院光星高校(青森県) 3-2 で勝利 

 

 接戦ながら2試合を勝ちきりベスト8へ進出しました。

 

 その結果、3月16日(土)からの治療院お休みが現在のところ、3月29日(金)まではお休みをいただく形になっております。

 選手たちの頑張りで、なかなか金沢へ帰ることができない状況となっておりますが、よろしくお願いいたします。

 

 今後の予定は・・・

 準々決勝 3月28日(木) 準決勝 3月30日(土) 決 勝 3月31日(日)

 となっております。

 

 星稜高校野球部といたしましては、過去の野球部の歴史の中ではこのベスト8が最高成績です。

 新しい歴史を開き、新たな道に足を踏み入れることができますように、選手が全力でプレーできますように心身ともにサポートしていきたいと思います。

 私もこの第96回選抜高校野球大会のトレーナー活動をやりきりたいと思っております。

 

 大会トレーナー活動途中でブログを書くことも珍しいですが、今回は業界業務も多々ありトレーナールームに自身のPCを持ち込んでいますので、時間をみつけてブログを書かせていただきました。

 

 最後までお読みいただき、まことにありがとうございます

 

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第105回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)トレーナー活動記~試合編~

2024年02月17日 | 高校野球

 トレーナー活動編に引き続き、第105回全国高校野球選手権大会のトレーナー活動記について書かせていただいております

第105回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)トレーナー活動記~トレーナー活動編~

 

 

    

山下監督の試合前のノック ノックバットに秘話あり

 

大会第5日目 第3試合(2回戦) 14時19分試合開始 観衆:11000人

 星稜高校  創成館高校(長崎) 試合時間;2時間6分

   1   2   3   4   5   6   7   8   9   計 
星 稜 0 0 0 0 0 1 0 0 2 3
創成館 2 4 0 0 0 0 0 0 X 6

 

 スコアをみても分るとおり、序盤に流れをつかめなかったこと、投手の投球が試合の流れを作れなかったことで序盤から創成館優位で試合が進められました。

 打撃でも序盤、相手の福盛投手の術中にはまり、練習通りの打撃ができなかったことが序盤・・・試合全体の流れを決定づけました。

 エースが自責点6で、甲子園で勝つとなると相当大きな分岐点がないと難しいかなと。

 星稜は、四死球8、失策3と滞る部分が多くありました。

 そこにうまく絡んでいった、創成館が5安打ですが流れを掴んでいったわけです。

 

 中盤から終盤は、継投した2年生の佐宗投手、3年生の中山投手が試合のリズムをつくり、終盤の攻撃でエースの武内選手の2ランホームランなどで反撃に出るも時すでに遅く、試合をひっくり返すまでには到りませんでした。

 試合の流れ、特にこの甲子園という場所は、いつもの地方大会とは雰囲気など全然違います。甲子園の神様は、選手たちには女神を降臨させたり、魔物を降臨させたりして選手たちを試すのです。

 その試練を乗り越えたところに勝利があります。

      

 コロナが明けての久しぶりの制限無しの応援でした。

 多くの皆様の応援に感謝

 そして、この雰囲気、やっぱり高校野球が大好きです

 試合には負けてしまいましたが、苦しみながら石川県大会を勝ち進み、いろいろなことを乗り越えて、この甲子園で試合を披露することができた星稜高校野球部の選手たち、また、スタッフの皆様を称えたいと思います。

 お疲れさまでした

 阪神甲子園球場のバックスクリーン後方にある「素戔嗚尊神社」に、再び甲子園へ来ることを約束するため手を合わせ(金沢への帰りにおみやげを買いにきた時ですが・・・)、夏の甲子園球場をあとにしました。

 

 今回、令和5年11月に開催された、第54回明治神宮野球大会~高校の部~で星稜高校は優勝。

 秋の時点では日本一となった星稜高校野球部ですが、春の選抜高校野球大会での活躍が楽しみです。

 私も全力で選手たちをサポートします

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます 

 

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第105回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)トレーナー活動記~トレーナー活動編~

2024年02月15日 | 高校野球

 お久しぶり投稿です

 皆様、お身体と心の調子はいかがでしょうか。

 元旦の能登半島地震から大きく令和6年の生活が大きく変化している状況です。

 これをどう捉えていくのか、この状況をきっけに、どのような人生づくりをしていくのか、自分が良いと思うことも悪いと思うことも、大きな変化は自分や世の中の成長や発展を促す何かなのかなと感じています。

 

 さて、星稜高校野球部第96回選抜高校野球大会(春の甲子園大会)への出場が決まりました。

 3月8日が組み合わせ抽選となりますが、今大会も星稜高校野球部へトレーナーとして同行する予定にしていますので、昨夏の大会を振り返りながら、より良きトレーナー活動のために記録しておきたいと思います。

 

 第105回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)トレーナー活動記

 令和5年の夏の甲子園大会は、2019年夏以来、久しぶりに星稜高校野球部にトレーナー同行しました。

 選手とともに大会期間中をトレーナーとして過ごすことは、本当にワクワクし興奮する時間であり、毎回が貴重な経験となります。

 行動するということは、そこから何かを得られるということ。

 

 組み合わせ抽選では、初戦が大会5日目第3試合ということで、8月8日に宿舎に入るよう金沢を車で出発しました。

 対戦相手は、長崎県代表の創成館高校ということで、89回大会の時に初戦で対戦した長崎日大高校以来の長崎県勢との試合となります。

 当時のチームは、投手が元読売ジャイアンツの高木投手、ファーストを守っていたのが楽天ゴールデンイーグルスの島内選手という顔ぶれでした。

 結果は1-3で負けでした。今回も勝利することができませんでした。

 

 今回も選手と一緒にホテルで宿泊し、一室をトレーナールームとして用意いただいての活動です。

 2人同時に施術を行ないます

鍼とマッサージを中心に行ないます 

 早朝に到着してトレーナールームを準備。

 少し休憩後、選手の練習について練習会場へ。

 選手の動きをみることは基本中の基本ですから。

 しかし、日頃の練習からちゃんと選手の動きや身体の状態を把握しておくことが重要であり、そのときだけ選手の動きをみても比較できないので正確な情報に気づくことができない、と私は思ってます。

 そういう意味では、今回の大会については私の情報収集不足という部分があったのが大反省点でした。

   

 8月8日の練習会場は豊中ローズ球場

 練習を見ながら、選手とコミュニケーションを取りながら、+練習やグランド整備を手伝いながら2~3時間ほどの練習を過ごします。

 この場所では練習を見ながらですが、選手とのコミュニケーションをとる大事な時間です。

 そして宿舎へ帰ってからは投手と捕手からケアに入ります。

 トレーナールームではだいたいプロ野球などスポーツを観ながらケアします。

 で、OBが出場していたりすると盛り上がるわけです。

 今も、プロ野球に入団したOBの選手の皆様が活躍してくれているのは嬉しい限りです。そしてテンションが上がります

 2019年、準優勝した頃は、全英オープンで渋野日向子選手が優勝した年だったな~と思い出しました。

2019 夏 第101回全国高校野球選手権大会 トレーナー活動記 トレーナー活動編

 

 8月9日の練習会場は、津門公園野球場

 

 試合前日の練習は多くの記者が取材に来るので、明日は試合なんだな~と周囲も選手たちも実感する、そんな練習時間となります。

 選手個人で正確も違いますし、調整方法も違いますし、試合前日から当日の過ごし方も違うので、どのような状態が試合に最高のパフォーマンスを発揮するためにより良い状態なのかはそれぞれ違うのだと思います。が、大事なのは、いつも通り練習に取組み、そして、気持ちを試合に向け高めていけるかということだと思います。

 そんなことを思いながら私は、練習を観て、選手と対話しながら、宿舎に帰ってからケアを行ないます。 

 どんな状況でも全力を尽くす。

 これは選手たちだけではなくトレーナーも同様のこと。トレーナールームというフィールドで少しでも長く活動したいと思いを込めながら、リラックス&モチベーションアゲアゲにできるように尽力します。

 

 3年ぶりの甲子園大会へ同行してのトレーナー活動は心地よい疲労感を感じながら、3日間で終了しました。

 今大会の反省点を胸に第96回選抜高校野球大会のトレーナー活動をより良いものにしていきます。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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スポーツ鍼治療法・アメリカメジャーリーグ トレーナーセミナー参加しました!

2023年12月29日 | 鍼灸

 お久しぶりのブログ更新となってしまいました。

 令和5年も年末となりましたが、皆様、ココロやカラダの調子はいかがでしょうか

 今年は、様々な活動をさせていただき、ブログ更新のネタは多くあるのですが、一つずつ今年を遡っていく感じでブログを書いていきたいと思っています。

 

 さて、皆様、クリスマス&イブはどのようにお過ごしでしたでしょうか

 いろんな形があっていいと思います。

 私のクリスマス・イブは、自分へのクリスマスプレゼントと自分の今後の活動に発破をかけるため、「スポーツ鍼治療法] 入門編 のセミナーへ参加してきました。

 単なるスポーツ鍼の講義だけでなく、アメリカメジャーリーグタンパペイ・レイズでトレーナーをされています福田 紳一郎トレーナーの話を聴講できるということでワクワクしながら学びを得ることができました。

 

(一社)日本スポーツ鍼灸師協会の早川 和浩 先生が主催しての開催です。

 早川先生は私の中和鍼灸専門学校(現 中和医療専門学校)の同級生です。

 早川先生は、木田 優夫 投手(元プロ野球選手)がデトロイト・タイガースと契約してプレーした時、彼の専属トレーナーとして鍼灸師としては初めてメジャーリーグの球団とトレーナー契約された先生です。

 その先生のお誘いもあり、今回、このセミナーに参加させていただきました。

写真(右) 早川 和浩 先生

 セミナーは午前10時~12時30分、午後13時30分~16時30分の二部構成。

 実は前日(いや当日)、望年会で午前2時くらいまで飲んで歌っていたので、やや睡眠不足だったのですが、まったく眠くならず、目をキラキラ、ギラギラさせてセミナーに参加できました。

 

午前の部「スポーツ鍼治療法」入門編

 先生が今まで経験、学んできたスポーツ鍼治療法のエッセンスの導入部をお話いただきました。

 治療を体系化してまとめて、そして、その基礎や応用を後進に伝えていくことは大事なことですし、私も自分の治療方法や考えをまとめていかなければならないと、このような面でも学びになりました。

 まずスポーツ鍼の定義を「スポーツによる怪我や痛みを鍼で治療し可能な限り早期にかつ安全に競技復帰させることができる鍼治療を”スポーツ鍼”」として話が進みました。

 選手の障害や不調の状態を正確に評価し、その必要な鍼治療を行なうことができる鍼灸師を「スポーツ鍼灸師」と定義されていました。

 

 選手にとって、怪我の状態や予後をある程度把握すること、そこから回復して競技復帰するためにはどれだけかかるのか、ここが最も必要な情報です。そのためにはスポーツ医学や病理、生理、解剖などの知識も必要ですし、自分の鍼治療を知り、さらには限界を知ることも大切になってきます。

 一定の定義づけを行ない話をすすめていくことで、すごくスムーズに内容に入っていけました。

 

 スポーツ鍼の歴史では、1970年代から2000年代に入ってからの歴史の流れの説明がありました。

 現在は、NATA-ATCやアメリカ・日本の鍼灸の免許などトリプルライセンスを取得し、自己でマーケットバリューを示していく話にワクワクしました。学ぶことはたくさんあります。

 

 スポーツ鍼の効果とはでは、これはプライマリケアとして、痛み、腫れ、炎症を早期にとりながら血流促進していいくことの大切さの話があり、ところどころ出てくる臨床のポイントに「なるほど~」と気づきが多くありました。

 このプライマリケアをきっちり行なうことで、パフォーマンスの維持、早期回復・早期競技復帰に繋げていくことに鍼治療をどう活かしていくか、選手にどう説明していくかということです。

 

 スポーツ鍼の基本とは(早川式)では、先生が考えるスポーツ鍼についての段階、治癒過程、それでも痛みが残った場合はどうするか?!などの考え方が説明され、シンプルなのですが深さを感じ、自分の臨床を想像しながら聴かせていただきました。

 ここでも選手への説明の仕方、臨床効果を出すポイントなどの話も鏤められていました。

 

 スポーツ鍼の基本手技とはでは、鍼を刺す方法、施術ポイントの話がありました。基本的な刺す方法を身につけることの大切さ、身につけるということは、基礎のある所にイマジネーション(想像・創作)がうまく重なると治療効果も上がるという話には「なるほど~」と勉強になりました。

 ここでも早川先生自身が行なっている組織を緩める、締める刺激方法の話があり納得しました。

 

 スポーツ鍼の施術アプローチでは、では選手の身体に対して、どのような思考と方法でアプローチを行なうのかというお話でした。

 筋膜から骨膜まで、どのような施術方法を行なうのか。この施術をどのようなプランで行なうのか。このプランをどう説明することによって選手との信頼関係を築くのかという点が説明され、こちらでも「なるほど~」と学びの嵐でした。

 ここは施術上だけではなく経営上の必要な考え方なのでした。

 

 スポーツ鍼の治療道具では、今回、学生さんや鍼灸師以外の皆様の参加もありましたので、トレーナー活動や鍼治療で使う鍼やパイネクスなどの円皮鍼、微弱電気治療器の紹介や使い方の説明がありました。

 私がトレーナー活動で使用したことのあるものもあり、また購入意欲が 湧いてきました。笑

 

  スポーツ鍼の施術上の注意点では、鍼を打つ前の準備について「押し手」「前揉」の細かい話や、整形外科・眼科・歯科など他科との連携の話があり、ここは石川県スポーツトレーナー連絡協議会に入っているため大事であることは分っている話でしたが、再認識いたしました。

 

 スポーツ鍼に必要な鍼先感覚トレーニングでは、スポーツ鍼ではなくても大事なことです。健康な状態の身体に鍼を入れた時の状態を皮膚から骨膜にいたるまで、どのような状態か鍼先で感じるトレーニングを行なうこと。

 「鍼を打つのだから当たり前じゃ~ん」と思われますが、これを感覚や脳の記憶として落とし込むことは、繰り返しのトレーニングが必要です。スポーツの技能獲得も同じことですよね。基本中の基本ですので、疎かにしてはいけません。

 ここから鍼を身体の中に入れていく途中で、いつもと違う部分(硬結・炎症)を感じることができます。

 これを踏まえて、同じベッドで横に座った参加者と下腿やアキレス腱に実際に鍼を刺入して感じるトレーニングを行ないました。

 私の隣は東京から来ている学生さんで、鍼灸師とATを取得の勉強をされている男子でした。学生さんということで、私が鍼を打たせてもらいました。

 私は師匠について勉強していたのが癖となり、鍼の切皮、刺入の練習と感覚を磨くことは今でも行なっています。

 

写真(右)タンパペイ・レイズ 福田 紳一郎トレーナー

 

午後の部「アメリカメジャーリーグでのトレーナーの実際」

 福田先生は、今回会場となった専門学校の卒業生であり、ここで早川先生と出会ったのがきっかけとなり、それに触発されアメリカにわたりトレーナーの道を歩みました。師弟による初コラボセミナーだとか。

 どのようにしてタンパペイ・レイズのトレーナーを掴んだのか、その道のりの中の喜びや苦悩、そして、早川先生との対談へと話が進んでいきました。かなりエキサイティングな話でした。
 年齢で言うと、人生半ばまできましたが胸がワクワクする話はいつ聴いても気持ち良いものです。

 

 また、福田先生がメジャー選手(とくに投手)に対して行なっている施術の一部をデモンストレーションという形で披露していただきました。

 鍼治療では何を目的に行なうのかという点では、早川先生の午前の部の講義と考え合わせ、スポーツ選手にはここがポイントだな、こうしてパフォーマンスを上げていく方法がいいな!と個人的には得るものが多かったです。

 あとは鍼だけではなくストレッチやカッサ、吸い玉なども利用しながら選手をよりベストの状態に近づけ、他のチームのトレーナーと協力しながら、ケガを予防しパフーフォーマンス向上に繋げる=チームの勝利に貢献するという部分で、自分の施術について考えさせられる部分が多くあり刺激になりました。
 ストレッチ方法や身体の触れ方など勉強になりました。

 メジャーでは「痛みがある時点で試合は出場はNG」ということでトレーナーの使命も大きいものがあります。

 他のトレーナーと協力はするが、自分の施術と選手との信頼には絶対の自信を持ってトレーナー活動を行なう姿勢にも、私は背筋がピシッとなりました。

 

 積極的な行動、という点では、これくらいやらないと実力社会の、そして外国人として入って一定の評価を得るためには必要なのだということを感じました。全球団に自分が何をできるかなど履歴書を送付し、メジャーリーグのトレーナー以外の道の誘いは全て断った姿勢は、本当に脱帽でした。私ならどうしたか・・・

 

 人との出会いを大切に、という点では、就労ビザについてや、球団が地元の鍼灸学校の入学費用すべてを支払ってくれてのトレーナー契約の話について、やはり自信を持って、積極的行動と自分を磨く努力を怠らない姿勢、そして夢や信念を貫くぞ!という気力、このようなものが相手に好かれる要因となり、道が開けてくるのだな~と感じました。

 

 その他、最近、メジャーリーグでは鍼治療を受ける選手が多くなっていることや、最近のトレンドなどの話は勉強になりました。治療についてもだいたい10年ほど経過して日本に伝わってくることも多く、現状を知れたことは、今後の自分の行動にも活かされます。
 アメリカでのドライニードルなどの実際や現状の話もインプット

 

 レイズのチームトレーナー体制や、どのような形で選手がケアに訪れるのか、その環境を踏まえてどのようなコミュニケーションを取りながら具体的に施術していくのかなどもワクワクして話を聴かせていただきました。

 

 そして、早川先生、福田先生に共通してでききた話は「信頼」の構築です。

 選手とどうコミュケーションをとって一緒に歩むのか、そして、選手が良いパフォーマンス状態で試合に臨み、チームがより良い成績を出していくために、自分のスキルをどう活かすかなどなど、やはり「ケガをせずにシーズンを終了すること」「より良い成績でシーズンを終えること」にどう関わっていけるか、これを選手と一緒に歩んで行く姿は、スゲ~な~、という気持ちで聴いていました。

 

 昨今も、大谷 翔平 選手や山本 由伸 投手がドジャースに入団した話題が世間を賑わせました。
 お二人とも、やはりワールドシリーズ優勝のできるチームへ入団したわけです。

 タンパペイ・レイズは5年連続プレーオフに進出しているチームです。

 そして、メジャーリングの日本人トレーナーというのはこれまでも存在しましたし、現在も福田先生以外にも活躍されています。

 その日本人トレーナーの中に、ワールドシリーズを優勝するともらえる「チャンピオンリング」を3つ持っている方がいるそうです。

 これからの夢は何ですか という問いに・・・

 

 「チャンピオンリング」を4つとれるようにがんばります

 

 という話があり、熱い熱いセミナーは終了となりました。

 早川先生と福田先生には、素晴らしいクリスマスプレゼントをいただき感謝しております。

 

 学生参加者の中に、石川県出身の女子がいて、鍼灸師とATの免許を取得していずれは石川県へ帰りたいという出会いもあり、最高でした

 

 会場が千種区今池であったため、セミナー終了後、私が修行時代にお世話になった東洋医学研究所へお邪魔虫してきました。

 現、東洋医学研究所所長の橋本先生とも話ができて良かったです。

 

 それにしても名古屋は天気が良くて気持ちいい空気だったな~
 この空気感、第二の故郷なのですごく好きです。

 

 やはり長文になってしまいました。
 最後までもお読みいただき、ありがとうございます

 

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金沢市鍼灸マッサージ師会 令和5年度 経営セミナー行います! ご案内

2023年11月01日 | 予告

 今年もはや11月になりました

 皆様、上機嫌で、心も体も絶好調でお過ごしでしょうか

 

 さて、今回は、ここ数年実施しています金沢市鍼灸マッサージ師会経営セミナーのご案内をさせていただきます。

 

令和5年度 金沢市鍼灸マッサージ師会 経営セミナー

開催日時2023年12月10日(日) 

 【セミナー】11時30分~13時30分
 【懇親会】 13時40分~15時40分

開催方法会場 長八 金沢駅前店  金沢市此花町5-5 玉川駅前ビル1F
     WEB(ZOOM)
     ※ハイブリッド開催
     ※WEBの方はセミナーのみとなります。
 
定員現地参加   38名  WEB参加 20名
   アーカイブ参加 定員なし
 
 WEBは人数に達しましたら締め切ります。
 WEB環境の環関係上、少人数となっております。ご理解よろしくお願いします。
 
 WEB締め切り後に申込みいただいた方にはアーカイブ視聴に変更いただきますよう連絡差し上げます。

演題:『金沢の出逢いから上場企業へ!鍼灸マッサージ師の挑戦~時代の捉え方と道の開き方~』

講師:澤登 拓 先生(鍼灸マッサージ師) (株)フレアス代表取締役 会長
 
申込み締切り令和5年12月2日(土)

参加料(懇親会込み)
 金沢市鍼灸マッサージ師会会員
 【現地】5000円  【WEB・アーカイブ】無料
  ※アーカイブ期間  2週間
 
 養成学校学生
 【現地】6000円  【WEB・アーカイブ】1000円

 石川県鍼灸師会会員
 石川県鍼灸マッサージ師会会員
 【現地】6500円  【WEB・アーカイブ】2000円

 その他の鍼灸マッサージ師
 他業種経営者の皆様
 【現地】7000円 【WEB・アーカイブ】4000円
 
※上記、現地料金は懇親会を含んだ料金となっております。
 
※現地参加の場合は、懇親会への参加が必須となりますので、よろしくお願いします。
 
※アーカイブ視聴は現地参加・WEB参加の会員も可能です。
 
※懇親会は冬の日本海の幸を味わいながらの交流となります(90分飲み放題付)。
 
お支払い方法は振込みでお願いします。
現地参加の方は、振込みでも当日会場でお支払いいただいても結構です。

参加料振込み先

 申込みのGoogleフォームに記載してあります
 
※WEB参加の皆さまへ
1.振込みの確認ができましたら開催日の 1週間前頃にZOOM情報送信
2.アーカイブ配信は2週間となります。
 
※会場参加の皆さまへ
1.お車でお越しの際は周辺有料駐車場をご利用ください。
2.感染症対策は各自で対応お願いします。
 
お問い合わせsfutaba@lilac.ocn.ne.jp 
       このブログにコメントいただいても結構です。
 
 澤登先生は、鍼灸マッサージ師でありながら、その高い志で、訪問マッサージの会社、株式会社フレアスを創業されています。
 そして、多くのあん摩マッサージ指圧師の雇用を創出され、本業界に貢献されています。
 
 貢献するなんて私が言うのもおこがましいですが、さらに東証マザーズにも上場されています。
 鍼灸マッサージ師で東証マザーズに上場されているのは、日本初?!ではないかと思いますし、そのような人物はなかなか現れないと私は思っています。
 
 また、先生は金沢市にある北陸大学にも在籍され学ばれており、金沢にもご縁がある先生です。
 その辺りも、お話いただきながら、鍼灸マッサージ師として挑戦された思いや、今の時代の捉え方や道の開き方などのヒントをお話いただけます。
 
 経営手法ではなく、先生の哲学や行動から何かを学んでいただければと考え企画いたしました。
 
 
 参加は、鍼灸マッサージ師だけでなく、個人事業主の方、会社員、企業経営者の皆様、どなたでも参加はご自由です
 
 しかし、会場やWEB環境の関係上、人数に限りがございますので、早めにお申し込みいただければ有難く思います。
 
 
 最後まで、お読みいただきまして、誠にありがとうございます
 
 
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