花と花束には興味なくとも
この表紙は心地よし。
さて、花と言って
すぐ思い出されるのが
千利休と豊臣秀吉の逸話
一 輪 の 朝 顔
千利休の聚楽屋敷に美しい朝顔が咲いていると耳にした秀吉は、すぐさま朝顔の茶の湯を所望し、利休の屋敷に訪れる。ところが、庭の朝顔の花はすべて切り取られていて何も残っていない。秀吉はいったい何事かと訝しげに茶室に入ってみると、床の間に咲く朝顔が一輪。その朝顔の儚さと美しさに秀吉は大いに感心したという。
この逸話での
利休の意図するところは
未だ理解出来てませんが
この逸話の出典は・・・
宗旦四天王の一人であった
藤村庸軒の女婿・久須美疎安が
庸軒から直接伝え聞いた
茶話70数話をまとめて
1701年(元禄14)に
出版した茶書だそうデス。
つまり、利休の死後
110年経ってから編纂された
逸話ということになるようデス。
さ、遅ればせながら全章読んでみますかの。