抄録・論文の書き方

抄録・論文の書き方

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

症例発表や卒論など論文を書く機会が1,2,回はあると思います。
管理人も、COPMを使用しての利用者の動向調査を行い、抄録を書きました。

以前の職場で「論文の書き方について」の勉強会が開催され、その時に頂いた資料をもとにレポートを書きました。

これから研究レポートを書く機会のある方にとっては役に立つことと思いますので、参考になれば幸いです。

シャキ!

ここでは、抄録・論文の書き方について簡単にご紹介しています。

 

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標題(タイトル)

論文の顔…論文の内容を的確に表しており、なおかつ、短く簡潔で理解しやすいもの。

【例】「老人の糖尿病患者の食生活に関する実態調査」
研究の対象→糖尿病患者
研究の目的→食生活
実態調査→研究の方法

はじめに

起承転結
起→問題提起と性質
承→動機
転→今までの研究の成果(誰が「何をどのように」報告している)
結→範囲と目的

研究の方法

対象および方法
調査方法
方法
調査期間
調査対象
調査内容

結果

得た結果の生のデータをそのまま提示。
口頭発表に使用する図・表は多くても1分に1枚程度

考察

論文の中で最も重要な部分

調査で得た結果の関連を見ながら、どのような意味があるかを説明、解釈し自分たちが立てた仮説との関係を論じる。
他の研究者が行った同様の調査結果と、自分たちが得た結果を比較・照合し、どこが一致しているのか、どこが異なっているのかを述べる。

結論

この調査で得た成果を書く部分。得た結果すなわち自分たちが立てた仮設が「成立するのか」「しない」のか、あるいは「今の段階ではなんとも言えない」のか、いずれかを示す。

おわりに

この研究の簡単なまとめとそこから得た結果を示すと同時に研究の限界や得られた成果の応用の可能性、将来の研究への展望について述べる。

謝辞

研究を進めていく過程でお世話になった人に、感謝の意を表す。
本文ではないので見出しを付けず、本文より5行空けて書く。

引用・参考文献

「はじめに」や「考察」の中で引用したり、参考にした文献は忘れずに記載。

【例】
雑誌の場合→著者名:題名(副題)、雑誌名、巻(号);ページ、西暦発行年
単行本の場合→著者名:書名、版、発行地、西暦発行年、ページ

 
頂いた資料のお陰で、難なく抄録を作成することができました。
いい文章にしようと難しく考えないことが大切ですね。逆にいい文章を書こうとすると、焦りが生じてしまい、満足の行く内容を書けませんから。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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