안녕하세요?
2020年は、心配事や不安が絶えない日々でしたが、
今年も引き続き人の叡智が試される1年になりそうです
東京はここ2日程、寒の戻りで朝晩冷え込んでますが、
もう季節は春ですね
現在、6月6日【日】実施予定の「ハングル」検定、
絶賛受付中です!
職員も、コロナ禍でも絶えない皆さまの〝ハングル〟学習熱の高さに
背中を押されながら、日々の業務に勤しんでおります
前回試験から振替受験の方の、会場や級の変更は受付期間まで
可能となっております
希望される場合、早めのお手続きをお願いいたします
さて、受付期間には、
昨年、コロナ禍でも、ひっそりブログにUPしようとしつつ、
なかなかUPしきれなかった内容を掲載して行こうと思います
リアルタイムの話ではないのこと、ご了承願います
では、久々にご登場のキムオンマの発信からどうぞ~
キム・オンマです
先日、東京・神保町で開催されていた、日中韓共同プロジェクト「となりの国への扉」展にいってきました!
【写真説明】日中韓共同プロジェクト「となりの国への扉」展
※撮影許可を頂きました。
展示会は、前期(9/1~11/4)が韓国の絵本作家からのメッセージ、
後期(11/5~12/25)が中国の絵本作家からのメッセージとなっていました。
韓国絵本好きの私としては、1冊ずつ 本を直接手にとりページをめくれるこの図書展が、
とても贅沢で幸せなひとときでした。
11人の韓国絵本作家のみなさんから寄せられた絵本は、計83冊。
◆アンニョン・タルさんの「すいかのプール」と「ハルモニの夏休み」
アンニョン・タルさんの「すいかのプール 」に「ハルモニの夏休み 」、
イ・オクベさんの「ソリちゃんのチュソク 」、イ・ヨンギョンさんの「あかてぬぐいのおくさんと7人のなかま」、
チョン・スンガクさんの「金剛山のトラ 」、ハン・テヒさんの「てのひらどうぶつえん 」など、
原文と日本語の絵本がずらりと並べられていて、時間が立つのも忘れて読みふけってしまいました
◆イ・オクベさんの「せかいいち つよい おんどり」
◆ハン・テヒさんの「てのひら どうぶつえん」「てのひら すいぞくかん」
◆展示絵本の一部
もぅ~~~、シ・ア・ワ・セ!!🥰
大好きなペク・ヒナさんの絵本においては、ページをめくりながら思わずニヤニヤ してしまったり、
ククク…🤭と笑い声がもれてしまったり、しまいには「あ~~~、面白かった~」 と声を出してしまったり。笑
◆ペク・ヒナさんの絵本コーナー
◆手作り人形のこの切ない表情がなんとも言えない!
ハングルで書かれた原文を、いかに日本語に訳すか?という観点からも考えさせられる展示会でした。
観覧後、一緒に行った友人、知人との中で話題になったのは、
スージー・リーさんの絵本の原題「이 작은 책을 펼쳐봐(この小さな絵本をひらいてごらん)」というのが、
日本語訳の絵本では「このあかいえほんをひらいたら」となっていたこと。
韓国の絵本では、ページをめくるごとに本のサイズがどんどん小さくなっていく様子を
「작은」 「조그마한」と表現しているのに対して、日本語訳の絵本はどんどん小さくなっていく絵本の色をもって 「あかい」 「あおい」 「みどりいろの」と表現していて、実際絵本の中の絵にその「色」が使われているので、ハングルを知らない読者にしてみれば違和感がないのかもしれないけれど、ハングルを読める読者にとっては、「この訳、正しいのかな?」「直訳しないにしてもこれでは別物になるのでは?」「作者がそれでかまわないというのであれば大丈夫なのかな?」などと、物議を醸し会話がはずみました。
「이 작은 책을 펼쳐봐(この小さな絵本をひらいてごらん)」のページをめくったところにある、
ひと回り小さいサイズの絵に書かれた「이 조그마한 책을」を、
あなたならどう訳しますか?