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100点満点ドラフト!?素材に偏らずに即戦力社会人投手も獲得!!ドラフト戦略から見え隠れするカープ球団の本気度

強いカープがみたい!
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苫小牧中央の斉藤優汰投手(3年)は広島が1位指名し、交渉権を獲得した。事前に広島が1位指名を公表していた。長身から投げ下ろす力のある最速151キロのストレート… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【ドラフト】広島1位指名は苫小牧中央・斉藤優汰 最速151キロの本格派右腕 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

今年のドラフト会議は不作の年と言われ、重複を避けるために1位指名を公表した球団が多かった。その分、ハラハラドキドキ感が薄かったよな。アタクシも例年とは違って、結構余裕をもって見ることができた。
競合も高松商・浅野選手に2球団、立大・荘司投手に2球団とくじ引きも少なかったし、各球団指名した選手も少なかったせいで、例年よりも早く終わった印象があるよな。

そんな中、カープは12球団最多の7名の支配下選手、育成は3人、計10名の選手を指名した。これは個人的な感想だけど、非常にバランスの取れた、「うまいドラフト」だったように思うねぇ。

今季のドラフトほど、方針がコロコロ変わった年はなかっただろう。夏ごろまでは野手中心の方向だった。ところが新井監督が誕生し、長期政権が見込まれることから育成中心に方向転換。高校生の指名が多いかなぁと予測した。しかしフタを開けてみると素材系の高校生はもとより、即戦力の投手が3人獲れた。非常にバランスの取れた指名だったと思うねぇ。新井監督も100点満点と言っていたけど、アタクシも同じ感想を持った。まぁアマチュアの選手にはあまり詳しくはないけど、いいドラフトだったと思うし、このドラフトを見て今後の補強の方向性も見えてきた気もするねぇ。

ドラ1・斉藤は勉強もできる!!

さて、ドラ1の斉藤クン。非常に素朴な好青年だよな。インタビューでもその好青年ぶりがちりばめられていた。性格もよさそうだ。校長先生がおっしゃっていたけど、野球だけではなく学校の成績もトップクラスなんだそうな。

広島の印象については球団創設の目的についても触れてくれた。アタクシがカープを応援する要素がこのカープ誕生のきっかけというのもある。本当に広島の人に望まれてできた球団。金儲けのために作った球団ではないところに共感した部分があるんで、そこに触れてくれた斉藤投手には非常に好感が持てた。まだ足を踏み入れたことがない広島という地についても色々勉強しているのがうかがえるよな。

体格も素晴らしい。189㎝だから大瀬良や九里よりもデカい。いかにもカープのスカウトが好きそうな投手だよな。前回の記事ドラフト1位は素材型高校生投手に決定!!180度転換の背景は新井監督の希望??それとも…!?ではフォームに少し難があるということを書いたけど、素直そうな性格だし、プロでしっかり鍛えていけば、克服できる課題でもあるからな、記者会見を見て非常に期待が持てる素材だと感じたねぇ。2,3年後には1軍でローテに入ってくるとカープの未来も明るいよな。

2位利根商・内田選手は二刀流!?楽しみな素材

2位指名の内田選手。指名されたときは「へ??利根商??」といった印象で、甲子園の常連校ではないし、公立高校、それも利根沼田学校組合立高校だそうで、非常に珍しいよな。野球部の成績も近年に群馬県でベスト8、ベスト4止まりだし、よくもまぁこういう選手をスカウトは見つけてくるよな。

内田選手はとにかくよく練習する子のようだねぇ??その努力が利根商を県内の強豪校に引き上げたのだろう。こちらも頑張り屋で性格もよさそうだよな。

最近はエンゼルス・大谷の影響で「二刀流」選手と言われることが多いんだけど、今も昔もエースで4番というのは多いしな、内田選手も二刀流と囁かれているけど、スカウトは内野手・打者でと考えているようだねぇ??内田選手も二刀流にはこだわりはないようだし、将来はカープの中軸を担う選手に成長して欲しいよな。

3位・益田は即戦力、5位、6位でも社会人投手を獲得!!

1位、2位と高校生の素材型を指名。こら、オール高校生かな??と感じたんだけど、3位指名からはガラりと様相が変わった。3位には東京ガスの益田投手を指名した。こちらは175㎝と決して大きくはないけど、153㌔の真っすぐを中心に鋭い変化球を投げ込む。三振が取れる投手といった印象だねぇ。なんでもついこの間、ヤクルト・村上から高めの球で三振を取ったらしい。

大学では指名漏れしての東京ガス入社。社会人になってからだいぶ成長したようだねぇ??間違いなく即戦力だよな。

5位は大阪ガスの河野投手。大阪ガスといえば、昨季は末包をこの大阪ガスから指名している。カープとのラインが出来たのかなぁといった印象だよな。こちらも決して体は大きくないけど、カープの地元広陵高校出身。また一人カープに広陵出身者が増えるよな。これもラインが出来ている感じがするねぇ(笑)。

高校時代から頭角を現して甲子園にも出場。社会人に入ってからも日本選手権MVPなどのタイトルも獲得している。これが5位だからねぇ、非常に大きな即戦力投手が取れたよな。

6位の長谷部投手ははトヨタ自動車から。栗林、中村健人に続いて3年連続でトヨタ自動車からの入団。おひざ元の中日は嫌われているのかねぇ(笑)。そういえば、地元枠が目立つ中日は今回は一人も愛知県出身者を取らなかった。意外だよな。
オマケに長谷部投手は慶応大学、高校は中京大中京。中村健人と同じルートで来ている。慶大出身者は他にも矢崎がいるし、中京大中京出身の選手も多いよな。この辺にもラインを感じる。なんやかんや誰かしら先輩・後輩がいるというのはチームに打ち解けやすいというのもあるしな、これも戦略なのかなぁといった感じもするよな。

長谷部投手は184㎝の大型左腕。持ち味はマウンド度胸だそうな。同じ左では森浦もマウンド度胸があるしな、一緒に力強い中継ぎ陣形成に期待がかかるよな。

この3人の社会人投手ね、素材は上位で、戦力は下位でという王道ともいえる非常にいいドラフトだったよな。

育成ではアタクシの後輩も指名

さて、今季の支配下指名が各球団少なかったよな。ただ、育成指名に関してはソフトバンクが4軍創設を匂わせる14名の指名を筆頭にカープも3人の育成選手を指名した。その最後の最後にこの夏、甲子園でもいい投球をした二松学舎大付属の辻投手を指名した。最後の最後で母校の選手の指名にアタクシも驚いたよ。

辻投手はムキムキとスピードボールを投げるタイプではなく、コーナーをうまくついて抑えるタイプ。コントロールもいいし、高校生にしては投球術、打者心理を考えた投球ができるクレバーなタイプ。育成だけど左のワンポイントといったピンポイントでの起用に期待がかけていい投手だと思うねぇ。

これでカープにアタクシの後輩は入団するのは3人目。二松学舎もカープとのラインが出来た感じだよな。まぁ2人目の永井は残念なことになったけど、辻投手にはぜひ頑張ってほしいものよ。

今季のドラフトから見えてくるカープの補強戦略

指名された他の選手についても書きたいんだけど、メインが書けなくなるのでこの辺にしておこう。他の選手に関してはまた、後日ということで。

さて、ドラフトが終わって見渡すと素材系、そして即戦力投手、そして育成すれば化けそうな野手もいる。非常にいいドラフトだったと思うねぇ。特に育成で外野手を2人取っているし、次の世代に向けての補強も感じられたし、そこには新井監督の長期政権を見据えたものと見える。また、今回は二遊間の選手を取っていないし、デカいのが打てる選手、個人的にはオリックスが2位指名した日本航空高石川の内藤選手が取れるといいなとは思っていたんだけど、この辺の補強は出来なかったよな。

今後の補強は助っ人、まぁ無いとは思うけどFA、戦力外通告を受けた選手、トライアウトなどいろいろとあるとは思うけどな、即戦力投手が3人獲れたことで助っ人補強は投手中心から野手に移行する可能性を感じたねぇ。

今季は野手の助っ人はマクブルームだけだったけど、もう一人いたら…!?というのを感じることが多かった。ドラフトを見ると助っ人のポイントは野手に傾くだろう。例年だと11月中には来期の助っ人を決めるカープだけどな、楽しみがまた一つ増えたよな。

それと投手に関して言えば、先発タイプの助っ人は必要だろう。アンダーソンが残留するのかどうかは微妙だよな。アンダーソンはいい時と悪い時がハッキリしている。非常に安定感の無い印象を残したよな。この辺カープ球団がどう判断するのか??注目だよな。

即戦力野手を取らなかったのはFA交渉の感触の良さから来るものだろう。すでに野間が残留を決めいているし、龍馬もどうだろう??アタクシは残るような気がしている。それと昨季のドラフトで末包や中村健といった右の外野手を補強しているというのもある。来期はこの二人が出てくると非常に楽しみだよな。

新井良太氏を2軍打撃コーチに招へい

ドラフトの話はこの辺にしておいて、カープの場合は補強といえば、コーチ陣の補強も叫ばれているよな。新井監督を迎え、カープ球団もコーチ陣に外の血を入れようという動きはある。ようやくといった感じは否めないけど、やらないよりはよっぽどいい。

そんな中、先日阪神のバッテリーコーチだった藤井コーチをヘッド格で招へい。続いて新井監督の実弟、新井良太氏を2軍の打撃コーチに招へいというニュースが入ってきた。こちらも新井監督と血がつながっているんで、身内のような気もするけど、中日、阪神と渡り歩いてきているだけに、今のカープのコーチ陣にはない経験をしている。それと右の打撃コーチはずっと朝山、迎両コーチが長いからな、選手にとっては新鮮だろう。

なんか阪神のおさがりばかりという声も聞こえてきそうだけどな、いっそのこともっと取ったらいいよ(笑)金村投手コーチとかもいいかなぁと思うけどな。それと新井監督の関係が良好な鳥谷さんが来てほしいなんてぇのはSNSなんかで見かける。まぁ来ないと思うけど(笑)。
楽天あたりも多くのコーチが契約満了で入れ替わっているし、西武、ロッテも監督が変わりコーチ陣の入れ替えをやっている。この辺のパ・リーグの血も入れたいところだよな。

まずは一番の補強であるドラフトが終了した。日本シリーズが終わるとストーブリーグが本格化する。さて、カープにはもっともっと大きな動きがあるのか??あまり期待はしていないけど、見守っていきたいよな。

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コメント

  1. セブン より:

    今回のドラフトは後々語り継がれるドラフトになるかもしれませんね!
    非常にバランス良く運が良かった。これだけ指名運に恵まれる事も大変珍しいです。
    球団は新しいコーチも含め新井監督就任から色々変えて行こうとしたのかな?新井監督自身も運を持ってると感じます。プレミア12で活躍した米国の長距離砲の獲得も噂されてますし、フェニックスリーグでの末包や林の打撃も期待感持ててるので春のキャンプが楽しみです。
    来キャンプは久々に日南に行こうかと思ってます。

  2. MAX より:

    こんにちは。
    今年は前評判だけなら不作不作言われていましたし、どう出るかはまだ分かりませんね。
    もうちょっと右打の内野手(できれば二遊間)を獲得して欲しかったですが、獲らないと言うことはスカウトから見てもピンと来なかったのか、トレードや自由契約から獲得するかあてがあるのかもしれませんね。

    ドラ4の清水は右投左打で坂倉と被りますし、監督は変わりましたが會澤が正捕手で使われるなら本当に出場機会があるのかと本人や関係者は不安で仕方ないのではないかなと思ってます。
    入団に慎重になるかもしれませんね。

    ドラ6の長谷川は先祖が著名人ばかりでインパクトありますし、選手としてだけじゃなくて将来の幹部候補も兼ねているのではないかなと感じました。

    1人でも多く一軍で活躍してくれるといいですね。

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