四條畷の町を見下ろす高台に位置する四條畷神社。
創建は1889年と比較的新しい神社です。
ご祭神は楠正行。
明治政府によって父、楠正成が神格化されたのに伴い、正行もまた神格化されて、戦で無くなったこの地に祀られるようになったそうです。
ですので、人々に慕われて神として祀られるようになったわけでも無く、祟り神として祀られたわけでもない、政治的思惑で神とされたと言うことです。
何だか、こう書くとご利益なさそう…
でもですね、国がバックに立って建てられたから、この神社はとても立派な作りです。
社殿は上品で近寄りがたいというか、清涼な空気が漂ってきそうな、凜とした空気をまとっていて、気品を感じるのです。
何だか格好いい…
社殿の前に座りぼーっと眺めていたい気持ちになります。
強い力でご利益を頂ける神社とは感じないのですが、心を落ち着かせるには良い感じです。