こんにちは
ご無沙汰しております
今日は早朝から降り出した雪が
未だ降り続けています
東京都心では11月としては54年ぶりに
初雪を観測したほか、
明治8年の統計開始以降、
初めて積雪を観測したとか
私事についてですが…
先週出産予定日を迎えたのですが
現在も陣痛の気配がありません
検診でも後は陣痛が来るだけねと
医師から言われています
…お腹の中が心地良いのかもしれません
今日はこの10ヶ月を振り返り、
心に残る出来事がいくつもありました
その中のいくつかをご紹介しようと思います
まずは沢山のスタイ（よだれかけ）です
これは妹の友人から譲り受けたのですが
全て友人のお母様が手作りされたそう！
完成度の高さにビックリ
しかもどれもカワイイのです
改めてお洗濯をし、
せっかくなのでアイロンがけをすると
あちこちに小さなシミがあって
愛用されてきた時間を物語っています
そんなシミがつき、
何度も洗濯されてクタクタになった
スタイを見ていると、
まるで親子の時間が
ぎゅっと詰まっているかのように
思えるのです
我が子もこのスタイを使う事で、
以前使った子と同じように
健やかに育ってくれるのではないか…と思え、
このスタイを引き継いで良かったなと
思いました
スタイの他にも新生児用の
肌着やお洋服も沢山分けて頂きました
購入した新品の肌着と比べると
何度も洗濯されたおかげで
角の取れた柔らかい肌触り…
まるで親の優しさが
表れているように感じました
新生児用の服は
新生児＝神聖、という事で
なかなかお下がりを譲り受けられないと
聞いたのですが、
妹はあるに越した事は無いと
忙しい中探してくれ、
その気遣いもとても嬉しかったです
そしてこちら
近所に住む母の友人が
手作りしたおくるみ
わざわざ大安の日に持参してくれました
一針一針お腹の子の事を思って
編んでくださったかと思うと
胸が熱くなります
さらにさらに…
こちらは私がウン十年前着用した
帽子とケープ
母が妊娠中に手編みし、
私と妹が使った後、
大切に保管しておいてくれたのです
こんなステキな物をいつでも使えるよう、
保管しておいてくれた気持ちに感謝です
学生時代からの友人からは
手作りお菓子とカフェインレスの紅茶を
プレゼントされました
お菓子は黒ごまクッキーと生姜糖
身体も心も温めてくれました
物だけじゃありません
とても嬉しかった出来事にも
何度も遭遇しました
その中から最も心に残ったエピソードを…
ある日、出掛けた折のこと
電車に乗り込むと車内は混んでいました
私はいつも通り優先席付近の
つり革を見つけて落ち着くと、
目の前の席に座っていた
韓国人の男性がさっと立ち上がり、
無言で席を譲ってくださったのです
隣に座っていた
奥様と思われる女性から
韓国語で話し掛けられたのですが、
分からず首をかしげていると
身振り手振りで席にお座りなさい、
身体を大事にしないと
言いたいのだなと分かりました
女性の手にはガイドブック、
観光中だと推察されるそのご夫婦、
慣れない地で疲れているだろうに
何のためらいも無く席を譲ってくださり、
その気持ちがとても嬉しかったのを
今でもよく覚えています
国や言葉が違っても
授かった命を大切に思う気持ちは
同じなのだなと感じました
思い返せばこの10ヶ月間、
本当に沢山の方の御世話になりました
改めて思うのは
お腹の子はまだ戸籍すらありませんが、
ご紹介したようなお気遣いを通して
既に沢山の方から愛されている
ということです
その尊い命を預かる者として
今とこれからの新しい生活を
大切にしなくてはと感じています
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