週刊エジプト EGYPT 古代エジプト コレクション第3弾
こちらも有名な遺物ですよね~(^o^)
『黄金の玉座』です。
これも精巧に良く出来ているんです。
大きさは、高さ約90mmほどです。
手のひらサイズですね。
玉座の足はライオンですね。
リアルに仕上げられています。
注目は背もたれの装飾です。
真ん中上部にある丸い太陽から伸びる光?手?が、ツゥツゥアンクアメンとアンケセナーメン(王妃)に生命を与える場面が描かれています。
これこそがツゥツゥアンクアメンの父にあたるアクエンアテン(アメンホテプ4世)が宗教改革で推し進めた『アテン神』なんです。
この玉座はその時代の遺物であることがこれらから推測することが出来ます。
そして、玉座に座る王に香油を塗る王妃が描かれ、足下を見るとサンダルを片方ずつ履くなど仲の良さが良くわかる画になってます。
まぁこの画が仲睦まじい画だったのか、どうなのかは諸説ありますが、個人的にはそう思いたいです。(^_^)
とても有名な人物の遺物だけあって、謎が多く、逸話は数多く存在します。
背面はこーなってます。
太陽円盤が頭に乗ったコブラ、ウラエウス4体が守護しています。
この背面にもカルトゥーシュがあしらわれているのですが、中には『トゥトゥアンクアテン』と記されたものも残っており、ここでも時代の移り変わりがみてとれます。
肘掛けには翼を持った蛇がスゴくキレイに造られています。
その羽の先にはトゥトゥアンクアメンの即位名である『ネブ・ケプル・ラー』と彫られたカルトゥーシュが見えます。
座面下部には高さを調整するための物なのか、このような物が取付けられてあります。
造り込みがさすがって感じですよね。
と、言うことで、玉座についてはここまでになります。
ツゥツゥアンクアメンの財宝まだまだ続きます。
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