オークランド、今冬は例年より寒いみたいで。
でもコロナどこ吹く風でクイーンストリートは人通りで賑わい、密状態でマスク無し。
1年以上、観光客も新規の留学生も入れてない状況でこの小国の経済が成立してるというのがすごい。
むかし、NZに移住した当初、大した産業や資源がないように映るこの国で、豪邸が建ち並び港には豪華クルーザーがびっしり並ぶのを見て「いったいこの国の人は何をしてこんな優雅な（に見える）暮らしができるんだろうか？」と思ったことを思い出す。その思いは今でもたいして変わらないが。
さて、エアーNZが今年いっぱい引き続き日本との直行便を週1本だけ運航すると発表したことで、事実上、少なくとも年内は観光客や留学生を入れない事実上の鎖国政策の継続が決定してることがわかる。
一方、隣国オーストラリアのシドニーではロックダウン継続中。
他の先進国に比べて圧倒的なワクチン接種率で知られたイスラエルでも再び感染が広がり、インドネシアで1日4万人、イギリスでも1日3万人の感染が報告されてるという。
でもイギリスは隔離や感染対策の殆ど解除して普通の経済生活に戻ること目指すというし、大谷翔平フィーバーで湧くアメリカの球場を見ても殆どマスクをしてる人なんて見かけない。
そして日本もいよいよオリンピック開幕間近。入国していた英米の五輪関係者がコロナ感染じゃなくコカイン使用で取り調べ受けてるニュースなんかを聞くと、彼ら西洋人のタフさというか、現実主義的な部分を再認識しますね。いったいどうやって持ち込んだのか？日本の検疫大丈夫？
どんなに日本人が国民のほぼ100％マスクして頑張ったところで、五輪が終わった頃、どうなるか不安が募る…。
