NZ、コロナウイルスとの共存戦略に転換、ワクチン接種率向上を目指す | ニュージーランド留学と海外生活ブログ ~ 一度は日本から出てみよう

少し前、10月4日だったか、「NZ首相、「コロナゼロ」戦略断念 デルタ株封じ込めできず」「NZ、感染ゼロ戦略断念 ワクチン普及でコロナとの共生模索へ」というようなタイトルで、結構大々的に日本でも報道されました。ことコロナ対策ではNZの政策は日本でも注目されていますから。

その後どうなるかな…とすぐにブログには書かずに様子を見ていましたが、どうやらNZも本格的に「ウイルスとの共存を図る現実戦略」に舵を切ったようです。
 

オークランドのレベル3は継続となり、来週からの学校再開はまた延期となりました。

子供、大学生、本当に大変ですね。これからやってくる南半球の夏が終わるころにはコロナでの制約や不自由が2年に達します。
多くの人が不自由や辛い思いを強いられてきたこの1年半ですが、特に可哀そうなのは子供たちでしょう。

老年壮年の毎日や1年間と違う子供たちの貴重な日々が、学びや希望に向き合うことができずにただ消費されてきたかもしれないのは本当にもったいない思いです。


とはいえ、個人的にはNZが現実路線に舵を切ったことは喜ばしいと捉えています。出口戦略の始まりといえるからです。

隣国オーストラリアもワクチン接種率が一定に達した時点で観光客の受け入れを再開すると言ってるようです。
もちろん当面は受け入れてもらえる国の選別、選択は行われるでしょうが、いったんその流れが定着すると、NZを含め、世界各国の観光立国が我も我もと観光客受け入れ再開に向けて競争が始まるでしょう。

北半球の国々ではその流れがすでに始まっていますが、今まで圧倒的に厳しい条件下でコロナ封じを行ってきたオセアニアの2国も、このままでは観光や留学生受け入れで北半球諸国に後れを取るのは間違いないので、方針転換が急がれます。そのためにも、とにかくワクチン接種率の向上かと思います

 


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