ラールセン・ファイン&エレガント |   私的喫煙日記

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      私の日々の喫煙生活を記録しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      

2011年の6月に一度レビューを書いている煙草。

久しぶりに買ってみた。とても懐かしい。いつの間にか、またパウチの色が元に戻っていた。
以前書いたレビューには、あまり煙草そのものとは関係のない記述が多く、最近の煙草レビューでは気をつけてテイスティングに重点を置いて書いていたので、2度目になるが改めてこのパイプ煙草について書いてみようと思う。
開封後のパウチ・ノートは実に鮮やかなオレンジの香りと濃厚なキャラメル臭。シトラス・フルーツ系の着香煙草なのがわかる。
葉組はキチッと固まっていて適度な湿り気を保っている。解すとポロポロとした大き目だが短か目のラフカットで、明るい色の葉もあるが3分の1弱のブラキャベが目立つ。ラールセンは割とこんな感じのカットだ。
ファルコンばかり使っていて暫く使ってなかったので久しぶりにカーステンの登場。たっぷり4グラム程ブチ込んで火を点ける。
う~んこれこれ!
実に懐かしい。時間がタイムスリップする。
かつて住んでいた祖師ヶ谷大蔵に「BELL」という喫茶店があってよくパイプを吸いに行った。
もうかなり前に閉店してしまったのだが、煙草とは面白いものだ。この香りを嗅ぐとカフェBELLのケーキを思い出す。ホットサンドも旨かった。鮮明に甦って来る。
 
ああ又しても煙草のテイスティングとは無関係な事を書いてしまった。
 
煙は温かでありながらキリッとクールな側面を持ち、優しいながらもメリハリのある味わい。
抽象的過ぎるな。
オレンジマーマレードを混ぜてケーキを焼いてダーク・ラムに浸したような?
もっと解りにくくなったか。
かつてこの煙草は「フレッシュ・アンド・エレガント」と名付けられていたのだが、フレッシュとエレガントは対になった表現だ。
キレとコク、みたいな感じだと思ってもらえるといい。新鮮で優雅。と日本語にしてしまうとなんだかワインで言うところのヌーボーなのにヴィンテージみたいな感じになるのかな?
ソムリエが表現する印象絵画の情景描写のような話になってきたなw 香を嗅いで和歌を詠むような世界かw
 
ああもう段々又しても客観的なテイスティングから離れて行く。
流山珍には所詮読者の参考になるようなテイスティング・レビューを書くことなど不可能なのだなw