ドッグカフェに行く | First Chance to See...

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エコ生活、まずは最初の一歩から。

 常日頃、友人知人近所の人の飼い犬と触れ合う機会があれば、飼い主の承諾を得てから嬉々として触らせてもらっている。犬か猫かと言われれば猫のほうが好きだが、犬のほうが初対面の人間にも愛想を振りまいてくれる確率が圧倒的に高いので、その点では犬のほうがありがたい。

 

 そして今日、小型の愛玩犬を飼っている友人に便乗して「ドッグカフェ」なる場所に行ってきた。

 

 飼い犬連れでもオッケー、という愛犬家に優しいカフェは都心でも年々増えているように思うけれど、私が友人に連れていってもらったのは、むしろ飼い犬連れでなければ入るのが憚られるような、ドッグランやホテルやトリマー併設のカフェ。入り口に犬の脱出防止用柵が設けられているので、中に入ってしまえば飼い犬のリードを外し、犬を自由に動き回らせることもできる。

 

 たまたまかもしれないが、私と友人がそのカフェに滞在している間、友人の飼い犬も含めて店内にいたのはいろいろな種類の小型の愛玩犬ばかりで、みんな総じておとなしい。ま、そういう気質の犬だとわかっているからこそ、飼い主さんも安心してこういうドッグカフェに連れてきているのだろう。それでも、初対面の犬たちが仲良くしようと近づいて匂いを嗅いでみたり、びびって飼い主さんに抱っこされたまま固まっていたり、威嚇したり威嚇されて凹んだりしている様子をごく間近で眺めるのはすごくおもしろかった。

 

 おもしろかったけど——でも、もし飼うなら私はやっぱり猫がいいなっ。