研修で、九十九里に泊まりました。

 

千葉県に住んでいると、なかなか県内に宿泊するということがないので、なんだか新鮮!

 

泊ったのは、サンライズ九十九里。

海に向かって建ち、扇を広げたような建物。

いつも気になっていました。

 

九十九里は日本最大級の砂浜海岸、ということですが、長さで言うと日本2番目

刑部岬から太東岬までの全長66㎞。

日本書紀が書かれた8世紀のころから景勝地として知られていたようです。

その時は美しい海岸という意味の、玉浦(たまのうら)と呼ばれていたそう。

九十九里という名前になったのは、源頼朝が一里ごとに矢を立てて長さを測り、99本だったことからだと言われています。

 

昔から保養地や療養地として文豪たちにも親しまれてきました。

サンライズ九十九里のそばに智恵子抄の碑もありました。

高村光太郎さんの奥様智恵子さんが、この付近にあった妹一家の持つ別荘で療養していたことにちなんで建てられたそう。

 

サンライズ九十九里での滞在は、お食事もとても美味しくお部屋も快適でした。

温泉ではないけれど、竹炭でろ過したお湯は遠赤外線効果がありとても気持ちよかったです✨

お茶請けの干物や、冷蔵庫のお水、枇杷ゼリーのサービスもうれしい🌟

 

波の浸食で九十九里の砂浜が少なくなってきているという問題はずいぶん前から言われていました。

銚子に行ったときに地元の方から聞きました。

銚子に埋立地を作ったことで潮の流れが変わって九十九里浜が侵食されるようになったそうです。

魚介の加工工場を作るのに平坦な土地がなく、埋立地を作ることに。

加工工場を作ったことによって日本一の水揚げの漁港になったけれど美しい浜が失われてしまったと。

 

朝食を頂いた後に砂浜を散策✨

波の音に砂の感触、とても気持ちが良かったです!

見渡す限り続く砂浜、いつまでも残っていてほしいです。



お部屋からの朝焼け🌅
雲が多かったですが、幻想的でした✨

 

↓以前、高村光太郎さん、智恵子さんについて書いたブログです。ご覧頂けると嬉しいです🌟

https://ameblo.jp/fairies-lohastime/entry-12206321849.html