モーガンさんの情報、ありがとうございます。亡くなられましたか。心ある人でした。ご冥福をお祈りします。
平居さん、
今回はまたまたユニークな本の紹介、ありがとうございます。易と言えば高島易断ですね!そしてギリシア悲劇とは奇想天外でした。ギリシア悲・喜劇は、その後の文学、演劇、戯曲に多大な影響を与えました。
最近の現代科学を利用した壮大な詐欺とは言い得て妙でした。巨大なスケールの詐欺、誰が恩恵を受けているのでしょうかという思いです。みーんな、メジャーな面々ですが。
よっちゃんの娘さん、
頑張ってますか。尼子一族、八つ墓村、吉川晃司、三題噺(ばなし)のようですね。吉川、本当に渋く、いい男になりました!実は吉川、『フィスト・ダンス』の加賀先輩が似ています。若い頃の吉川をもう少しきかなくした、イイ男でした。体型も同じです。気性もさっぱり、男らしく大好きな先輩でしたね!
森のくまさん、
「ド」「ファ」抜きの話、初めて知りました!一つ利口になったわけです。兵器、音で殺傷する、は、ほぼ成功し、実用段階に入っています。殺さずとも、抵抗する力を奪うこともできるそうです。
次郎さん、
そう、「時間は命」なのです!
次郎さんの言うように、日本は自民に対抗できる強力な野党が望まれます。が、そのためにはまず、党内の争いがなく、無理に自民と逆の政策にすることなく、良ければ採用し、より善く活用させる知恵も必要です。
また、各員の言動も軽率ではないことを期するため、内輪においても真の政治家、国と国民のことを考えているという組織風土の醸成が欠かせません。
加えて、各省庁、各産業との関係も良好、あるいは熟知している必要もあります。ハードルはかなり高く、青くさい理想論だけでは実現できません!
にこぱんださん、
哲学の書、まず興味あるところからゆっくりじっくり読みます。そして自分の言葉ならどのように表現するか考えます。以降、繰り返しですね。頑張って下さい。
今週の本は、
※政治について定評ある中北氏の著。共産党の暗部と真実。是非!の一冊
※戦後の日本を描いた社会小説。理想と挫折の物語
※18世紀末のフランス革命から19世紀への服そうの変化と社会階層
※子育てを軸にしたエッセー。短歌や詩もいい。視野が広がる!
※旧帝国海軍、栄光の機関の功罪。主に政治の面から分析。戦争をひっかきまわしたと!?
※7人との対談。何だかんだ言っても、日本、国民の未来の安全にはこの人の力が欠かせない
※戦後日本の問題の根源は九条に尽きる。現実に即した行動をする時
※やはり人為的に作られたものだった
※予測する脳を使って、自分とは何かを解き明かす
叱るとはどういうことか。抑止するにはどうするのか
です。
映画は河井継之助(つぎのすけ)を主人公とした『峠』が見たいですね。
<物価、円安と選挙について>
参議院選挙が始まりました。
争点の一つとして、物価高と円安があり、早速、でたらめな主張、批判がされているので、正しい見解を説明します。
まず、物価高も円安も、立民や共産の主張によると、アベノミクスと金融緩和のせいとされていますが、全く違います。
両党共に金融緩和をやめて、引き締め、つまり金利を上げよと叫んでいます。
今回の円安は、あくまでアメリカの政策金利上昇によるもので、日銀の金融緩和は関係ありません。
もし日銀が緩和をやめて金利を引き上げたら、企業や個人の抱えるローンの金利も上がり、不況になるしかないのです。
不況になると見込む時、賃金上昇も雇用も逆戻りになり、国民の生活は一層苦しくなります。
原油高の原因は円安ではなく、原油そのものの価格上昇です。2020年6月から2022年3月までの原油輸入価格は4倍以上になっていますが、為替要因は1割未満でしかありません。
円安にはプラスの側面もありますし、自由市場である以上、意図的な為替操作をすることは避けるべきことです。
仮に日銀が金利を0.5%上げても、アメリカとの金利差は2%以上あり、円安は改善しませんし、不況になるだけです。
物価高、5月の日本は2.1%、イギリス6.3%、ユーロ圏7.5%、アメリカ8.6%と、日本は他国からすれば2%前後と低めとも言える数値です。
この物価高は、一に原油、二に小麦のもたらすもので、金融緩和ではありません。
全く、立民、共産は勉強もせず、呆れるばかりです。
日銀の黒田さん、時に失言もしましたが、緩和を続けているのは立派です。できるならもっと緩和して欲しいのですが。
今ほど需要が弱く、インフレ予想も高くならない中、原油高が一服すれば、再びのデフレ化もありえます。
ではどうするか?『自由と成長の経済学』の著者である柿埜真吾(かきのしんご)氏(経済学者、まともな主張をする一人)は、インフレ目標ではなく、物価水準目標を使い、順調に2%で推移するまで、インフレを許容する宣言をすべきと唱えていますが、同感です。
容認することで、時期尚早の引き締め予想を消し、インフレ予想を高めて、完全にデフレ脱却を図ります。
一方、国民の物価高に対し、ガソリンにつき、現行の補助金で170円をキープ、小麦については、この10月からの上昇分を暫く政府が肩代わりするという方法をとります。
上昇分とは、4月に比べてのことです。
尚、これまた左寄りの反政府のエコノミストが、電気料金を政府が肩代わりせよと主張していますが、こんなことを言うから現実性がなくなります。
従来からの値上がり分のみ補助せよと主張するのです。ダメもとで、値上がり分の半額でも補助になればまだましでしょう。
それと円安ですが、日本は世界一の海外資産、投資国ですから、その収益を円に換えれば、より収益アップとなりますし、企業も稼いだ分を日本円に換えることで利益を拡大できます。
そして円安に強い体質作りも将来に備えてしておくべきです。ただ、国民生活安定のために、一層の支援政策の遂行も急務になります。
6月24日付の読売では、有権者の投票先は、自民36%、立民8%、維新10%、公明6%、国民2%、れいわ2%、社民1%、共産3%、NHK1%、参政1%、未定23%となっていました。これは比例です。
自公で過半数維持につき、良いが53%、良くないが34%でしたが、国防を最優先にしてもらいたいので、日本のためにここは安定を選びたいところです。
防衛費につき、GDPの2%以上にする、が15%、1~2%の範囲で増額する、が32%、今のままが37%、でした。
今のままというのは信じられません。減らす、が9%、一体、現実を見ているのか、です。
現在の自衛隊は、弾薬・燃料の備蓄でさえ1~2週間分しかないのです。これでどうやって国民を守れと言うのでしょうか。
今回の選挙、新党の参政党が伸びていますが、早速、『国民の眠りを覚ます参政党』(青林堂)を読んでみました。
Mさん、いつもありがとうございます。本当にタイムリーな差し入れでした。
本書、神谷(かみや)氏、吉野氏という今回の候補者の対談です。感想は、主張は悪くないですが、組織のあり方としての厳しさに欠ける気がして、当選後、本当にやれるのかな、と懐疑的でした。
皆さん、私は決して自民シンパではありませんが、リアリストです、政治についても。
今の政治がこのようになった経過も構造も知っているので、きれいごとだけで突破できないことも知っています。
野党のみならず、少しはましでも自公の堕落もわかっています。それでも、省庁や諸団体を動かすとなると、自民が一番使えるのです。
理想は△△をしろ、そのため投票する、しなければ次は投票しない、です。投書、メールでバンバン、みんながやれば動きます。
で、おかしな個人議員は必ず落選するように行動するのです。
つまり、有権者も日頃から参加していなくては、質の良い政治、政治家は成立しません。
新党が本当に何かをしようとするなら、国民からの熱狂的な支持を必要とします。
今すぐ無理なら着実に活動し、2回3回の選挙を経て、支持を勝ちとらねばなりませんが、継続できた新党は、立民、国民のような分裂党以外では維新くらいです。
もっとも、1人2人で、ただ金のためという、れいわもありますが。
政治に参加すること、切実に考えて下さい。一日のうち、ほんの数分、たったこれだけでメールくらいできますよね。
支持者になって、本人か秘書に話をすることも可能ですし。
参政党、どこまでできるのか、大きな期待はしないものの、注目しています。
ただし、国防につき、明らかに学習不足で薄っぺらいです。専守防衛では守れない時代になりましたから。専守は本土決戦になる、と知って下さい。
皆さんの理想や思いを壊すようで申し訳ないですが、政治は権力や利権と無縁ではなく、夥(おびただ)しい有象無象が集まって、今日のスタイルになりました。きれいごとだけでは通用しないのです。
「清濁併(あわ)せ呑(の)んで濁に流されず、溺れず」、同志を広げ、政策を実行せねばなりません。
だから使えるものを使うのです。ただし、条件や注文をつけて使います。
今回の選挙、今のところ自民勝利となっていますが、そうなると岸田さん、安倍・麻生・菅氏に気を遣うことも減って自由にやります。
先日、防衛省の次官が代えられましたが、防衛費GDP費2%を推進する安倍さん支持の人から逆になりました。岸田さん、早くも2%やる気ありません。
また、黒田総裁の去就も微妙で、日銀審議委員には「反緩和派」を入れています。
金融会合で黒田さんの提案が否決となれば、誇り高い人なので途中退任もあり得るでしょう。
この物価高に乗じて、財務省の息のかかったエセ学者、アナリスト、メディアを使って、全ての原因は緩和、黒田にある、ともなりそうです。
維新、今、メディアで同党の石井章氏の人権軽視問題が注目されていますが、この党の人権意識は低過ぎます。
松井氏が退任された後は、おそらく吉村氏が代表になるでしょうが、吉村氏、初めの頃と変わってポピュリスト、パフォーマーになってしまいました。
人気というのは、かくも人を堕落させるものか!と失望していますが、きっちりと自分の芯を持ってない人はこんなものだと納得しました。
維新については、『維新ぎらい』(講談社)がタイムリーなので、興味ある人は一読を!
先週、「核攻撃」と「ロシアの北海道侵攻」について書くとしましたが、急遽、差し替えました。
同日、もう1通の手紙でそれらについて書いていますが、管理人Bさんの負担が大きいので別の日に事前告知の上、アップします。皆さん、健康第一で!!
※管理人より
『核攻撃と日本及びロシアの北海道侵攻』は明日、7月1日(金)にアップします。
もう一本、『我がオヤジのエピソードあれこれ』は7月3日(日)にアップします。
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書評・レビューランキング
通勤時に美達さんが以前紹介下さった森岡毅『苦しかった時の話をしようか』を読んでる最中で、次は、これも美達さん紹介のドラッカーの赤い本を読むつもりです。僕はドラッカーについては【マネジメント】という言葉をつくった人?やクレアモント大学院で教授していたとかほんの少ししか知識がないのですが、とても有名です。一体ドラッカーは何が凄いのでしょうか?実戦も実践も豊富な博覧強記の美達さんに尋ねたくなりました。もし宜しければ、ご返信お願い致します。
*ごく最近維新の吉村さんが候補者と選挙カーに同乗してマイクで『ありがとー』と連呼する様子を見たけど、第六感で凄く違和感を感じた。何とも形容しがたいのですが。