2022年ビートルズ十大ニュース

2022年も今日で終わりです。当ブログの独自視点による2022年のビートルズ関連十大ニュースをカウントダウン形式で振り返りたいと思います。過去に各ニュースに関連する記事を投稿しているのでそちらもご覧ください。

各年(2012年~)の十大ニュースは以下にまとめています。
https://blog.kouchu.info/search/label/10NEWS


第10位 ポール・マッカートニーが歌詞を通じて自身を語る『THE LYRICS』日本語版発売

「Paul McCartneyの人生を追ったヴィジュアル・ブック」『THE LYRICS』日本語版がポール80歳の誕生日2022年6月18日に発売されました。

ポールが手掛けた曲から154曲(ビートルズの曲は64曲)が選ばれ、それらについてポール自身が語っています。歌詞の解説というよりは歌詞を見て思い浮かぶことを述べているようです。関連する写真も随所に掲載されています。



第9位 ビートルズ関連ドキュメント3種劇場公開/放送

1月に『ビートルズとインド』がNHK BSで放送されたのを皮切りに、9月に『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』、12月に『ジョン・レノン〜音楽で世界を変えた男の真実〜』がそれぞれ劇場公開されるなど、ドキュメンタリー作品が多く日本で公開された1年でした。


第8位 リンゴ・スター新型コロナウイルスに感染

リンゴ・スターが初めて(おそらく)新型コロナウイルスに感染し、ツアーが一部キャンセルになりました。無事回復したようです。


第7位 『ザ・ビートルズ:Get Back』DVD/Blu-ray日本版発売

2021年にディズニープラスで配信開始された『ザ・ビートルズ:Get Back』のDVDやBlu-rayが2月→4月と発売延期を繰り返して7月13日に発売されました。日本版の高価格が物議を醸しました。


第6位 ルーフトップ・コンサートリミックス版配信開始、劇場公開も

『ザ・ビートルズ:Get Back』用にリミックスされたルーフトップ・コンサートの音源が1月から配信されました。『ザ・ビートルズ:Get Back』の劇中は環境音を足すなど加工していましたが、配信された音声は無加工です。また、2月には『ザ・ビートルズ:Get Back』のルーフトップ・コンサート部分を抜き出して前後を再構成した作品が劇場公開されました。


第5位 1963年のビートルズのスタジオライブ音源が発掘される

1963年4月5日にビートルズのセカンドシングル「Please Please Me」のシルバーディスク(250,000枚)達成記念式典でビートルズが生演奏した、同曲と「From Me To You」の新音源が発掘されネット上を駆け巡りました。32年間続いたラジオ番組『Breakfast with the Beatles』の最終回で放送されたようです。


第4位 ポール・マッカートニー ビートルズの曲「Oh! Darling」をキャリア史上初ライブ披露

2022年9月3日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催されたテイラー・ホーキンスのトリビュート・コンサートにポール・マッカートニーが登場し、ビートルズとして1969年にリリースした楽曲「Oh! Darling」を彼のキャリア史上初めてライブで演奏しました。ビートルズ現役時代彼自身苦労したサビの高音部はデュエットしたクリッシー・ハインド(プリテンダーズ)に任せて、1曲演奏し通しました。


第3位 ポール・マッカートニーとリンゴ・スターそれぞれ北米からツアー再開

COVID-19の影響でしばらくツアー活動を控えていたポール・マッカートニーとリンゴ・スターが2022年春という同じタイミングでそろぞれツアーを再開しました。ポールはジョン・レノンとのバーチャルデュエット、リンゴはオールスター・バンドでビートルズ時代の自作曲『Octopus's Garden』を初披露など見どころありました。

リンゴは自身やツアーメンバーが相次いでCOVID-19に感染して途中で打ち切りとなりましたが、ポールは最後まで完遂しました。


第2位 ポール・マッカートニー80歳 グラストンベリーフェスティバル出演

2022年6月25日にポール・マッカートニーがグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めました。この1週間目に80歳を迎えています。前週の『GOT BACK』北米ツアー最終公演と同様ブルース・スプリングスティーンが登場、さらにデイヴ・グロールまで現れました。

今回フェスの一部としての出演にも関わらず舞台装置や演出も本気のツアーのそのままを導入していました。この一連のパッケージが21世紀のポールのライブの完成形なのでしょう。現ツアーメンバーになってからは今年で20周年、グラストンベリーフェスティバルで500ステージ目だそうです。


第1位 『Revolver』リミックス版発売

2017年の『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』50周年記念盤から始まったリミックスプロジェクトはその後、編年体で進行し2021年の『Let It Be』で完了しました。ビートルズは今年デビュー60周年なのでそのまま60周年記念をしばらく続ける選択肢もあったでしょうが、実際は発売56周年の『Revolver』がターゲットになりました。これ以降は時代をさかのぼってリミックスしていくのでしょうか?

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