カレー探偵、やみちゃんです。
6月にサクッと福井に遊びに行ってきたときの調査レポートです。
或る日の ラサ・サヤン
マレーシア料理 ラサ・サヤン
(福井県福井市幾久町7-21 竹沢ビル1F南側)
私がカレー探偵になって早いものでもう11年になりますが、これまでに書いてきた随筆を振り返ると、カレーの調査が約83%、残りはそれ以外のジャンルになります。
それ以外のジャンルといっても、やっぱりそこは海外の料理が多く、チャイニーズや東南アジア、中南米・ブラジル、エスニック系が多くなるのは言うまでもありません。
そんなわけで、北陸には貴重なマレーシア料理を提供して17周年という今回の「ラサ・サヤン」さんも、以前からずっと気になっておりました。
福井はそれなりに訪問していたけれど、どうしてもカレー活動を優先していたのでなかなか調査できなかったのですが、このたびようやく調査できてよかった!
店内風景。
2階席です。
素晴らしい!
この内装、雰囲気は日本人のセンスではなかなか出せません。
オーナーの陳さんは中華系マレーシア人で、1992年に留学生として来日、福井大学を卒業後にこの店を開いたそうです。
(※ちなみに、マレーシアの人種構成はマレー人が60%、中華系が25%、インド(タミル)系が10%です)
店の名前「ラサ・サヤン」とは、マレーシア語で「愛を感じる」という意味。
国境を越えた心の通い合いが出来れば、という願いが込められています。
「ナシ・レンダン」
マレーシア風ビーフカレー
職業病きたーーーー!!
何だかんだ言ってカレーを頼む探偵さんです!!ぶわ。
普通に「ナシ・ゴレン」とかもあったし、他の客はたいてい「ナシ・ゴレン」に走っていたけど、そこは私、カレー探偵ですからー!
トウガラシがストーレートに辛い系の、普通に美味しいココナッツ系ビーフカレーでしたよ!
まあ、カレーではなくて「ナシ・レンダン」(=スパイシーココナッツ煮込み)ですが、メニューにもカレーって書いちゃってますからー。
※以前、同じ福井の「ジャカルタフード・インドネシア」さんで、「ナシ・ルンダン」を食べたことが思い出されました。遠い目。
↓
■カレー・ヤミゴレン■ジャカルタフード・インドネシア(福井市)■ガチ系のスマトラ活動。
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-11988615230.html
「サンバル・ウダン」
海老とトマトのサンバルソース炒め
海老スキーきたーーー!!
メニューに見つけた瞬間にオーダー確約決まってますちゃ!
”サンバルソース”は激辛すぎてあまり得意ではないのですが、海老の誘惑には勝てません。
食べてみると、警戒していたレベルの辛さは皆無で、美味しくいただける辛さレベルでした。
もしかしたら、日本人向けに食べやすくしてあったのかもしれませんね。
海老のプリプリ感は、正義!
「バックテ」
マレーシア風鍋
「肉骨茶」(バクテー)という名称が有名ですね!
ぶつ切りの豚あばら肉(皮付き)を、八角などのスパイスと中国醤油で煮込んだ料理です。
マレーシアがまだ英国の植民地であった頃、中国本土よりやってきた中国人(福建人)が故郷の料理に習って作り出したのが発祥といわれています。
この独特の風味、やみつきになりますちゃね!
やみだけに。
シンガポール遠征2019で飲み損ねた名物ですが、リベンジできた感じ。
「チャークエティヤオ」
ペナン島風焼ききしめん
嗚呼、ペナン島にも行きたいなー!!
きしめん、ぐいーーーん!!
マレーシアの定番料理。
ペナン島が発祥の地とされている、醤油味がベースの焼ききしめんです。
ぜったいうまいやつーー。
探偵の食卓。
いろんなものを、食い散らかす幸福感よ。
「ロティ ココナッツ in チーズ」
〆のスヰーツ活動は、ロティ!!
私はいつだってロティ派なんです!!
いわゆるデザートロティですちゃね。
アイスの冷たさと、ロティのアツアツ&サクサク&モチモチが、口腔内でミキシング!
どれだけでも食べられそうな美味さでした。
以上、
オーナーの陳さんも、シェフの男性も、とてもにこやかで、話しやすい方でした。
女性向けなのか、ボリュームがもうちょっとあれば最高かな!
(あっ、でもそれだといろいろ食べられないからこれでいいのか)
何を食べても美味しかったです!
***
ラサ・サヤン 本店 (東南アジア料理(その他) / まつもと町屋駅、西別院駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
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