獸木野生がプロデューサーをやって撮影進行中の自主制作映画
AppleEye
ところでプロデューサーって一体なにをするのか?
一般的にはどうか知らないけど、AppleEyeでは
何でもする
のがプロデューサー。
ハリウッド映画のエンドタイトルとか見ると、一体何人いるか数える気にもならないくらい大勢の名前が延々とクレジットされるけど、何しろ自主制作だから、出演や撮影全般やメイクアップ、その他もろもろを除いてこれを大体全部ひとりでやる収支の合わない計算になる。
そもそもできんのそんなこと?
と、お思いでしょうが、実は漫画は超大作でもひとりで全部作るので、まあ慣れてると言えば慣れてる。
さらにPALMとかだと、ほんとにひとりで一生かけてやるけど、映画は何より役者さんや監督やカメラマン(彼も兼任)やメイクさんがみんな全身全霊で取り組んでくれるから、みんなでやってる感が強いし、そもそもAppleEyeは長さ的にPALMの千分の一くらい?のサイズなので獸木的にはまだお気楽なのである。
そんなわけでAppleEyeではコスチュームや小道具なども獸木野生がコーディネートするんだけど、その中でも肝心なのが、そう
ロケ地
だね。
待ってよ、ロケ地とか漫画家に関係ないじゃんとお思いかもだが、漫画も各シーンごとにちゃんと場所を設定して、海外にまで行って写真撮って使ったり.....
ニューヨークロケの写真
と、それを使ったシーン
よく出る室内シーンはこのように細かくインテリアをデザインして描くので、実はやることはとても似てるんだ。
*おなじみオーガス家の見取り図
と、言いつつ自主制作映画では、予算上ニューヨークでロケなんかできないことは明白だったので、シナリオの段階からちゃっかり使えそうな場所を背景に書いており
まず主人公のオフィスはいつも獸木が漫画書いてるスタジオ!
めっちゃ自分ちじゃーん
ちなみにスタジオの付属品?JBは専業ニートなので映画には登場しません
そしてこれはカフェのシーンの候補地。
実はAIDのイベントなどでいつもお世話になってるヴィーガンカフェだ。
そしてこちらはなんと、あのAIDコラボレーターでおなじみ書道家中山雅心のお母さんのお宅。
主人公のおうちの外観や玄関部分として使わせていただけることになった。
ママ、ありがとうございます!❤️😃
さらにこのお宅の周りの田んぼエリアでは、ランニングシーンの撮影もさせていただいた。
走るシーンってなかなか撮影大変なので、そのうち詳しく紹介するね。
映画には直接出てこないが、雅心ママのお宅にはママの台湾ベジタリアンレストランも併設されていて
*レストラン入り口のディスプレイ
獸木が滞在させていただいていた時はストーブで焼くヴィーガンピザも供されていた。
ママのお友達のアンナさんが作ってくれてました。
ピザの看板描いてる中山雅心
獸木もピザの絵の部分手伝って看板完成!
アンナさんの天然酵母パンも絶品!
今の場所に移転する前はAIDのお食事イベントでも使わせていただいたくらいなので、折り紙付きのすごくヘルシーで美味しいレストランだよ。
ママの畑で採れた野菜もふんだんに使われてます
撮影後こちらでお食事させていただいたAppleEyeチーム
しかもお店のおごりでした。
ありがとうございます😭🙏❤️
美味しいヴィーガンピザや台湾素食をいただきながら、しみじみとジェレミー曰く
「このレストランも、映画できたらAppleEyeの聖地になってファンが巡礼に訪れるんだろうなー」
疲れてたこともあって、獸木は一瞬
何言ってんの?
と、聞き流しそうになったが、この能天気なポジティブ思考こそがジェレミーを映画の主役にまで押し上げたんだね。
素晴らしいぞ、ジェレミー
そんなわけで、ぜひ巡礼に訪れてください
もし
映画が完成したら......
そして帰りの電車で撃沈するジェレミー
スター(仮)はたいへんだね😄