今から6年ほど前のお話です。

私、壁のせいで怪我をしたことがあります。

 

起きたばかりでぼけ~っとしていたのもありますが、

愛犬が私の真下にいることに気付かず、


瞬間、愛犬を踏んでしまう!!と思い、避けようとした時に


バランスくずして頭から壁のコーナーに激突
ぶつかった頭がとにかく痛すぎで数分うずくまりました。

 



すると・・・

耳に液体が流れるのを感じ・・・

 

「あ~頭から血がでてしまったか~。病院行かなきゃだめかも~」

 

洗面所でどこから血がでてるのか確認したいものの、ぶつけた衝撃で頭がものすごく痛く、しかも恐怖で確認する勇気もなく2階へゆっくりあがる。そして娘の部屋へ~

 

私、かぼそい声で

「ね~〇〇(娘の名前)ママ、さっき頭壁に思いっきりぶつけたんだけど、頭どうにかなっている~~?」

娘、寝ぼけながら

「あ~もう起きる時間なの?わかった~」


「いや、起きるにはちょっと早いんだけどぶつけた頭みてくれる?」


「ん?どうしたの?えっと?」
「えええええええええ!!!!!!」

「耳が切れて血が流れてるよ!」

「おお、一気に目が覚めた。ちょっと、ちょっと、ぎゃはははは。これは面白い、写真は撮るべきよ、ママ」


耳の上あたりが切れてました。グロくてすみません、汗

「え?耳なの?頭じゃなくて?」

「頭が痛いから、頭から血がでてると思ったよぉぉ。写真とかいいから、痛いからすぐ病院行くぅぅぅぅぅぅぅぅ。」うなる、私。ちょっとの隙に写真をとる娘(うちの娘、ちょっと変わったところがあって・・・汗)


「運転できる?救急車よぼうか?」

「いや、痛み減ったから運転してPindara(救急がある病院)行ける」

小さかった息子

「大丈夫?ママ~ぁ(心配顔)」


病院到着
救急外来の受付の女性に耳をみせると数分だけ待たされました。私立病院の救急はいつ行ってもすいているのですぐ見てもらえます。「高い」とは知りつつも、めったにない緊急事態のときは仕方ありません。こういう時のための普段からの節約です。

数分待っている間


「ママの耳まるまってきてるよ、くるりんぱぁだ。自然に修復しようとする人間の力はすごいね」
どこで覚える、そういう日本語(汗)


「はっ?そうなの?」

「くるりんぱ」を知らない間にまた写真とってくれた娘(苦笑)

そして看護師さんが治療室までご案内~

看護師さん・・・
「ピアスでそうなったの?」

 


「いえ、壁のコーナーに思いっきりぶつかっただけなんですぅ」

看護師さん・・・今でも覚えている!!
「本当に?!ほ~」
絶対に笑いをこらえていた


治療室で救急担当の医師現れる、そして患者ゼロだったので暇だったのか、ほかの2人の看護師さんも私の耳を見はじめる。
「へ~壁でこうなったの?」
看護師、3人とも親切でやさしく対応しながらもちょっと笑ってしまってる。

この耳切りを実際見て、原因が壁だとわかると笑っちゃうのね~

医師はさすがに笑わなかった。
でも
「僕は何十年も医者やってるけど、耳のこの場所を縫うのは生まれて初めてだよ」
と言われた(汗)

娘いわく・・・
「先生、時間がたつにつれて切れたところが丸まってくるから、2つがずれないように縫うのに結構神経つかってたよ。」

 

こうして治療終了。


どのくらい時間かかったのか覚えてませんが(長くはなかったです)
きれいに、ずれもなく、きちんとくっつきましたが、今でもよくみると傷跡(1.5㎝ほど)わかります。
 

みなさん、壁には要注意です!(私だけ、笑)
でもネットで同じような境遇の人探そうとしましたが、当時は見つかりませんでした。
「世界仰天ニュースの身近な危険スペシャル系?!」のようなコーナーにちょこっと紹介されそうな珍事件だったような気もします(苦笑)

 

因みに、当時主人は仕事で海外でしたので、子供たちと一緒に病院に行き、遅れて学校に行かせました。
今では我が家では笑い話なので内容はグロいですが「いいね」おしてくださいね☆