このブログはサイクリングガイドっぽい記事がテーマなんだから、私の読書レビューなんて自己満足なんだけど、当月の振り返りが習慣化してきているので、もうしばらく継続したいと思う。

 

備忘録

新型コロナウィルス感染症まん延防止策の終了とも言える『マスク着用の個人判断』が3月13日から開始された。

3年間マスクをして過ごしてきた中高生の卒業式のニュースが伝えられる。

私の3年間は、在宅勤務の1年間と闘病生活の2年間って記憶だけど、人生において大きく影響した人もいるだろう。

 

 

  3月の雑読 

 

 

 

■舟を編む 三浦しをん  2011年発行

2013年に映画化 監督:石井裕也、出演:松田龍平、宮崎あおい

2016年にアニメ化。

百科事典を発行する事は、言葉を一つ一つ編んでいく様な作業だ。

私はお米を一粒一粒磨く様な仕事ってイメージを持った。

 

抜擢された彼と関わる登場人物の目線でのストーリー展開。

読了して、思いついたのは『コツコツ』って言葉。

簡単に『コツコツと真面目に・・・』なんて軽々しく言ってはいけないのだ。彼ほどマジメな人はいない。

表紙の裏を見て、アニメも見たくなった。

 

■明るい夜に出かけて 佐藤多佳子  2016年発行

コンビニの深夜シフトでバイトするトミヤマ。

物語はずっと彼の頭の中の言葉で綴られる。

削られる、喰われる、落ちる、キレる、リアル、実況、ディスる、イミフ、メンヘラ、伝染る、ペラい・・・

若者言葉がテンポよく飛び出す。ああ、コレが今の思考のリズムなのか。

 

作者の佐藤多佳子さんって若い人なのかと思ったら、意外と年齢を重ねておられて驚く。言葉を捕まえるキャッチ能力が高いんだろうな。

第30回山本周五郎賞受賞作品。

 

 

 

 

  3月のVOD

 

 

 

■動乱 1980年11月公開

監督は、日本沈没や八甲田山の森谷司朗

出演:高倉健、吉永小百合、桜田淳子、永島敏行

 

昭和初期の二・二五事件発生までの青年将校とその妻の物語。

『男の覚悟、女の一途』の行動に涙してしまう。仕上がった着物のしつけ糸を切るシーンは秀逸だ。

高倉健さん49歳、吉永小百合さん35歳の作品。イイに決まってる。

 

 

 

■東京喰種 トーキョーグール  2017年7月公開

監督:萩原健太郎、出演:窪田正孝、清水富美加、鈴木伸之、蒼井優

週間ヤングジャンプ連載の漫画。原作は石田スイ。

 

食物連鎖の頂点に立つ『人間』。しかし、人間しか食べれない種族がいたとしたら?

喰種は生きる為に人間を食べる。人間が生きる為に動物を食べる様に。

それは、人間にとっては脅威だが、喰種にとっては自然の法則なのだ。

原作はもっと深いんだろうな。

 

 

 

■引っ越し大名! 2019年8月公開

監督:犬堂一心  出演:星野源、高畑充希、高橋一生、濱田岳、及川光博、松重豊

 

七回も国替えをさせられ、引っ越し大名とあだ名された実在の大名松平直矩(なおのり)をモチーフにした土橋章宏の小説を映画化。

 

姫路藩15万石から日田藩7万石への国替えが決まった。

労力も予算も全く足らない財政状況。おまけに減封の二重苦に立たされる。

書庫番から引越奉行に大抜擢された、片桐春之助・・・いったいどうする?

 

私も会社員時代には11回の引っ越しを経験した。

3月末のこの時期に観るには気分的にピッタリの一本。

 

  全国旅行支援第二弾

 

1月から3月末までの全国旅行支援第二弾。

2022年12月末までの第一弾より宿泊代の割引は小さいけど、旅行支援の追い風にはなってると思う。

 

淡路島に1泊旅行してきた。

宿泊代1万5000円は20%の割引率で3000円引き。

兵庫県内で使える紙のクーポン券が、土日利用の時は1000円分付いてくるので、実質1万1000円になったと考えるとお得感はあるよね。

 

ひょうご旅クーポンは、道の駅や高速道路のSAでも使えたので、旅行客の多くはお土産代に回すだろう。

観光客の利用が多いエリアでは、狙い通りの経済効果なんじゃないかな。

 

淡路島の南端にある『道の駅うずしお』は現在工事閉鎖中。

道の駅スタンプは、うずの丘大鳴門橋記念館にある。

大鳴門橋を眺める景色がいい。

あの大鳴門橋に自転車道を通す計画がある。

 

兵庫県と徳島県の合同事業のセトイチ構想として、2028年に大鳴門橋に自転車道を整備するんだって。

兵庫県、岡山県、広島県、愛媛県、香川県、徳島県の6県にまたがるセトイチは総距離500キロのルートになるそうだ。

 

 

 

滋賀県の全国旅行支援も使ってみた。

 

 

滋賀県は地域クーポンの上乗せがあって、平日の利用ならクーポンは2000円+2000円で計4000円貰える。

ビジネスホテル5500円の20%割引が1100円と、クーポンの利用で割引額5100円なら実質400円の宿泊費って事だ。

 

しかし、滋賀県の地域クーポンは「regionPAY」なので、使えるお店は飲食店が多く、お酒を飲まない私にとってはお得感は薄かったな。

地元の飲食店はいいだろうが、お土産の購入に使えないので、観光客に優しいとは言いにくいと思う。

 

 

宿泊した大津市内で銭湯を見つけた。

足を延ばして湯船に浸かるのも、旅の楽しみだ。

 

2023年4月以降も、宿泊代の割引率20%と休日のクーポン1000円分配布の旅行支援は延長する県もある様だ。

利用する人は増えるだろうな。

観光地では目に見えて外国人が増えているし、春の陽気や例年より早い桜の開花宣言で開放的なムードが、コロナを過去の物だった気にさせてるしな。

 

 

 

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