皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
前回、(私の考えでは)
カウンセラーとはスランプに陥った選手に対して、
そこから脱する適格なヒントをお伝えできる”コーチ”
みたいなものだと思っているとお書きしました。
それでは、
カウンセリングでどうやってそれが可能になる
のでしょうか?
その辺りを架空の野球選手「大谷イチロー」さん
のスランプ脱出と照らし合わせて、
お書きしてゆきたいと思います。
(※注:同じ心理士・心理師の有資格者であっても、
流派・技法・考え方・技量・人格は様々です。
ですからあくまでも私個人のカウンセリング
に沿ってお書きしたいと思います)
(私の)カウンセリングの流れをざっくり申しますと、
まず、クライアントさんの
「目標(どうなれば良いか?)」に沿って、
それを妨げる”問題”をお聴きします。
例えば
「会社へ行ける様になりたい(目標)けど、
朝起きると気分が落ち込んで
行く事ができない(問題)」
◎大谷イチロー選手の例:
「ヒットを打ちたい(目標)けど、
もう何試合も打てていない(問題)」
この目標設定(とそれを妨げる問題)について
注意しないと行けない事は、
ヒアリングと質問を重ねて、
「その目標が果たしてその人の幸せに
繋がるものなのか?」
をよく検討する事だと思います。
上の例で言うと、
実は会社の上司からモラハラを受けていて、
それが辛くて気分が落ち込んでいたとすれば、
会社に行く事を目標にすれば、
益々辛くなるでしょうし、
行けない自分をも益々責めてしまう
かも知れません。
もしそうであれば、
クライアントさんと話し合って、
目標設定を見直すでしょう。
例えば目標の例としては
「モラハラへの対応策を見出す」
(例:もっと上の上司に相談する、
”NO”と言える勇気が持てる様になる、
異動願いを出す、等
⇒この場合の”問題”は
対応策を採る勇気が持てず
意思表示ができていない所)
※この「目標」と「問題」は、
次回からお書きする「見立て」によって
変化する事もありますので、
その辺りの柔軟さも必要だと思います
<次回へ続く>
それでは今日も良い変化を
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