何故5月病になるのか? | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 

 

<前回からの続き>



今回は「五月病」に襲われてしまう原因

を私なりの考えに基づいてお書きしたいと思います。



<五月病になる原因>



(持って生まれて)刺激(特に不快刺激)に敏感


→環境の変化は、

「人間関係やその場のルール、仕事・勉強等

   一からその場所・環境に適応しないといけない」

  訳ですから、
 誰にとっても強い”刺激”が加わる筈です。


 そんな中でも特に不快刺激に対して敏感な人
 「人とうまくやっていけるのだろうか?」
 とか
 「この場所で居場所を作れるのだろうか?」
 とか
 「自分はここで仕事や勉強で結果を残せる

      のだろうか?」
 等の不安も人一倍強く感じるだろうと思われます。


 ※刺激に対してそこまで敏感ではない人でも、
  その人の許容量を上回る様な不快刺激に

      遭遇した場合も同様です

 そんな中でも初めの頃は、

   その不安・恐怖といった不快刺激に対して、
 防衛反応によって「頑張るしかない」

   アドレナリンを分泌し、その不安・恐怖
 と”戦って”その”戦い”をコルチゾールが維持

   してくれて何とか最初の1か月?を乗り切る

   訳です。


 ところがこのコルチゾールは”ストレスホルモン”

   とも言われ、長期間に渡って分泌されると

   心身にダメージをきたしてきます。


 ※譬えて言うと、苦痛に打ち勝ちながら

     マラソンを走っている人の状態です


その後に長期休暇がある事


→そんなストレスフルな状況を乗り越えた後に、

  GWという休息が与えられます。


 そうするとコルチゾールの分泌が止まり、

  心身の傷の修復の為に、

  セロトニン(休息・安心・穏やかさ)や

  ドーパミン(楽しさ・ワクワク)を求める
 行動を連休中に採るのが普通だと思います。


 そしてそれらは自分にとっては”快”の刺激

   で有るはずですから、
 見事、不快刺激から「逃がれて」

   快刺激に移行できる訳です。


 ※これもマラソンに譬えると、

      走り続ける苦しさから逃れて
  足を停めて一息ついてる状態です


その後にまた不快刺激との闘争が待っている事


刺激に対して敏感な人が一度「不快刺激」から逃れ

「快刺激」を味わうと、


 もう一度「不快刺激の真っただ中に戻ってゆく時に、
 そこに不快刺激を上回る様な快刺激が無いとすれば、
 連休中に学習した?「逃げる」という防衛反応が

   生じるのも当然だと思います。


 そしてこの「逃げる」という防衛反応は、同時に

 「休息・安心」や「楽しさ・ワクワク」といった

  セロトニンやドーパミンを求める「希求反応」

   でもあると言えるでしょう。

 ※マラソンでも一旦足を停めて休んでしまうと、

      また走り出す事が却って大変になると思います。
  まして、ゴールには「不快の権化」である

      鬼コーチが待ってるけど

      休憩所には「快を与えてくれる」優しい恋人

      が居てくれるのなら、尚更だと思います。
  
   

だとすれば、

どうすれば五月病から脱出する事ができる

のでしょうか?

そのヒントを次回、お書きしたいと思います。


<次回へ続く>

 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


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